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建国はしたけれど?
この局難を、どう乗り切るか・・・
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満州国を建国した日本陸軍の総大将の石原閣下は・・・焦っていたのだった。
なんとか、清国の亡命政府としての満州国は体裁は整えた・・・しかし、シナの軍閥政府は国として認めていない。
まあ、我が大日本帝国もシナの軍閥政権なぞ屁とも思っていなかったが・・・
しかし、ソ連という共産主義の巨大な国家が背後に迫ってきていたのだ。
ソ連はモングル帝国を属国として、モンゴルと満州国の国境から・・・領土侵犯を繰り返しているのだ。
清国から亡命した満州国皇帝も・・・石原を呼び出しては・・・苦言を・・・
「チンは、あまり言いたくないのじゃが・・・」と満州皇帝が・・・
満州国防衛大臣が、「実は、またモンモンハンで・・・我が守備隊が・・・」
どうやら、またモンゴル騎馬隊に殺られたらしい・・・
「で、被害は・・・」と、防衛大臣へ聞く石原閣下だ。
「歩兵が半分ほど・・・」
半分、殺されれば全滅と同じではないかっ!
近代戦では、3割で全滅と同じ判断なのだ。
2割ほど戦闘不能になれば、撤退も考える石原閣下だった。
「騎馬では、ヤツらには勝てぬ。」と、満州国皇帝は頭を抱えた・・・
そうなのだ、騎馬ではモンゴル族には勝てない。
馬上で扱える短機関銃をソ連軍より手に入れて・・・歩兵の満州軍国境警備隊を皆殺しにするのだ。
そして、占領するわけでもなく、あっという間に撤退するのだ。
つまり、嫌がらせなのだ。
そして、満州軍の警備隊を戦意喪失させているのだ。
最近では、モンゴル騎馬と聞いただけで・・・浮き足だつ満州軍だそうだ。
まあ、あくまでも・・・ウワサだが・・・
「日本はモンゴル騎馬隊を元寇で討ち果たしたそうではないか?」と、皇帝が・・・
「いえ、あれは敵が短機関銃では無くて、モンゴル弓でしたから・・・」と、言い訳をする石原閣下だ。
なんせ、内地の正規皇軍でさえ機関銃の装備は一部に限られているほどなのである。
そのような数少ない武器を・・・おいそれとは・・・渡せないのである。
「満州軍にも短機関銃が・・・」と、防衛大臣が石原閣下を当てにするようなのだが・・・
「いえ、まだ短機関銃は歩兵に廻せるほど生産が追い付いていませんので・・・」と、苦しい言い訳を言う石原総大将である。
内地でも、兵器工廠が短機関銃の開発は成功してはいたのだが。
しかし、生産性に問題が・・・高額なのだ。(三八式の4倍ほどの金額なのだ。)
軍も、無い袖は振れない・
満州軍には三八式歩兵銃を全員へ配ってる日本軍だ。
しかし、三八式は5発しか弾倉が無い。
モンゴル軍の短機関銃は最高で17発の連発銃なのだ。
弾幕を張られれば・・・とても、追撃はできない。
いいように殺られて、逃げられてしまうのだ。
(これは、妄想ラノベです。史実には忠実ではありません。)
このままでは、皇帝までもが浮足たつやもしれん・・・
「わかりました。」「至急、内地へ応援要請をいたしますです。」と、答える石原閣下だ。
「うむ、期待しておるぞよ・・・」と、答える満州国皇帝であった。
なんとか、清国の亡命政府としての満州国は体裁は整えた・・・しかし、シナの軍閥政府は国として認めていない。
まあ、我が大日本帝国もシナの軍閥政権なぞ屁とも思っていなかったが・・・
しかし、ソ連という共産主義の巨大な国家が背後に迫ってきていたのだ。
ソ連はモングル帝国を属国として、モンゴルと満州国の国境から・・・領土侵犯を繰り返しているのだ。
清国から亡命した満州国皇帝も・・・石原を呼び出しては・・・苦言を・・・
「チンは、あまり言いたくないのじゃが・・・」と満州皇帝が・・・
満州国防衛大臣が、「実は、またモンモンハンで・・・我が守備隊が・・・」
どうやら、またモンゴル騎馬隊に殺られたらしい・・・
「で、被害は・・・」と、防衛大臣へ聞く石原閣下だ。
「歩兵が半分ほど・・・」
半分、殺されれば全滅と同じではないかっ!
近代戦では、3割で全滅と同じ判断なのだ。
2割ほど戦闘不能になれば、撤退も考える石原閣下だった。
「騎馬では、ヤツらには勝てぬ。」と、満州国皇帝は頭を抱えた・・・
そうなのだ、騎馬ではモンゴル族には勝てない。
馬上で扱える短機関銃をソ連軍より手に入れて・・・歩兵の満州軍国境警備隊を皆殺しにするのだ。
そして、占領するわけでもなく、あっという間に撤退するのだ。
つまり、嫌がらせなのだ。
そして、満州軍の警備隊を戦意喪失させているのだ。
最近では、モンゴル騎馬と聞いただけで・・・浮き足だつ満州軍だそうだ。
まあ、あくまでも・・・ウワサだが・・・
「日本はモンゴル騎馬隊を元寇で討ち果たしたそうではないか?」と、皇帝が・・・
「いえ、あれは敵が短機関銃では無くて、モンゴル弓でしたから・・・」と、言い訳をする石原閣下だ。
なんせ、内地の正規皇軍でさえ機関銃の装備は一部に限られているほどなのである。
そのような数少ない武器を・・・おいそれとは・・・渡せないのである。
「満州軍にも短機関銃が・・・」と、防衛大臣が石原閣下を当てにするようなのだが・・・
「いえ、まだ短機関銃は歩兵に廻せるほど生産が追い付いていませんので・・・」と、苦しい言い訳を言う石原総大将である。
内地でも、兵器工廠が短機関銃の開発は成功してはいたのだが。
しかし、生産性に問題が・・・高額なのだ。(三八式の4倍ほどの金額なのだ。)
軍も、無い袖は振れない・
満州軍には三八式歩兵銃を全員へ配ってる日本軍だ。
しかし、三八式は5発しか弾倉が無い。
モンゴル軍の短機関銃は最高で17発の連発銃なのだ。
弾幕を張られれば・・・とても、追撃はできない。
いいように殺られて、逃げられてしまうのだ。
(これは、妄想ラノベです。史実には忠実ではありません。)
このままでは、皇帝までもが浮足たつやもしれん・・・
「わかりました。」「至急、内地へ応援要請をいたしますです。」と、答える石原閣下だ。
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