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{第九十一話} GOSッス!
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壁のモニターに帝都上空の映像が映し出された。
上空からのアングルからして、UAVで撮影した映像だろう。
「こちらの映像は昨晩の映像になります。赤い矢印で示した人物が京一様です」
上空からの映像がズームされ、赤い矢印が頭に刺さった男性が歩いている。
これがネラの話しからして、おじさんらしい。
映像を見ているが、おじさんは帝都の大通りをひとりで歩いているだけで、特に変わった様子はない。
しばらくすると、おじさんは待ち合わせしていたと思われる女性と一緒街中を歩き建物の中へ入っていた。
中へ入ったと思った次の瞬間、おじさんが入っていった建物が跡形も無く吹き飛んだ。
「映像は以上になります。この場所や付近をミニメイドを百人単位で動因し探索しましたが、死体はおろかまったくと言って何も見つかりませんでした。京一様と一緒に居た女性の身元は判明しています。京一様が魔王討伐した時にパーティーを一緒に組んでいた一人です。この女性の安否も現在不明です」
ネラの話し聞いたうえで、今回の現場へむかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
移動に少々時間が掛かったが、なんとか現場に到着した。
辺りは消火に使ったと思われる水で水浸しになっており、木が燃えてこげた臭いが漂っていた。
現場にはドラマ等でよく見る「KEEP OUT」と書かれた黄色いテープで囲われている。
そんな黄色いテープの中や周りには服装的に警察官や消防隊の人間と思われる人達が立っていた。
テープを持ち上げ下を潜ってネラの後につづき中へ入った。
専門家なら「生存は絶望的」とワイドショーなどで言っている事が容易に想像できるほど、何も残っていない。
この建物は何の建物だったのか、店舗だったのか民家だったのか、この焼け跡からは何も分からない。
周りに立っている警察官や消防士の制服の肩には、左肩にそれぞれ組織のマークが書かれたワッペンが付いていた。
これはそれぞれ、現世の警察や消防の物を参考に作られたもので、現世の人間はこのマークを見れば「警察と消防かな?」程度には理解できるだろう。
そして右肩には貴族のマークが書かれたワッペンが付いている。
この貴族のマークはおじさんの貴族の物で、警察と消防はおじさんの管轄に含まれるらしい。
おじさんがこの国の行政に関わりすぎていて、だんだん怖くなってきた。
結局現場を見に行ったが、警察や消防がおじさんの管轄だって事が判明した位で、何も進展は無い。
気づけば、日が暮れ始めていた。
ネラはこの事故現場の処理があるらしく、一人で家に帰る事になった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
街中を歩いていると、薄暗い路地から伸びた手を引かれ、路地に連れ込まれた。
「おっと?!どちら様でしょうか?」
オレの手を引き、路地に引き込んだのは初めて見る初対面の女性だった。
初対面なはずなのだが、何処かで見たことがある気がする。
その女性の腕や足には擦り傷がいくつかあり、息切れしている所から何かから逃げている可能性が高い。
女性は小さいアタッシュケースを持っており、それをオレは渡された。
「これはあなたがもつ事に意味があるの、あなたのために作られたのだから。絶対に使い方を間違えないで、そしてこれがあなた以外の誰かの手に渡る事があったとすれば、この世界の終わりを意味する事も覚えておいて」
そう言い、オレに渡すと路地の奥に走っていた。
「あ、居たぞ!」
そんな彼女を怪しい三人組が追いかけていった。
路地の暗さと、女性の影に隠れていたお陰かオレの存在には気づかなかったようだ。
オレは取り合えず、ケースを持って自宅へ急いだ。
「ん?あれは...」
三人組みのリーダらしき男が、振り返りケースを片手に走っていくオレを見かけた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ただいまー」
自室に返ると、さっそくアタッシュケースを開封することにした。
「とりあえず、あけない事には何もならないからな。開けるか」
「あいつ、ケースを開けるみたいッス」
庭に植えられた木を上り、二階であるオレの部屋を双眼鏡で覗く三人組がいた。
その三人組は先ほどの三人組だ。
「あのケースをむやみに開けると、呪い魔法が掛かるからな。そしたら乗り込むぞ」
「はい!」「はいッス!」
ケースを開けると中にはGOSが入っていた。
GOSをケースから取り出し、腕につけると機械的な女性の声でしゃべり出した。
「あれ?呪いはかかってないみたいッスけど...中身は一体なんなんッスか?」
「俺も良く知らない」
一方オレは外で騒いでいる三人組のことなど知る由も無く、GOSの声を聞いていた。
「ユーザー認証を開始します、ユーザー確認中...旧バージョンにユーザーデータを発見しました。旧ユーザーデータを最新バージョンにアップデートし、適応させます。しばらくお持ちください。アップデートが完了しました、ユーザーを登録します」
光っていたGOSは登録が終わると光りは消え、オレの肌と同じ色に変わり、肌と一体化した。
「何であの人はこれを持ってったんだ?」
「取り合えず乗り込むぞ!」
「はい!」「了解ッス!」
怪しい三人組は木から飛び降りると、地面に出した魔法陣を踏み高く飛びはね、窓ガラスを割り室内に乗り込んできた。
「え?!は!?」
突然部屋に入って来た三人組みに驚きつつ、GOSで作った剣を構えた。
「お前ら行くぞ!あの魔道具を奪い返すんだ!」
「はい!」「ッス!」
連携して攻め込んでくる三人組の攻撃をかわし、細く身長の高い男一人を切りつけた。
切りつけると、切りつけた男の体から白いアーマーのようなものが実体化し、ガラスが割れる音と同じ音を立てて砕け散った。
「や、やられた?!」
「一撃でアーマーを?!」
「なにしてるんだ!」
アーマーが割れると、男が持っていた剣も砕けて消えた。
「私は先に失礼します!」
アーマーを割られた細く身長の高い男は割って入ってきた窓から外へ逃げていった。
「あと二人!」
剣を二刀流に構え直し、二人に向けた。
「オレはそこらへんの雑魚と一緒にするんじゃねぇ!」
「コイツ強いッス!」
「魔道具の性能に頼ってるだけだ!同時に責めるぞ!」
正面から同時に突っ込んでくる二人とすれ違い座間に左右それぞれの剣で二人を叩切った。
「強すぎるッス...全滅...」
「うるせえ、分かってるわ!」
背を向けて逃げようとする二人組みを引きとめた。
「まだ名前を聞いてないぞ!」
「普通は自分から名乗る物じゃなかのか?」
たしかにそうだ、オレとしたことが。
「菊田昌だ、そっちは」
「撤退する!」
そう言うと、小太りな男と語尾が「ッス」な小柄な少年のような少女は部屋から逃げていった。
「お、おい!」
あまりにも違和感無く逃げていったため、一瞬反応が遅れてしまった。
三人とも仮面をつけていたため素顔は分からなかったが、性別と言った最低限の情報は分かった。
一段落してため息をつき、辺りを見回すと部屋の中が大きく荒れていることに気づいた。
フローリングは土足で踏み荒らされたせいで、土や砂まみれになっており、ソファーは剣で切りつけたのか、中の詰め物がはみ出ていた。
「どうしよう...」
上空からのアングルからして、UAVで撮影した映像だろう。
「こちらの映像は昨晩の映像になります。赤い矢印で示した人物が京一様です」
上空からの映像がズームされ、赤い矢印が頭に刺さった男性が歩いている。
これがネラの話しからして、おじさんらしい。
映像を見ているが、おじさんは帝都の大通りをひとりで歩いているだけで、特に変わった様子はない。
しばらくすると、おじさんは待ち合わせしていたと思われる女性と一緒街中を歩き建物の中へ入っていた。
中へ入ったと思った次の瞬間、おじさんが入っていった建物が跡形も無く吹き飛んだ。
「映像は以上になります。この場所や付近をミニメイドを百人単位で動因し探索しましたが、死体はおろかまったくと言って何も見つかりませんでした。京一様と一緒に居た女性の身元は判明しています。京一様が魔王討伐した時にパーティーを一緒に組んでいた一人です。この女性の安否も現在不明です」
ネラの話し聞いたうえで、今回の現場へむかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
移動に少々時間が掛かったが、なんとか現場に到着した。
辺りは消火に使ったと思われる水で水浸しになっており、木が燃えてこげた臭いが漂っていた。
現場にはドラマ等でよく見る「KEEP OUT」と書かれた黄色いテープで囲われている。
そんな黄色いテープの中や周りには服装的に警察官や消防隊の人間と思われる人達が立っていた。
テープを持ち上げ下を潜ってネラの後につづき中へ入った。
専門家なら「生存は絶望的」とワイドショーなどで言っている事が容易に想像できるほど、何も残っていない。
この建物は何の建物だったのか、店舗だったのか民家だったのか、この焼け跡からは何も分からない。
周りに立っている警察官や消防士の制服の肩には、左肩にそれぞれ組織のマークが書かれたワッペンが付いていた。
これはそれぞれ、現世の警察や消防の物を参考に作られたもので、現世の人間はこのマークを見れば「警察と消防かな?」程度には理解できるだろう。
そして右肩には貴族のマークが書かれたワッペンが付いている。
この貴族のマークはおじさんの貴族の物で、警察と消防はおじさんの管轄に含まれるらしい。
おじさんがこの国の行政に関わりすぎていて、だんだん怖くなってきた。
結局現場を見に行ったが、警察や消防がおじさんの管轄だって事が判明した位で、何も進展は無い。
気づけば、日が暮れ始めていた。
ネラはこの事故現場の処理があるらしく、一人で家に帰る事になった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
街中を歩いていると、薄暗い路地から伸びた手を引かれ、路地に連れ込まれた。
「おっと?!どちら様でしょうか?」
オレの手を引き、路地に引き込んだのは初めて見る初対面の女性だった。
初対面なはずなのだが、何処かで見たことがある気がする。
その女性の腕や足には擦り傷がいくつかあり、息切れしている所から何かから逃げている可能性が高い。
女性は小さいアタッシュケースを持っており、それをオレは渡された。
「これはあなたがもつ事に意味があるの、あなたのために作られたのだから。絶対に使い方を間違えないで、そしてこれがあなた以外の誰かの手に渡る事があったとすれば、この世界の終わりを意味する事も覚えておいて」
そう言い、オレに渡すと路地の奥に走っていた。
「あ、居たぞ!」
そんな彼女を怪しい三人組が追いかけていった。
路地の暗さと、女性の影に隠れていたお陰かオレの存在には気づかなかったようだ。
オレは取り合えず、ケースを持って自宅へ急いだ。
「ん?あれは...」
三人組みのリーダらしき男が、振り返りケースを片手に走っていくオレを見かけた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ただいまー」
自室に返ると、さっそくアタッシュケースを開封することにした。
「とりあえず、あけない事には何もならないからな。開けるか」
「あいつ、ケースを開けるみたいッス」
庭に植えられた木を上り、二階であるオレの部屋を双眼鏡で覗く三人組がいた。
その三人組は先ほどの三人組だ。
「あのケースをむやみに開けると、呪い魔法が掛かるからな。そしたら乗り込むぞ」
「はい!」「はいッス!」
ケースを開けると中にはGOSが入っていた。
GOSをケースから取り出し、腕につけると機械的な女性の声でしゃべり出した。
「あれ?呪いはかかってないみたいッスけど...中身は一体なんなんッスか?」
「俺も良く知らない」
一方オレは外で騒いでいる三人組のことなど知る由も無く、GOSの声を聞いていた。
「ユーザー認証を開始します、ユーザー確認中...旧バージョンにユーザーデータを発見しました。旧ユーザーデータを最新バージョンにアップデートし、適応させます。しばらくお持ちください。アップデートが完了しました、ユーザーを登録します」
光っていたGOSは登録が終わると光りは消え、オレの肌と同じ色に変わり、肌と一体化した。
「何であの人はこれを持ってったんだ?」
「取り合えず乗り込むぞ!」
「はい!」「了解ッス!」
怪しい三人組は木から飛び降りると、地面に出した魔法陣を踏み高く飛びはね、窓ガラスを割り室内に乗り込んできた。
「え?!は!?」
突然部屋に入って来た三人組みに驚きつつ、GOSで作った剣を構えた。
「お前ら行くぞ!あの魔道具を奪い返すんだ!」
「はい!」「ッス!」
連携して攻め込んでくる三人組の攻撃をかわし、細く身長の高い男一人を切りつけた。
切りつけると、切りつけた男の体から白いアーマーのようなものが実体化し、ガラスが割れる音と同じ音を立てて砕け散った。
「や、やられた?!」
「一撃でアーマーを?!」
「なにしてるんだ!」
アーマーが割れると、男が持っていた剣も砕けて消えた。
「私は先に失礼します!」
アーマーを割られた細く身長の高い男は割って入ってきた窓から外へ逃げていった。
「あと二人!」
剣を二刀流に構え直し、二人に向けた。
「オレはそこらへんの雑魚と一緒にするんじゃねぇ!」
「コイツ強いッス!」
「魔道具の性能に頼ってるだけだ!同時に責めるぞ!」
正面から同時に突っ込んでくる二人とすれ違い座間に左右それぞれの剣で二人を叩切った。
「強すぎるッス...全滅...」
「うるせえ、分かってるわ!」
背を向けて逃げようとする二人組みを引きとめた。
「まだ名前を聞いてないぞ!」
「普通は自分から名乗る物じゃなかのか?」
たしかにそうだ、オレとしたことが。
「菊田昌だ、そっちは」
「撤退する!」
そう言うと、小太りな男と語尾が「ッス」な小柄な少年のような少女は部屋から逃げていった。
「お、おい!」
あまりにも違和感無く逃げていったため、一瞬反応が遅れてしまった。
三人とも仮面をつけていたため素顔は分からなかったが、性別と言った最低限の情報は分かった。
一段落してため息をつき、辺りを見回すと部屋の中が大きく荒れていることに気づいた。
フローリングは土足で踏み荒らされたせいで、土や砂まみれになっており、ソファーは剣で切りつけたのか、中の詰め物がはみ出ていた。
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