16 / 259
第1章
東御市 ワイン&ビアミュージアム
しおりを挟む
アトリエ・ド・フロマージュの売店を出たところ。
そこからの眺めがとても好きだ。
斜面を緑の木々や草が彩る。
向こうには千曲川が見えている。遠くの山々は青く、空とのコントラストが美しい。
「綺麗なところですね。」
「うん、ここからの眺めは好きなんだ。」
「さて、では向かいますか。」
車に乗り込んで山を下る。右に曲がり、しばらく行った後。
左に曲がって、細い道に入っていく。
すると見えてくる。
「え・・ここなんですか?」
「うん、そう。まぁメインは・・・温泉施設なんだけどね。」
正直、立地も微妙。
名前も・・・
でも、東御市のワインをここ一か所で網羅できる貴重な場所。
「ここは試飲ができるので、試しに飲んでみるといいですよ。東御市はおいしいワインがいっぱいあるので。」
受付で、有料のチケットを購入。もちろん、一人分。
2階に上がり、ワインミュージアムに入る。(ちなみに1階は売店と温泉)
「いろいろあるんですね。おすすめはありますか?」
「私が好きなのは、はすみファームとか、シクロヴィンヤードですね。」
「へえ、、飲んでみてもいいですか?」
「もちろんですよ」
はすみファーム2018年 koshu。
飲んですぐに、目を見開く。
「すっきりしておいしいです。」
「おいしいでしょう。このワイナリーはどれもおいしんです。」
次に飲むのは、シクロヴィンヤード アマンダ・メルロー。
「うわぁ、美味しい。これいいかも」
「おいしいでしょう。ここは東御市でも、千曲川の反対側にあるので、ほかとちょっと味わいが変わってるんですよ。」
「へえ・・・」
そのあとも、ちょっとずつとはいえ、いろいろと試飲していく。
「おいしかったです・・・日本のワインっておいしいんですね・・・」
車に戻ってきてしみじみとそういった。
「日本ワイン、好きになりましたか?」
と聞くと、 にへら。。っと笑顔で答える。
「はい、好きになりました。」
顔色は変わっていないのだけれど・・
あれ?目が・・焦点が定まってないような・・
飲ませすぎたかな・・
「じゃあ、そろそろ帰りましょうか?」
「そうですね・・・」
帰りは、休憩を多めに取ろう・・・
顔色が変わっていないので油断していたけど。
瀬戸さんは、もしかすると結構酔っているかもしれない。
そこからの眺めがとても好きだ。
斜面を緑の木々や草が彩る。
向こうには千曲川が見えている。遠くの山々は青く、空とのコントラストが美しい。
「綺麗なところですね。」
「うん、ここからの眺めは好きなんだ。」
「さて、では向かいますか。」
車に乗り込んで山を下る。右に曲がり、しばらく行った後。
左に曲がって、細い道に入っていく。
すると見えてくる。
「え・・ここなんですか?」
「うん、そう。まぁメインは・・・温泉施設なんだけどね。」
正直、立地も微妙。
名前も・・・
でも、東御市のワインをここ一か所で網羅できる貴重な場所。
「ここは試飲ができるので、試しに飲んでみるといいですよ。東御市はおいしいワインがいっぱいあるので。」
受付で、有料のチケットを購入。もちろん、一人分。
2階に上がり、ワインミュージアムに入る。(ちなみに1階は売店と温泉)
「いろいろあるんですね。おすすめはありますか?」
「私が好きなのは、はすみファームとか、シクロヴィンヤードですね。」
「へえ、、飲んでみてもいいですか?」
「もちろんですよ」
はすみファーム2018年 koshu。
飲んですぐに、目を見開く。
「すっきりしておいしいです。」
「おいしいでしょう。このワイナリーはどれもおいしんです。」
次に飲むのは、シクロヴィンヤード アマンダ・メルロー。
「うわぁ、美味しい。これいいかも」
「おいしいでしょう。ここは東御市でも、千曲川の反対側にあるので、ほかとちょっと味わいが変わってるんですよ。」
「へえ・・・」
そのあとも、ちょっとずつとはいえ、いろいろと試飲していく。
「おいしかったです・・・日本のワインっておいしいんですね・・・」
車に戻ってきてしみじみとそういった。
「日本ワイン、好きになりましたか?」
と聞くと、 にへら。。っと笑顔で答える。
「はい、好きになりました。」
顔色は変わっていないのだけれど・・
あれ?目が・・焦点が定まってないような・・
飲ませすぎたかな・・
「じゃあ、そろそろ帰りましょうか?」
「そうですね・・・」
帰りは、休憩を多めに取ろう・・・
顔色が変わっていないので油断していたけど。
瀬戸さんは、もしかすると結構酔っているかもしれない。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる