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海底の亀の巣
亀が生まれる所
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海亀は普通、浜辺で産卵する。 ところが、キツネ星の海亀は違ったのだ。 深海で産卵して深海で育つことが判明した。 海底に無数の穴だ。 そこから小さな(それでも2メートルほどの大きさだ。)海亀が湧いて出ている。 これでは、いくら海亀を殺っても居なくならないわけだ。 オレは核使用の許可を衛星通信でアリス様に伝える。 アリスからOKの返信だ。 海亀の生態など観察したいが、キツネ耳優先だ。 オレはちゅうちょなくボタンを押した。 もちろん大和は核の被害を受けない区域に非難している。 遠くに海からキノコ雲だ。 しばらくしてから、偵察の深海探査艇を大和から発進させた。 もちろん、無人艇だ。 30分くらいで音波で探信した映像が届いた。 亀の穴は半分ほど破壊できた。 まだ足りない。 さらに核搭載の探査潜航艇を発進させた。 2隻だ。 完全に破壊し殲滅するためだ。 キノコ雲が二つ海から空に伸びる。 再び偵察の探査艇だ。 どうやら3発の核で亀の巣は殲滅できたようだ。 核搭載誘導深海潜水艇は、亀殲滅に大きな役割を果たしたのだ。 この調子で海竜も殲滅したいユミスケだ。 大和のみでは探査が範囲が狭いから、探査艇をたくさん生産した。 それを海図に升目をつけて分散して探査させる、これで海竜もイチコロだ。 ・・・・・ 見張り所から緊急伝令がきた、「遭難したと思われる舟を発見、キツネが乗ってるらしい。」 オレは救命艇で救助させた。 (また妻が増えそうな予感だ。) 救命室で手当てを受けさせた。 命に別状はないらしい。 キツネが乗っていた舟は船ではなく、救命ボートと思われた。 なら近くに親船が遭難してる、可能性がある。 ヒエンで探索を指令した。 しかしヒエンは木の破片を見つけたのみで、船は沈没したと思われた。 定番の遭難者がオレを、ニホンジンを探しているらしい。 オレスの活躍は認めるがオレスのケツ拭きのオレはどうなんだ、と思いながら病室へむかった。 なんと、病室の寝台には、3歳くらいのキツネ娘が寝ていた。 オレを観る。 とつぜん飛び起きて、オレの胸に抱きついた。 そして「あたいを養って。」とチューをする。 身長60センチくらいのキツネ娘が抱きついてチューをして離れない。 足をオレの胸にからめて、両手で首を抱いて離れない。 もちろんチューは終わらない。 舌を入れてヂープなチューだ。 幼女を引き剥がすことは出来ない。 乱暴なことはできないからだ。 長いチューが唾液を垂らして終わる。 「わかった、養うから。」 と答えた。 「やはり、ニホンジンか。」 なんか言葉が幼女ではない。 さらに「妻はあたいで何人目、もちあたいが一番よ。」 とマセタことをいう。 看護婦もかねたAK○48遠征隊のリンダが「伝説の小人キツネ、居たんだ。」という。 リンダのいう、小人キツネは驚くべき話をオレに語った。
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