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海竜と亀の殲滅
大掃除をするのだ。
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三角大陸には、ドラゴンはいないと思われた、この一年目撃情報はない。 また足跡の発見報告もない。 で、ドラゴン殲滅発表をエンライン王の名の元にしたのだ。 祝日はドラゴン殲滅の日と命名された。 四角大陸は、まだ不十分である。 で、三角大陸のドラゴン討伐隊を派遣しようかと議論になった。 12尾キツネはオレが全員を降下船都市で保護したが、9尾や7尾、3本キツネは四角大陸にいる。(9尾はヘンリエッタのみかも) しかし四角大陸は遠い、大和で半月かかるのだ。 大和はオレが艦長で、キツネ耳には譲りたくない。 オレは体は一つだから両大陸に同時にいられない。 だが、四角大陸を現在のままでないけない。 アリスに相談した。 アリスは三人目がおなかにいる。 ぼてれんのおなかを持ちながら、言った。 いまは、ここはあたいに任せて行きなさい。 おなかをさすりながら幸せな顔だ。 オンナは子を産むのが幸せなのだ。 12尾キツネは全員がぽてれんだ。 12尾の姫メリルなど、マタニティでおなかを強調してオープン馬車でパレードを毎日やるのだ。 8騎の儀仗兵に囲まれてオープン馬車で、やたらと膨らんだおなかを見せびらかして行進するのだ。 ニホンジンの子を身ごもることは、キツネ社会での階級が一番になるらしい。 なんの利益もないが、エンライン王より位は高いらしい。 まあどうでもいいが。 しまいにキツネ星がニホンジン星になりかねない。 エリンゲに試しに、オレの子だらけの星になりかねない、と聞いたら。 「それは、すばらしい、ぜひにもして欲しい。ニホンジンの星なら最高だ。」 とうれし泣きしたのだ。 まあそれほど、ドラゴンに対してのニホンジン伝説は強烈だったのだ。 その後、キツネ星がオレの娘星になることを歓迎すると、エンライン王が代表で表明してしまった。 オレの子がキツネ耳と婚姻するのは間違いないから、もう大歓迎らしい。 つまり家にニホンジンの血が入るのだ。 それが最高の名誉らしいのだ。 オレはそう善良でもないし、聖人でもない、処女が好きなうわきオトコだ。 これからは、すこし謹んでニホンジンの恥に上乗せしないように心がけよう。 ・・・ドラゴン討伐隊員全員を集めた。 中で、四角大陸への討伐遠征に参加する者を志願で決する。 ダメだ。 全員が志願した。 しかたがないから抽選だ。 箱に白タマと赤タマを入れて、赤タマをつかんだら遠征隊とした。 それで100人の遠征隊を決した。 大和の新たな乗組員だ。 AK○48は、もう選ぶのが大変だった。 クロ髪はオレの子だが、半分がそうだから、格闘になった。 髪をつかみ合い姉妹ケンカが始まる。 オレはいう。 クロ髪は連れて行かない。 なぜならキツネ耳と婚姻してオレの孫を産むためだ。 万一死んでしまっては、キツネ耳にすまないからだ。 まあこじつけだ。 茶色のキツネ耳全員を遠征隊の食事係りに指定した。(本当はクロは娘だから手がだせないからだ。) もちろん、タッチなどもっての外だ。 交際はタブー、厳罰でオトコキツネ耳のシッポ切だ。(オレは例外だが。) 大和の遠征準備だ。 忙しくなる。 新たな妻が増えそうだ。
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