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{第七十六話} 恐怖心
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この状況はかなりヤバい。
異世界に来てから初めて身の危険を感じている。
今はと寄れるネラもおじさんもこの場には居ない。
つまり、この状況をオレ一人で解決しなければならない。
さすがのミノタウロスもバカでは無いらしく、壊せないと分かったからか、特に何もしてこなくなった。
オレ達の目の前に立ってオレ達を睨みつけている事に変わりないが。
このままでは、時間稼ぎにしかならずこの状況は変わらないだろう。
どうしたものか、銃を使えば簡単にミノタウロスを倒せるかも知れないが、姫様の目の前で銃を使うのはいかがなものかと、さすがにマズイだろう。
ジャケット内の脇下のホルスターに刺さったM1911を見た。
銃を二丁持てるようにダブルショルダーホルスターをクリエイトで出して使っているのはいいが、銃はM1911の一丁しかもって居ないからあまり意味が無いな。
この状況下でこういった事を考えていられる自分に自分が一番驚いている。
このまま時間稼ぎをしていても意味が無いと分かっては居るが、現に時間稼ぎになっている。
ここが、ダンジョンの入り口から地下三階への階段までの道に含まれているなら他の冒険者が通るかもしれないが、ここはそんな道とは完全にかけ離れた場所だ。
しかもここは地下ダンジョンの第一階層だから、普通の冒険者ならただの通り道に過ぎない。
こんな階段から離れた場所までわざわざ探索するならもっと深くまで潜ったほうが稼げるだろう。
よくよく考えたら、一階層からミノタウロスが出てくるって、このダンジョンレベル高すぎるだろ。
ミノタウロスって言ったらよくボスとかで出てくるキャラだよな、そうでなくても結構深くまで潜らないと出てこないだろう。
こういった状況で敵に立ち向かわずに亀みたいにGOSの中で閉じこもってる。
完全にチキンである。
「おいおい、ミノタウロスかよ。お前もなかなかついてるな」
なにやら聞き慣れた声がすると思い振り向くと、おじさんがGOSで作ったと思われる剣を片手にカッコつけて立ていた。
「おじさん?何故ここに?」
「彼女が教えてくれたんだ」
おじさんの肩の上にはミニメイドが座っていた。
「私が京一様を呼んでくるように頼みました」
そういう事か、今回はミイに助けられたな。
本当にこの世界に来てからオレは何もしてないじゃん。
「どうする?俺が倒すのは簡単だろう、秒殺の皇帝だからな。しかし、お前が倒した方がいいよな、こないだの森での一件でもシュウにやってもらっただろう。ミノタウロスぐらい、一人で倒せるようにならないとこの先、異世界でやっていけないぞ?」
おじさんが珍しく、真面目な顔と口調で言った。
「そろそろオレも自分一人で出来るようにならなきゃってことだよな」
「ああ、異世界での義務教育もそろそろ卒業しないとな」
卒業か、義務教育位は最低でも卒業しないとな。
教育と言う教育は受けてない気もするが...
もしもそこで学べない事があったとすれば、自分から学びに行けばいいだろう。近くに先生にふさわしい人間が数人居るからな。その数人はオレの質問に嫌がる素振りも見せずに、もしかしたら喜んで教えてくれるかもしれない。若干一名先生と呼ぶには癪に障るような気がするが。
「ちょっと、ミノタウロス狩ってくる」
GOSで作り出した剣を握り締め、構えた。
「おう、言って来い。姫様の護衛は任せろ。この、GOSのシールドは消していいぞ、俺が変わりに出すから」
オレがドーム状に出したGOSのシールドの中に、ミノタウロス側に居るオレ以外を覆ったドーム状のシールドが現れた。
これで、オレがGOSのシールドを消したら、オレだけがミノタウロスの前にノーガードで放り出される事になる。
おじさんも中々酷な事をさせる、自分で安全地帯から出て敵に立ち向かわせるなんて。
それくらい出来ないと、って話しだろう。
とは言ったものの、足がすくむみ怖い事に変わりないし、オレの足の振るえは止まる気配が無い。
戦っても無いどころか、シールドの中から出てすら居ないのに息が上がっている。
そんな俺を見かねたのか、後ろからおじさんがいつもの様に。
「安心しろ!危なくなったら、二刀流に切り替えスキルを発動させて「早く、もっと早く!」と叫べばミノタウロスなんて倒せるから!」
「何処のビーターだよw」
おじさんがそれを狙ってこの状況で冗談を言ったのかは分からないが、オレの緊張と恐怖を和らげたのは事実で、なんだか倒せる気がしてきた。
GOSのシールドを消し、ミノタウロスに剣を片手に突っ込む。
ミノタウロスも大剣を振り上げた。
とりあえず、ミノタウロスが振り下ろした大剣を受け流したがまともに受けてたら、防ぎきれたかどうか。
自身の身長ほどある剣を威力もさることながら、剣速がとても早い。
受け流すのも一苦労で、連続で来たら対処しきれない。
幸いに、ミノタウロスは図体が大きく、武器も大剣を使っているので連続で攻撃は出来ないようで、一撃一撃の威力は高いが、次の攻撃が来るまでのスパンが長い。
「いいか、昌!どんな攻撃も当たらなければどうということはない!」
こんな状況でもおじさんはおじさんで、この状況を楽しんでいるようにも見える。
当たらなければ、当たらなければねぇ。
この前、おじさんがオレと戦った時に使っていたアレを使ってみようか。
足元にGOSで板を出して、その板を蹴ってミノタウロスの後ろに飛ぶ、そしてミノタウロスが振り向く前に、また後ろで板を出し蹴って今度は左に飛ぶ。
一回蹴って飛んだ板は消し、再度同じ場所には出現させない。
それを、何度か繰り返しミノタウロスの左や右、前や後ろに移動し敵を翻弄する。
ミノタウロスは自分の周りを絶え間なく飛び回るオレになすすべが無く、ただ目で追うのも精一杯と言ったところだろう。
あとは、飛び回っている最中にたまに近づいて、飛んだ勢いのまま切り付けるだけでいい。
試しにミノタウロスのわき腹に切りかかる。
剣の刃先がミノタウロスに当たると肉を裂き、その裂け目から血が流れ出した。
わき腹を切り裂かれたミノタウロスは傷口を手で押さえ片膝を付いた。
「これは...」
オレはミノタウロスの周り飛び回りながら、剣の刃に付いた血を見つめた。
ミノタウロスの血は人間の物に比べ少し赤黒く、オレの顔が鏡のように映っていた。
今オレは、ミノタウロスを切り付けた時に剣を通して感じた。
剣でミノタウロスの肉を裂く感覚、そして骨と思われる何か硬い物に刃先が当たった感覚。
ミノタウロスを切り付けた実感を得た、それと同時に忘れていた恐怖の感情もわきあがった。
たとえ敵であろうと人でなかろうと、生き物を切り付けた事実、そしてそんなことが出来る武器をオレは手に握っている恐怖。
使い方を一つ間違えば、自分の身や知り合いの身を傷つけかねないこの道具をオレは自分の意思で出し、握り、使った。
オレはその場に立ち尽くし、剣を床に落とした。
異世界に来てから初めて身の危険を感じている。
今はと寄れるネラもおじさんもこの場には居ない。
つまり、この状況をオレ一人で解決しなければならない。
さすがのミノタウロスもバカでは無いらしく、壊せないと分かったからか、特に何もしてこなくなった。
オレ達の目の前に立ってオレ達を睨みつけている事に変わりないが。
このままでは、時間稼ぎにしかならずこの状況は変わらないだろう。
どうしたものか、銃を使えば簡単にミノタウロスを倒せるかも知れないが、姫様の目の前で銃を使うのはいかがなものかと、さすがにマズイだろう。
ジャケット内の脇下のホルスターに刺さったM1911を見た。
銃を二丁持てるようにダブルショルダーホルスターをクリエイトで出して使っているのはいいが、銃はM1911の一丁しかもって居ないからあまり意味が無いな。
この状況下でこういった事を考えていられる自分に自分が一番驚いている。
このまま時間稼ぎをしていても意味が無いと分かっては居るが、現に時間稼ぎになっている。
ここが、ダンジョンの入り口から地下三階への階段までの道に含まれているなら他の冒険者が通るかもしれないが、ここはそんな道とは完全にかけ離れた場所だ。
しかもここは地下ダンジョンの第一階層だから、普通の冒険者ならただの通り道に過ぎない。
こんな階段から離れた場所までわざわざ探索するならもっと深くまで潜ったほうが稼げるだろう。
よくよく考えたら、一階層からミノタウロスが出てくるって、このダンジョンレベル高すぎるだろ。
ミノタウロスって言ったらよくボスとかで出てくるキャラだよな、そうでなくても結構深くまで潜らないと出てこないだろう。
こういった状況で敵に立ち向かわずに亀みたいにGOSの中で閉じこもってる。
完全にチキンである。
「おいおい、ミノタウロスかよ。お前もなかなかついてるな」
なにやら聞き慣れた声がすると思い振り向くと、おじさんがGOSで作ったと思われる剣を片手にカッコつけて立ていた。
「おじさん?何故ここに?」
「彼女が教えてくれたんだ」
おじさんの肩の上にはミニメイドが座っていた。
「私が京一様を呼んでくるように頼みました」
そういう事か、今回はミイに助けられたな。
本当にこの世界に来てからオレは何もしてないじゃん。
「どうする?俺が倒すのは簡単だろう、秒殺の皇帝だからな。しかし、お前が倒した方がいいよな、こないだの森での一件でもシュウにやってもらっただろう。ミノタウロスぐらい、一人で倒せるようにならないとこの先、異世界でやっていけないぞ?」
おじさんが珍しく、真面目な顔と口調で言った。
「そろそろオレも自分一人で出来るようにならなきゃってことだよな」
「ああ、異世界での義務教育もそろそろ卒業しないとな」
卒業か、義務教育位は最低でも卒業しないとな。
教育と言う教育は受けてない気もするが...
もしもそこで学べない事があったとすれば、自分から学びに行けばいいだろう。近くに先生にふさわしい人間が数人居るからな。その数人はオレの質問に嫌がる素振りも見せずに、もしかしたら喜んで教えてくれるかもしれない。若干一名先生と呼ぶには癪に障るような気がするが。
「ちょっと、ミノタウロス狩ってくる」
GOSで作り出した剣を握り締め、構えた。
「おう、言って来い。姫様の護衛は任せろ。この、GOSのシールドは消していいぞ、俺が変わりに出すから」
オレがドーム状に出したGOSのシールドの中に、ミノタウロス側に居るオレ以外を覆ったドーム状のシールドが現れた。
これで、オレがGOSのシールドを消したら、オレだけがミノタウロスの前にノーガードで放り出される事になる。
おじさんも中々酷な事をさせる、自分で安全地帯から出て敵に立ち向かわせるなんて。
それくらい出来ないと、って話しだろう。
とは言ったものの、足がすくむみ怖い事に変わりないし、オレの足の振るえは止まる気配が無い。
戦っても無いどころか、シールドの中から出てすら居ないのに息が上がっている。
そんな俺を見かねたのか、後ろからおじさんがいつもの様に。
「安心しろ!危なくなったら、二刀流に切り替えスキルを発動させて「早く、もっと早く!」と叫べばミノタウロスなんて倒せるから!」
「何処のビーターだよw」
おじさんがそれを狙ってこの状況で冗談を言ったのかは分からないが、オレの緊張と恐怖を和らげたのは事実で、なんだか倒せる気がしてきた。
GOSのシールドを消し、ミノタウロスに剣を片手に突っ込む。
ミノタウロスも大剣を振り上げた。
とりあえず、ミノタウロスが振り下ろした大剣を受け流したがまともに受けてたら、防ぎきれたかどうか。
自身の身長ほどある剣を威力もさることながら、剣速がとても早い。
受け流すのも一苦労で、連続で来たら対処しきれない。
幸いに、ミノタウロスは図体が大きく、武器も大剣を使っているので連続で攻撃は出来ないようで、一撃一撃の威力は高いが、次の攻撃が来るまでのスパンが長い。
「いいか、昌!どんな攻撃も当たらなければどうということはない!」
こんな状況でもおじさんはおじさんで、この状況を楽しんでいるようにも見える。
当たらなければ、当たらなければねぇ。
この前、おじさんがオレと戦った時に使っていたアレを使ってみようか。
足元にGOSで板を出して、その板を蹴ってミノタウロスの後ろに飛ぶ、そしてミノタウロスが振り向く前に、また後ろで板を出し蹴って今度は左に飛ぶ。
一回蹴って飛んだ板は消し、再度同じ場所には出現させない。
それを、何度か繰り返しミノタウロスの左や右、前や後ろに移動し敵を翻弄する。
ミノタウロスは自分の周りを絶え間なく飛び回るオレになすすべが無く、ただ目で追うのも精一杯と言ったところだろう。
あとは、飛び回っている最中にたまに近づいて、飛んだ勢いのまま切り付けるだけでいい。
試しにミノタウロスのわき腹に切りかかる。
剣の刃先がミノタウロスに当たると肉を裂き、その裂け目から血が流れ出した。
わき腹を切り裂かれたミノタウロスは傷口を手で押さえ片膝を付いた。
「これは...」
オレはミノタウロスの周り飛び回りながら、剣の刃に付いた血を見つめた。
ミノタウロスの血は人間の物に比べ少し赤黒く、オレの顔が鏡のように映っていた。
今オレは、ミノタウロスを切り付けた時に剣を通して感じた。
剣でミノタウロスの肉を裂く感覚、そして骨と思われる何か硬い物に刃先が当たった感覚。
ミノタウロスを切り付けた実感を得た、それと同時に忘れていた恐怖の感情もわきあがった。
たとえ敵であろうと人でなかろうと、生き物を切り付けた事実、そしてそんなことが出来る武器をオレは手に握っている恐怖。
使い方を一つ間違えば、自分の身や知り合いの身を傷つけかねないこの道具をオレは自分の意思で出し、握り、使った。
オレはその場に立ち尽くし、剣を床に落とした。
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