お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
有涯おわすれもの市
竹原 穂
ライト文芸
突然未亡人になり、家や仕事を追われた30歳の日置志穂(ひおき・しほ)は、10年ぶりに帰ってきた故郷の商店街で『有涯おわすれもの市』と看板の掲げられた店に引き寄せられる。
そこは、『有涯(うがい)……生まれてから死ぬまで』の中で、人々が忘れてしまったものが詰まる市場だった。
訪れる資格があるのは死人のみ。
生きながらにして市にたどり着いてしまった志穂は、店主代理の高校生、有涯ハツカに気に入られてしばらく『有涯おわすれもの市』の手伝いをすることになる。
「もしかしたら、志穂さん自身が誰かの御忘物なのかもしれないね。ここで待ってたら、誰かが取りに来てくれるかもしれないよ。たとえば、亡くなった旦那さんとかさ」
あなたの人生、なにか、おわすれもの、していませんか?
限りある生涯、果てのある人生、この世の中で忘れてしまったものを、御忘物市まで取りにきてください。
不登校の金髪女子高生と30歳の薄幸未亡人。
二人が見つめる、有涯の御忘物。
登場人物
■日置志穂(ひおき・しほ)
30歳の未亡人。職なし家なし家族なし。
■有涯ハツカ(うがい・はつか)
不登校の女子高生。金髪は生まれつき。
有涯御忘物市店主代理
■有涯ナユタ(うがい・なゆた)
ハツカの祖母。店主代理補佐。
かつての店主だった。現在は現役を退いている。
■日置一志(ひおき・かずし)
故人。志穂の夫だった。
表紙はあままつさん(@ama_mt_)のフリーアイコンをお借りしました。ありがとうございます。
「第4回ほっこり・じんわり大賞」にて奨励賞をいただきました!
ありがとうございます!
この電話番号は現在も使われております。
とびらの
ライト文芸
紗菜、17歳。生まれて初めて手に入れた携帯電話。友人から教わったはずの電話番号は、見知らぬ大人の男につながった。
機械音痴で純粋すぎる少女と、ちょっとおせっかいな優しい男。顔も知らず住処も判らず、出会ったこともないまま、二人は毎週ことばを交わす。それはとても楽しい時間で、それだけで満足していればよかったのだけど……
明るく能天気で、深刻に切ない。ヤキモキすれ違いラブストーリー。
ベルのビビ
映画泥棒
ライト文芸
ベルを鳴らせば、それを聞いた人間は、鳴らした人間の命令に絶対服従しなければならない。ただその瞬間から鳴らした人間は誰であろうと最初に自分に命令されたことには絶対服従をしなければならない。
自らビビと名乗る魔法のベルをアンティークショップで手に入れた主人公篠崎逢音(しのざきあいね)が、ビビを使い繰り広げる愉快で危険な毎日。
やがて、逢音の前に同じような魔力のアンティークを持った人間が現れ….
さよならの代わりに
book bear
ライト文芸
震災の時、折れた電柱に頭を強打した総司は記憶喪失になってしまった。
そして、記憶のないまま妻の葉月と夫婦生活を再開させる。
しかし、妻である葉月は何かを隠しているようだった。
記憶をなくす前に何があったのか?
それを知るために、記憶を早く取り戻したいと思う総司。
しかし、妻は記憶を取り戻さないで今の関係を望んでいた。
二人の真相の先に訪れる展開とは・・・・?
------------------------------------------------------
book bearと申します。
小説執筆の駆け出しです。
拙い文章で、作品に引き込ませる力、細かい描写力等が皆無ですが、今作は今までの作品とは違って、悩みに悩んでやっと生まれた作品です。
荒い部分や詰めの甘い所はたくさんありますが、どうか最後まで暖かく読んでいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
【短編集】或るシンガーソングライターの憂鬱/或るシングルマザーの憂鬱
ふうこジャスミン
ライト文芸
●【連載中】「或るシンガーソングライターの憂鬱」
闇堕ちした元シンガーソングライターの、変人たちに囲まれた平凡な日常
●【完結】「或るシングルマザーの憂鬱」シングルマザーの小北紗季は、職場の変人メガネ男と恋愛関係に発展するか!?
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
知らない男と裸で寝ていたので思い出したい
澤檸檬
BL
朝起きると何故か全裸で寝ていた川崎 翔平。
その隣には同じく全裸の知らない男がいた。
何があったのか何も思い出せない。
その男は「マカロン」と言い残し去っていった。
だが、実はそのマカロン男は同じ会社の男で、同じ部署になってしまう。
「キスしたら、何があったのか教えてあげるよ」
そう言われた俺は記憶を取り戻すためにキスをして・・・・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる