上 下
165 / 199
四角大陸への再派遣

四角大陸の探索

しおりを挟む
 四角大陸のオラリコ国はサマリー姫やラアラ姫の故郷だ。  サマリーには世話に、なりっぱなしだ。 で、サマリーとラアラに故郷への凱旋を提案した。  まあ故郷に錦を飾るのだ。 ヘンリエッタは最期の生き残りらしいから声はかけなかった。 大和で四角大陸ドラゴン殲滅の最終遠征だ。 隊員は先の遠征と同じメンツだ。 AK○48は、希望者を入れ替えた。 リンダはすでに妻として降下船でリンダ邸に収まっていた。 ・・・・・・ここは、AK○48劇場内だ。 もう300人余りのキツネ娘がセンターを争い選挙会の最中だった。 リンダは、あこがれの降下船での暮らしを、さんざん自慢して8頭立ての優雅な馬車で警備のイケメン執事の8名を従えて降下船に帰ったあとだから選挙は熱を帯びていた。 妻として卒業したら慣例となった、引き際の挨拶だ。 ニホンジン妻はキツネ娘にとり最高のステータスらしい。 クロ眼とクロ髪を産めるからだ。 幼女のクロ眼、クロ髪を連れて歩く、それが頂点に上ることらしい。  べつに階級や利権があるわけでもない。 エンライン国に差別はないのだ。 貧富の差が少しある程度だ。 これはアリスの働きだった。 潤沢なアリス財閥が後ろに控えるエンライン国は星間でも有名であった。 降下船のアリス金庫の財産はアリスの育財で増えるが減ることは無いのだ。 明治オンナは財産管理はすごいのだ。 投資など、アリス投資で、ブツが動くとまで言われた。 で、AK○48選挙だ。 センターはだれだ。 だれがニホンジン妻の次だ。 選挙結果はハクアが勝った。 ハクア、なんかイヤな予感しかしないユミスケだ。 ハクアは白キツネの幼女だ。 全身が白だ。 眼が赤いだけだ。 セーラーは黒だ。 ハクアの武器はパンチラだ。 ついにアリスの強敵が現われた。 幼女のパンチラだが、アリスのようなパンチラではない。 AK○48はパンチラは禁断の手なのだ。 オレである、ユミスケの眼力でしか見えないパンチラだった。 もちろん、おパンツは白だ。 微妙にレースが織り込まれて、絹の肌さわりが最高の日本製だった。 ハクアの背後には、とんでもないヤカラが潜んでいた。 まだ、オレは知らないが。 パンチラにオレの弱点を知る人物は誰か。 そう、キララだ。 打倒アリスを、まだあきらめないキララだった。 キララなら最高の日本製おパンツも手に入る。 白キツネのあかちゃんから育てたからキララを母と完全に認識しているハクアだ。 そのハクアを伴って四角大陸に再遠征し、サマリーなどの凱旋もする、オレは影に潜む危機を全くしらなかった。 ハクアはユミスケ征服のキララの切り札だった。 ドSで出来るアリスパンチラに対抗するためキララはパンチラを研究した。 超高速演算機まで星間から購入して計画したのだ。 パンチラスカートもキララは開発した。 小股の、おパンツのワレメをユミスケのドMに魅せるシミュレートは数億回試したのだ。 超高速演算機なしでは解析できないパンチラだった。  このパンチラならユミスケを即殺できると納得するまで試したキララだ。 腐った星間人は強敵だった。 死んだアリス脳をパソコンに組込んだ腕は、腐っていなかったのだ。 腐女子のキララは、今度こそと手が震える。  アリスパソコンを製作したキララは確信したのだ。 え、キララは年齢はいくつか。 永遠の謎だ。 (本当の年は死んでも明かさないキララだ。) 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。

向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。 それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない! しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。 ……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。 魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。 木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ! ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~

雪月 夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。 他作品の詳細はこちら: 『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】 『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】 『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】

『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?

釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!  父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。  その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。  最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。 その他、多数投稿しています! https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

転生したらスキル転生って・・・!?

ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。 〜あれ?ここは何処?〜 転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。

魔力無し転生者の最強異世界物語 ~なぜ、こうなる!!~

月見酒
ファンタジー
 俺の名前は鬼瓦仁(おにがわらじん)。どこにでもある普通の家庭で育ち、漫画、アニメ、ゲームが大好きな会社員。今年で32歳の俺は交通事故で死んだ。  そして気がつくと白い空間に居た。そこで創造の女神と名乗る女を怒らせてしまうが、どうにか幾つかのスキルを貰う事に成功した。  しかし転生した場所は高原でも野原でも森の中でもなく、なにも無い荒野のど真ん中に異世界転生していた。 「ここはどこだよ!」  夢であった異世界転生。無双してハーレム作って大富豪になって一生遊んで暮らせる!って思っていたのに荒野にとばされる始末。  あげくにステータスを見ると魔力は皆無。  仕方なくアイテムボックスを探ると入っていたのは何故か石ころだけ。 「え、なに、俺の所持品石ころだけなの? てか、なんで石ころ?」  それどころか、創造の女神ののせいで武器すら持てない始末。もうこれ詰んでね?最初からゲームオーバーじゃね?  それから五年後。  どうにか化物たちが群雄割拠する無人島から脱出することに成功した俺だったが、空腹で倒れてしまったところを一人の少女に助けてもらう。  魔力無し、チート能力無し、武器も使えない、だけど最強!!!  見た目は青年、中身はおっさんの自由気ままな物語が今、始まる! 「いや、俺はあの最低女神に直で文句を言いたいだけなんだが……」 ================================  月見酒です。  正直、タイトルがこれだ!ってのが思い付きません。なにか良いのがあれば感想に下さい。

元チート大賢者の転生幼女物語

こずえ
ファンタジー
(※不定期更新なので、毎回忘れた頃に更新すると思います。) とある孤児院で私は暮らしていた。 ある日、いつものように孤児院の畑に水を撒き、孤児院の中で掃除をしていた。 そして、そんないつも通りの日々を過ごすはずだった私は目が覚めると前世の記憶を思い出していた。 「あれ?私って…」 そんな前世で最強だった小さな少女の気ままな冒険のお話である。

王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します

有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。 妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。 さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。 そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。 そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。 現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!

処理中です...