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広大な海の航海

娯楽の追加をした

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 大和は広大な海へ乗り出した。 でかい船だから、なんてことはない。 小船ではない。 くたびれAK○はオレに「大きい船はいいですね、ゆれないから。」 と船酔いによわい体を横たえていた。 くたびれだから休んでいただきたい。 キツネ耳は外観では年齢がはっきりわからない。 オレの妻の55歳も、コマリなどと外観は変わらない。 顔形や体型は違うが年の違いが外観に出にくいのだ。 まあ、ババアみたいなのがいないのだ。 ヘンリエッタなぞ、実際は60歳以上かもしれない。 彼女らは、年はウソしかつかないから。 しかしオトコキツネ耳は年齢が外観に出るのだ、引退したエンライン王などモロ、じいさんだ。 なぜか、アリスパソコンでも回答不明なのだ。 で、ただ海を40ノットで航海しているだけだ。 なんか、ヒマだ。 AK○48のセンターがオレに時折コーヒーを運ぶだけだ。 新センターは大和の名前から和子だ。 ワコと読む。 オレがつけたのだ。 最後の妻はハクアだが、だから2号だ。(なんら妻と替わらない。)2-1となる予定だ。アリスは1-1だ。  そのつもりのセンターの和子はオレ専属の秘書もかねていた。 食事はAK○が作り、配膳をする。 それを大和は8時間交代だから、夜中でも食事は作るのだ。 だからAK○の夜勤はお肌に堪えるのだ。 お肌のハリとツヤが昼勤務より劣るのだ。 で、オレに和子を通して談判だ。 しかたがない、お肌にはかえられない。 で、星間文明に頼るオレだ。 はやい話が自動配膳機だ。  好きな食べ物のボタンを押す、しばらくして食べ物がでてくるのだ。 ちゃんと配膳されてだ。 これは、AK○には好評だ。 ヒマなAK○が増えた。 これがいけなかった。 また和子をとおして不当要求が来た。 娯楽がない、なにか娯楽をとのことだ。 和子に甘いオレは図書館を作った。 AK○の期待するBL本専用のAK○区画内図書館だ。 大和の隊員には公表しなかった。 BL本なぞ野郎には関係ないから。  これで、腐ったAK○は静かになった。 なんと、くたびれ48も図書館通いらしい。 キツネ娘はほぼ100パー腐っているから、オレの知るかぎりでは、腐ってないのはドSのアリスのみだ。 ただ、BL本は地球の日本国からの輸入しか手にはいらないのだ。 とうぜんお高い。 しかしキツネ娘は腐りきってもBL本は書けない、やはり腐りきった日本娘しかできないのだ。 枝から熟して落ちるほどの、こだわりの日本の腐ったナオンはすごいのだ。 これで、ヒマなAK○は静かになったが、また和子がオレに不当要求だ。 しかい和子は、なんとなく日本のJKに似てる、マンマだ。 服がセーラーだからでなく、雰囲気から髪型から顔からモロJKだ。 よく見ると耳がキツネではないのだ。 「あれ、和子はキツネ耳ではないの。」と聞いたらとんでもない答えが返ってきた。・・・・・・・どうしよう。
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