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メリルのお城
メリル、パレスの暮らし
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わちきは、メリル、一応姫だ。 父の王も母の后もドラゴンに食われた。 王家はあたしで終わりだ。 そう思った。 しかしチャンスが来た。 ニホンジンが来た。 伝説のオトコだ。 ドラゴンを退治し、国を救ったオトコだ。 真のオトコだ。 なにも言わずにドラゴンを殺しまくった。 去るときも、なにも言わなかった。 突然消えた。 だが、伝説は残る。 また戻るといったらしい。 その曖昧な言葉を皆は信じた。 ニホンジンは戻った。 そしてドラゴンは退治された。 洞窟はドラゴンから逃げるためだ。 生活は貧相で貧しかった。 太古の洞穴暮らしだ。 しかし、ドラゴンは岩山を登れない。 予知網力でニホンジンが来るとでた。 今度は逃がさない。 ニホンジンは不思議な乗り物でわちきを迎えに着た。 そして大きなヤマトと呼ぶ箱で、わちきらを運んだ。 で、町に着いた。 わちきは妻になった。 他のキツネも養うと約束してくれた。 ニホンジンは、わちきを住みかに案内してくれた。 お城というらしい。 馬車に初めて乗った。 お城に着いた。 出迎えのメイドらが並んでいた。 わちきは、服がみすぼらしいからはずかしかった。 お城の試着室で着替えた。 メイドが手伝う。 大きな板がある、そこにキレイなキツネ耳がいる。 だれだ。 メイドに聞いた。 メイドは、それは奥様の姿です、という。 つまり、わちきのことだ。 鏡は初めてだ。 これが、わちきか。 信じられない。 なんてキレイなんだ。 ニホンジンが、わちきを離さないと思った。 注、(メイドはクローンで、執事は本物で、衛兵や馬は人造人間だ。) 翌日、サマリー、コマリ、ヘンリエッタと名乗る3人が来訪した。 互いの苦労話で花が咲いた。 コマリはニホンジンの子を二人産んだらしい。 強敵だ。 サマリー、ヘンリエッタは姫で、まだ子は産んでいない。 だいたいの話からニホンジンは、アリスとコマリを1番と2番に扱ってるようだ。 番外にキララという、異星人がいるらしい。 わちきは、コマリの手を握り、あなたを頼ります、というとコマリは出来るだけ力になります、といってくれた。 後日、予知能力で予想したら、コマリは1番の友となる、と出た。 メリルはコマリ破閥になった。 コマリ派閥はコマリが1番ではない、1番はキララだ。(星間人だ。) しかしキララは引退して隠匿生活に入ったことになっている。 で、表に出て来れない、裏で動くしか出来ない。
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