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コマリの生活
コマリとの新婚生活
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コマリはキララから人造人間のユミスケを自分用に造ってもらった。 まあキララも自分用を造るから、つごうがいいのだ。 コマリ用ユミスケはドMではない。 普通の人間バージョンだ。 ドM成分を抜くにはキララも苦労したらしい。 キララは娘のハクアのドS教育で得た知識で、ドM感情のみをはずしたのだ。 キララ用も同じだ。 違うのはキララしか愛さないユミスケにしたのだ。 自分専用のオトコが夢の腐ったキララだった。 朽ち果てるまで一緒に暮らすオトコが欲しいキララだった。 コマリは以前の果樹園生活のユミスケならOKだった。 いまだに夢を観る。 生活は貧しかったが、幸せは今より大きかったのだ。 貧しいながらも幸せな二人だったのだ。 そのころに戻りたいコマリだ。 コマリはホテルやら鉄道などコマリグループの資産をすべて国営のエンライン政府経営にして、公共の福祉に寄贈したのだ。 コマリはユミスケと二人で果樹園生活に戻った。 ユミスケの記憶はコマリと二人で暮らしていた頃に戻してある。 この操作はキララだけが出来る。 星間で、唯一記憶操作技師免許をもつ、キララのみの技だ。 ユミスケのコマリ用はコマリの果樹園の家で眼がさめた。 コマリはコマリ市の自宅を保管していたのだ。 コマリが望んだ生活が始まった。 ユミスケは三人の妻から脱げてきたころの記憶を持っている。 違うのはドラゴンがいないことだ。 バイクでコマリと二人でドライブだ。 コマリはユミスケの背中に顔を埋めて満足だった。 コマリは自宅のトイレを洗浄便器に交換したくらいで、以前のままの生活だ。(離れの小屋に発電施設があるが。) 洗浄便器だけは離せないコマリだ。 オンナの印をお湯で洗ってくれるのだ。 洗浄便器はまだ、コマリホテルとコマリ駅に設置されているのみだった。 水道や電気はコマリ市全世帯にやっと設置されたのだ。 バイクで、いつか二人でいった丘に着いた。 コマリがユミスケに告白してコマリがオンナになった丘だ。 コマリはディアンドル風の民族衣装だ。 いつかの服だ。 エプロンの結びは右側だ。(既婚者の印) メイド服よりコマリはこの方が好きだ。 エプロンの結びを右にできるのは憧れだった。 バイクを止める。 ユミスケが「いつか来た丘だ。」 という。 コマリがユミスケの背中に抱きついた。 「愛してるわ、ユミスケ。」 と伝える。 いまさら、なにをと思ったが、ユミスケは「コマリ、君以外望むものはない。」 とキザなセリフをはいた。 コマリのシッポがケイレンして舌を絡めてデープキッスだ。 コマリはやっと望むべき生活を手に入れた。・・・・ ここは、降下船だ。 アリスのドロップキックで沈むユミスケだ。 さらに、フライングニールキックでアリスのタテワレパンチラを拝んで昇天したユミスケだ。 もう幸せいっぱいの気絶顔だ。 アリスはユミスケが人造人間化したことで、ユミスケを独占する宣言をした。 いままでの妻達の養育や子の教育から将来まで約束したので混乱はなかった。 キララやコマリが引退したので、自然と受け入れられた。 ユミスケとの子造りも妻達に限り認めたのだ。 はやい話が、以前となんら変わらないのである。 序列一番はアリスで二番がクララで、三番がミライで、最後の妻がハクアなのは変わらない。 変わったのは、アリスとユミスケの相性が以前に増してグンバツになったことだ。 互いにパソコン製造の人造人間なのだからだ。 ドSとドMのコンビは切れない仲なのだ。
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