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お弁当の時間

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部長がお湯を沸かしてくれている。
ポットがコポコポと音を立てる。

教室に居場所がない私は、お昼休みは化学教室に入り浸るようになった。
ここにいると、美味しいお茶をご馳走してもらえる。

「お茶入りましたよ」

もう、午後の授業が始まる。

あぁ、教室に戻らず部長とここにいつまでも一緒にいたいのに。
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