異世界とは他の星系ですか

ゆみすけ

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どうしよう、やってしまった。

覆水盆に帰らず、だ。

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 これは、ユミスケの悪夢だ。 なんかいい夢だった。 朝だ、オレは降下船の側にある小屋で目覚めた。 降下船の地下はどうも暑苦しい、狭いわけではないが、窓がない。 まあ地下だから。 それで以前の小屋に戻ってしまった。 まあ、バラックだ。 トビラは掛け金だ。 盗まれるものなんて無い。 木のベットにマットレスで寝ている。 で、鼻がこそばゆい。 キツネのシッポだ。 動く、ひよっとして誰かいるのか。 あわてて毛布を剥ぎ取る。 なんと小豆ちゃんだ。 アリスと同じサイズだ。 「なぜ、どうして。」とあわてて聞いた、「もう、ぜんぜん話もしてくれないし、遠くで見てるだけなんて飽いたから。」 とニッコリ笑っていう。 まあ妻が256人だから、わかります。 「すまないね、でも気にはしてるんだが。」 「いいわけです。」 「ハイそのとうりです。」 と頭を下げた。 と小豆ちゃん、「では、条件があります、責任とってください。」「え、なに、オレもしかしたら。」「そうです、まだ私は11歳ですが、あなたの妻ですから。」「まさか、でも記憶がない。」 「このキツネ国、エンライン国ですが、11歳の妻は、あたりまえです。 9歳からお嫁にいくのです。 10歳のおかあさんは多いですよ。」 「え、そうなの、しらなかった。」 「キツネは多産ですからね、あなた。」 と11歳の小豆ちゃん、あなたよばわりだ。 「まあそうなら罪ではないからね。」 「罪、ユミスケさん、妻以外に浮気は、ダメですよ。」 そうかキツネは多いと20人子がいる、つまりドラゴンに食われるからだ。 今はもう食われないからな。 1年で一人産むから20人だと20年だ、若くないと体力がもたないからな。 変に納得したオレだった。 「では、責任を取りましょう。」 と小豆ちゃんが抱きつく。 まあ、その、なんだ、後悔なんてない。アリスと重なるがまいいや。 それから、毎晩小豆ちゃんだ。 それで、小豆ちゃんがハラんでしまった。 アリスから往復びんた10発とニードロップとダブルドロップキックをくらった。 そしてすじパンのパンチラを拝みたおした。 おお、シマヒモパンだ。 小豆ちゃんは「娘ですからコマメと呼びます。」ともう名をつけている。 アリスは「あんた、小豆ちゃんは、11だと知ってるでしょう。」 「うん。」 「じゃあ、なぜ」「キツネは9歳で結婚するて、小豆ちゃんが。」 「で、あんた信じたの。」 「まあ、キツネはそうかなと。」「そんなのウソにきまってるでしょ。」 「じゃあ。」 「まあいいわ、小豆ちゃんが、こうもやり手とは。」 その後、小豆ちゃんは、25人キツネ娘を産んだ。 エリスの20人を抜いてトップだった。(これは、未来の話だ。) アリスもエリスもキララも負けてしまった。 まさに大穴だった。

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