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何とか虫が出るところも過ぎた。中級ダンジョンもこなし残り38,902ポイントになる。海ダンジョンでは沢山の魚の切り身と蟹をゲットした。

【名前】ティナ
【年齢】5歳
【レベル】516
【体力】526
【魔力】∞
【物理攻撃】1
【物理防御】1
【魔法攻撃】51,600,000
【魔法防御】51,600,000
【属性】全属性
【スキル】全属性魔法Lv7、鑑定Lv5、無限収納、マップ、テイムLv1
【ユニークスキル】神通販、経験値10,000倍、必要経験値1/100

レベルが5以上上がっても物理はそのままだった。隠れステータスも同じであろう。これでは頑張ってした手作業の解体も出来ない。あの苦労は何だったのだろうか……。

まぁやり方は分かったし、風魔法で似たようなことが出来るかもしれないからいいとしておこう。

だけど、物理防御がないのは不安なため結界の魔道具を作った。普段使用している結界魔法が解けた時に自動的に発動する。これで安心して生活ができる。

「しかし、1回も虫魔物に遭遇しなかったな」

ジョンさんの言うとおり虫の魔物は出てこなかった。私にとってはいいことだけどね。

「ティナ、ランロワに来るまでの間に虫には遭ったか?」
「多分……、なかったと思うよ」

虫ダンジョンの時まで虫の魔物がいるって知らなかったしね。

「……何かが作用してるな」

普通は遭う可能性のが高いのかな? どんな力が働いてるのかは分からないが見なくて済むならそれに越したことはない。

「それより、この後は定期馬車の護衛?」
「そうだな」
「既に依頼は受けてるよ。3日後の出発だよ」

ハルトさんが既に受けていてくれた。依頼日までは宿でゆっくりしながらポーションと魔道具作りをする。

「何を作るんだ?」
「聖水を生み出す魔道具かな」

聖水は聖域の湖か聖ダンジョンからしか得られないもの。だけど色んなポーションを作る時に必須になってる。

「そんなのが作れるのか?」
「多分、出来るよ」

素材を買って魔力を込める。出来たのはネックレスタイプのもので魔石が付いてた。試しに魔石に魔力を流すと水が出てくる。鑑定したみたところ聖水になってた。

「成功したよ」

シルと魔道具を手に取り鑑定してる。

「流石だな」

褒められて照れてしまう。

「これもレシピを売るか?」
「そうだね」

レシピを神通販で購入してシルに渡した。

「Sランク以上だな。王都に行ってから中央に行くか?それとも今行くか?」
「どっちでもいいよ。因みに王都まで後どれくらいかかるの?」
「後2つの街を越えれば到着するよ。ここだと人が少なくて目立つから王都に行ってからにするか」

目立ちたくないからシルの意見に同意する。ポーションも沢山作り無限収納の中に入れた。半分はクランに卸す。

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