異世界とは他の星系ですか

ドＳになれないキララ

キララはキララであり、キララではない

　キララはパンチラの練習に努力と根性を見せた。　測定器は８０００を越えた。　キララはキツネ耳でない。　単なる星間人の人間だ。　アリスみたいに幼女ではない。　コマリのような清楚な乙女でもない。　そう、単なるギャルだ。　腐ったギャルだ。　年齢は不詳だ。　ウワサでは5０越えらしいが。　オバン、いやそれをキララに君は言えるか。　星間戦争は避けるべきだ。　５０越えだが、外見は１８歳でも通用する美形だ。　まあ、美容整形のなれの果てだ。　人造人間ではないから、老化もするのだ。　アリスやコマリ、ユキナなどは人造人間であり老化はない。　年もとらない。　アリスなど何年たっても幼女にままだ。　コマリも１６歳のままだ。　ユキナは、少しは成長したが３歳児から１４歳までだ。　あとは１４歳のままだろう。　ここで、キララはとんでもない、決断をするのだ。　「あたいも人造人間になる。」　永遠の若さで、ユミスケをモノにするためだ。　ユミスケ欲しさに、腐りきったキララは生の人間から人造人間になる。　腐りもそこまで腐るのか。　キララはアリスを造った。　だからキララ人造人間は造れる。　キララ邸の地下研究施設でキララはとうとう、己の体を人造人間改造したのだ。　でかいカプセルから新キララが眼をさました。　成功だ。　もう一つのでかいカプセルで、死体の以前のキララが横たわる。　いとおしそうに抱きついた。　キララは、以前のキララを保存する。　そしてドＳプログラムを自身に試すのだ。　計測したらキララパンチラは１０００００だ。　勝てる。　確信したキララだ。　もうキツネ耳に化身していた頃のキララではない。　新型キララはキララ邸からユミスケのもとへ、急ぐのだ。　　降下船の前のボロのバラックで、くつろぐユミスケを発見、即座にドロップ・キックだ。　そして倒れたユミスケに足でオツムをグリグリだ。　もろパンチラだが、さらに新型キララの攻撃は続く。　こんどは、おパンツのタテワレでユミスケの顔をふさいだ。　新型キララのオンナの香りがユミスケを包み込む。　どうだ、あれ、ユミスケは昇天して気絶していた。　そしてアリス・・・・様とつぶやく。　なんとユミスケはあたいをアリスと間違えたのか。　「キララよ。」　「あたいはキララよ。」　というがだめだ。　アリス・・・う、愛してる、とユミスケ顔が言っている。　そこで、キララはわかったのだ、われは、アリスになってしまった。　鏡を見た、アリスだ。　いつの間にか対アリスを極めたら、アリス化したキララだった。　人造人間の幼女アリスが二人になっただけだった。　翌日、アリス化キララが本物アリスを訪ねた。　そして、いう。　ありす様、あたいも仲間にしてください。　アリスは分身ができたことを悟った。　ちなみにアリス化キララは生体には戻れない。　そう世の中はうまくいかないものだ。　とうとうキララのリベンジは終わりを告げた。　　アリス化キララは頭のリボンをアリスはクロだが、キララ化アリスは赤で決定した。　名前もキララのままで許可した寛大な本物アリスだ。（並ぶとオレでもわからない。）