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ユコマの考え

ユコマは姫とはなりません。

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 選挙は対立候補がいないので、ユコマが無投票で当選と決まった。 ユコマ王女だが、ユコマは「初心表明で私の考えをいいます。」 と即位しなかった。 「私は姫にはなりません。 姫はエンライン王の娘ライリの娘がなるべきです。」 「私は総理になります、選挙で選ばれましたから。」 無投票だが、選挙でえらばれたことには変わりないのだ。 コマリは女学校での生徒会会長の知識をフルに使った。 規則を作る議会を作った、選挙はこれからだ。 行政官庁を作る、オレの作った組織を取り込んだ。 そして裁判所と警察、弁護人の組織を作った。 警察はドラゴン討伐隊を任命した。 警察は検察を兼ねる。 弁護人は法律が整ってから、試験で任命するとした。 オレは何も助言はしなかったが、生徒会の経験はユコマを本当の総理らしくしたのだ。 キツネ社会は民主国家として(以前も独裁ではなかったが)再編されたのだ。  問題はライリの娘が一人ではないから、だれが姫となるか、定番なら第一王女だ。 しかし第一王女はイヤとハネた。 第二王女もイヤ、 第三は・・・・・どうするのか、決まるまでライリが姫として勤めることとなる。 まあ以前と変わらないが。 なぜに姫はオレの子達に人気がないのか。 理由は、自由がないのだ。 毎日、施設や公の機関の慰問や訪問ばかりだ、外国の行使の訪問も多い。 三本キツネや七本キツネ、9本、12本と結構忙しいのだ。 それを見て育ってるから、イヤとなるのだ。 ライリ王妃はいう、娘に強制はできない、まだ跡継ぎを産むから期待してください。 だって。 どうでもいい話だった。  まだ、総理一人の行政機関にオレの作った教育機関や生活の工夫を教える機関が取り込まれた。 役所の職員の俸給はオレの持ち出しだ。 しかし、混乱なく行政機関が機能していた。 辺境の町にも、それなりの行政サービスがいきわたった。 まず、ドラゴン討伐隊は警察となるが、あいかわらずパトロールは続いている。 いつ、ドラゴンが現われて食われるか、わからないからだ。 もちろんバイクに搭載した40ミリカノンも健在だ。 ユコマ総理は14歳の割には、エンライン国民の支持はグンバツだ。 エンライン国の人口は、ドラゴンに食われなくなり増えた。 オトコキツネ耳は2倍の増加だが、娘キツネは4倍に増えた。 結婚が遅れたり、未婚でゆく当てが無いと降下船が引き取る。 その生活がインフラがすごいから希望が多く、降下船都市はタワーマンションが乱立した。 メスの都市だ、オンナしかいない。 しかもセーラー服が平服だから、ある意味オレの天国だった。 外観はキツネ耳はAK○48体形のままだからバアサンキツネも見た目ではわからない。 14歳も55歳も外見は同じなのだ。 違いは考え方や素行などだ。 オレの妻で最高齢は60過ぎの車イスだが、どうみてもAK○48にしか観えないのだ。 アリスも幼女体型は変わらない。  オレがオジン化するだけだ。 
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