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凛麗姫、改めリンレイヒメが出迎える。
満州海軍とリンレイヒメ。
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日本で歌手として活躍中の凛麗姫は、凛麗ではサインを描くのもおっくうだから・・・リンレイと名をあたらめていた。
そして、満州国と日本の親交のために日々努力を・・・
そこへ、満州国からの海軍の軍艦の来訪のウワサが・・・
それを聞いて、じっとしてられない歌手リンレイである。
「あたいが出迎えるわよ。」と、海軍へ・・・
ところが、「軍艦奉天は内ではありまへん。」と、呉の海軍本部からの冴えない返事だ。
「どうして?」と、困惑するヒメである。
なんせ、陸軍と海軍の固執などヒメには関係ないことだからである。
まさか・・・陸軍の軍艦とは・・・夢にも思わないヒメであったんだが・・・
父親(満州国皇帝)へ・・・かくかくしかじかと・・・すると、「我が海軍は日本陸軍の統括じゃぞ。」と、の話が・・・
それで、横浜にある陸軍専用波止場へ・・・軍港には、でかでかと、日本陸軍横浜軍港と描いてあるのだ。
歌手リンレイは、はじめて陸軍と海軍の固執を知ったのだったのだ。
そして、空挺部隊がロシア海軍を叩きのめしたとも聞いたのだ。
日本海海戦は日本海軍だったが・・・軍艦奉天の奪還を企てたロシア海軍の4隻の軍艦を押し返して・・・
4隻の内、2隻を鹵獲したことも聞いたのだった。
もちろん、2隻の鹵獲艦は満州海軍へ帰属されるとのウワサである。
あって言う間に、3隻の軍艦が・・・・
旧式のロシア海軍の軍艦であるが・・・軍艦は軍艦なのである。
ポンポン舟とは、訳が違うのだ。
大砲を装備した戦艦なのだ。
日本式に艦首には・・・満州皇帝の印まで・・・
ソ連邦のロシア海軍は2隻に極東艦隊が減ってしまったのだ。
それで、現在の極東の戦力は日本海軍が序列1位なのである。
シナには、ロクな軍艦が無いから・・・列外で・・・半島は海軍自体が無いから、問題にもならない。
軍艦は半年や1年では建造は無理なのだ。(基礎インフラが必要なのだ。)
数年はかかるものだ。
それで、極東で日本に次ぐ海軍戦力となった満州国海軍なのだ。
足りないのは・・・水兵だけなのである。
軍艦奉天は、無事に横浜沖へ・・・
内地で歌手リンレイは、可憐で清楚だからか・・・おじさん人気がすごかった。
そして、陸軍の軍歌ばかり歌うから・・・陸軍の専用歌手として・・・
なんせ、空挺部隊を賛歌するからである。
対ソ連軍の切り札だからだ。
2度のソ連軍の侵攻を阻止した事実は大きいのである。
国境の守りは満州軍の騎馬隊だが・・・対戦車は・・・どうしても騎馬では無力だ。
それで、対戦車の戦力としても空挺部隊は光るのだ。
満州なまりで歌う、空挺部隊歌はレコードの売り上げも・・・グンバツなのだ。
そして、歓迎の用意が整い・・・軍艦奉天が陸軍の軍艦桟橋へ投錨したのである。
軍港は浚渫されて・・・喫水が深い軍艦もOKなのだ。
陸軍の新型ガス化ボイラーで俊足になった軍艦奉天は満州国の国家演奏の中を入港したのである。
臨時艦長代理のイイダ君は、故郷に錦を飾ることとなったのだ。
なんせ、満州国の姫が出迎えてくれたのだから・・・
「歓迎いたしますわ。」と、リンレイヒメだ。
80名あまりの満州国水兵の訓練生は・・・感涙に・・・まさか、王族が出迎えてくれるなんて・・・
「4隻のロシア軍艦に囲まれたときは、死ぬかとオモッタアルヨ。」と、感想だ。
こうして、歓迎式典は盛大に・・・
こうなると・・・おもしろくないのが・・・我が日本海軍の面子なのである。
対ソ連としての活躍の場は・・・日本海海戦での大勝利から・・・影が薄くなってしまっていたのだ。
ウラジオストク軍港へ逃げられたのは・・・小型のフネくらいだった。
そう、まったくバルチック艦隊は全滅だったのだ。
以来、日本海軍には頭が上がらないロシア海軍なのだ。
そして、今回は陸軍へも・・・頭が上がらなくなってしまった・・・
「くそっ、どうしてくれようぞ。」と、ウラジオストク軍港で仇討ち作戦をたてる極東海軍司令である。
彼には、切り札があったのだ。
軍艦は4隻から2隻に減ってしまったんだが・・・
「我が海軍の秘密兵器を出すときがきたようだ。」
「プチャ―チン少尉を呼べ。」
「わかりました。」と、副司令が伝令へ・・・
やがて、プチャーチン少尉が・・・
「司令、なんでしょうか。」
「うむ、君の出番がとうとう来たぞ。」
「ありがたきしあわせであります。」
「うむ、よい返事だ。」
「モスクワに栄光を!」と、ソ連軍の敬礼だ。
「あ、あ。」と、答礼する司令だ。
「とうとう、水上戦車が・・・」と、副司令が・・・
「おい、最高機密だ、声がでかいぞ。」と、叱咤する司令官だ。
水上戦車? なんだ、それは?
ロシアは変態兵器が・・・多々ある国だ。
またぞろ、編隊いや変態兵器で・・・・軍艦奉天が大連港へ帰還するときを狙おうと・・・
マジで、こりないヤツラだ・・・
ロシア海軍は変態兵器を多々運用した実績が・・・英軍のパンジャドラムほどではないんだが・・・
それでも、かなりの変態ぶりなのだ。
そして、満州国と日本の親交のために日々努力を・・・
そこへ、満州国からの海軍の軍艦の来訪のウワサが・・・
それを聞いて、じっとしてられない歌手リンレイである。
「あたいが出迎えるわよ。」と、海軍へ・・・
ところが、「軍艦奉天は内ではありまへん。」と、呉の海軍本部からの冴えない返事だ。
「どうして?」と、困惑するヒメである。
なんせ、陸軍と海軍の固執などヒメには関係ないことだからである。
まさか・・・陸軍の軍艦とは・・・夢にも思わないヒメであったんだが・・・
父親(満州国皇帝)へ・・・かくかくしかじかと・・・すると、「我が海軍は日本陸軍の統括じゃぞ。」と、の話が・・・
それで、横浜にある陸軍専用波止場へ・・・軍港には、でかでかと、日本陸軍横浜軍港と描いてあるのだ。
歌手リンレイは、はじめて陸軍と海軍の固執を知ったのだったのだ。
そして、空挺部隊がロシア海軍を叩きのめしたとも聞いたのだ。
日本海海戦は日本海軍だったが・・・軍艦奉天の奪還を企てたロシア海軍の4隻の軍艦を押し返して・・・
4隻の内、2隻を鹵獲したことも聞いたのだった。
もちろん、2隻の鹵獲艦は満州海軍へ帰属されるとのウワサである。
あって言う間に、3隻の軍艦が・・・・
旧式のロシア海軍の軍艦であるが・・・軍艦は軍艦なのである。
ポンポン舟とは、訳が違うのだ。
大砲を装備した戦艦なのだ。
日本式に艦首には・・・満州皇帝の印まで・・・
ソ連邦のロシア海軍は2隻に極東艦隊が減ってしまったのだ。
それで、現在の極東の戦力は日本海軍が序列1位なのである。
シナには、ロクな軍艦が無いから・・・列外で・・・半島は海軍自体が無いから、問題にもならない。
軍艦は半年や1年では建造は無理なのだ。(基礎インフラが必要なのだ。)
数年はかかるものだ。
それで、極東で日本に次ぐ海軍戦力となった満州国海軍なのだ。
足りないのは・・・水兵だけなのである。
軍艦奉天は、無事に横浜沖へ・・・
内地で歌手リンレイは、可憐で清楚だからか・・・おじさん人気がすごかった。
そして、陸軍の軍歌ばかり歌うから・・・陸軍の専用歌手として・・・
なんせ、空挺部隊を賛歌するからである。
対ソ連軍の切り札だからだ。
2度のソ連軍の侵攻を阻止した事実は大きいのである。
国境の守りは満州軍の騎馬隊だが・・・対戦車は・・・どうしても騎馬では無力だ。
それで、対戦車の戦力としても空挺部隊は光るのだ。
満州なまりで歌う、空挺部隊歌はレコードの売り上げも・・・グンバツなのだ。
そして、歓迎の用意が整い・・・軍艦奉天が陸軍の軍艦桟橋へ投錨したのである。
軍港は浚渫されて・・・喫水が深い軍艦もOKなのだ。
陸軍の新型ガス化ボイラーで俊足になった軍艦奉天は満州国の国家演奏の中を入港したのである。
臨時艦長代理のイイダ君は、故郷に錦を飾ることとなったのだ。
なんせ、満州国の姫が出迎えてくれたのだから・・・
「歓迎いたしますわ。」と、リンレイヒメだ。
80名あまりの満州国水兵の訓練生は・・・感涙に・・・まさか、王族が出迎えてくれるなんて・・・
「4隻のロシア軍艦に囲まれたときは、死ぬかとオモッタアルヨ。」と、感想だ。
こうして、歓迎式典は盛大に・・・
こうなると・・・おもしろくないのが・・・我が日本海軍の面子なのである。
対ソ連としての活躍の場は・・・日本海海戦での大勝利から・・・影が薄くなってしまっていたのだ。
ウラジオストク軍港へ逃げられたのは・・・小型のフネくらいだった。
そう、まったくバルチック艦隊は全滅だったのだ。
以来、日本海軍には頭が上がらないロシア海軍なのだ。
そして、今回は陸軍へも・・・頭が上がらなくなってしまった・・・
「くそっ、どうしてくれようぞ。」と、ウラジオストク軍港で仇討ち作戦をたてる極東海軍司令である。
彼には、切り札があったのだ。
軍艦は4隻から2隻に減ってしまったんだが・・・
「我が海軍の秘密兵器を出すときがきたようだ。」
「プチャ―チン少尉を呼べ。」
「わかりました。」と、副司令が伝令へ・・・
やがて、プチャーチン少尉が・・・
「司令、なんでしょうか。」
「うむ、君の出番がとうとう来たぞ。」
「ありがたきしあわせであります。」
「うむ、よい返事だ。」
「モスクワに栄光を!」と、ソ連軍の敬礼だ。
「あ、あ。」と、答礼する司令だ。
「とうとう、水上戦車が・・・」と、副司令が・・・
「おい、最高機密だ、声がでかいぞ。」と、叱咤する司令官だ。
水上戦車? なんだ、それは?
ロシアは変態兵器が・・・多々ある国だ。
またぞろ、編隊いや変態兵器で・・・・軍艦奉天が大連港へ帰還するときを狙おうと・・・
マジで、こりないヤツラだ・・・
ロシア海軍は変態兵器を多々運用した実績が・・・英軍のパンジャドラムほどではないんだが・・・
それでも、かなりの変態ぶりなのだ。
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