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コマリとの生活

理想の暮らし

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 オレはアリスのパンチラがないと生きていけない。 なぜか、幼女のペッタンのパンチラがいいのだ。 まあ変態だな。 しかし、まともな生活にあこがれはあるのだ。 コマリと村で二人で暮らした記憶だ。 まだユコマが生まれる前だ。 コマリは村で畑の作物や果樹園の果物を村人と物々交換して暮らしていた。 そこによそ者のオレが入り込んだ。 まあ、行くところがないし、コマリをドラゴンから助けた流れから居ついたのだ。 何度も繰り返してすまない。 でオレはコマリの仕事を手伝っていた。 コマリは普通のキツネだった。 まあどこにでもいるタイプだ。 アリスのようにドSではない。 またオレのように、ドMでもない。 妻に足蹴にされて喜ぶオレをしらないだろう。 コマリは服装はキツネ娘の服装だ。 まあアルプスの娘って感じで(ディアンドル)エプロンを前で結んでいた。 これは、処女の印だ。 結びかたでわかるのだ。 右側は、既婚で左側が未婚 後ろで結べば未亡人だ。 コマリは処女なのか。 オレにとってあこがれの処女だ。 でもオレはオコチャマなのだ。 アリスにバレているが現役魔法使いの童貞なのだ。 それから二人で暮らした。 でもオレはコマリの家の離れで寝ていた。 まだ、手も握ったことも無い。 たまにバイクを点検した。 でないと動かなくなる。 ガソリンが残りすくない。 この村ではガソリンなど手に入らない。 で、どうするか コマリ村には酒屋があった。 まあ酒屋はキツネの村にはたいていある。 そこでトウモロコシの強い酒を買った。 それを蒸留して水分をとばして、エタノールにした。 つまりバイオ燃料だ。 それをバイクに使ってみた。 馬力はガソリンより落ちるが走った。 コマリを後ろに乗せてドライブだ。 万一ドラゴンが出てもバイクなら逃げられる。 小回りが利いて使い勝手がいいのだ。 バイクは最高だ。 おなべを加工してコマリのメットを作った。 無いよりはいいのだ。 耳の穴もあけた。 丈夫な紐で網を作り、メットの縁に縫い付ける。 あごひもを付けて完成だ。 網がメットとの間隔を保ち、万が一でも頭をその網とメットの金属で守るのだ。 なんども景色のいいところに二人で出かけた。 ある日コマリが「ユミスケさんは、私がキライ?」と聞く。そんなことは無い、大好きだと言いたいが勇気がない。 だまっていた。 「キライなんだ。」とコマリ 勇気を絞りきって言う。 「キライならバイクに乗せないよ。」 と言った。 コマリはオレに抱きついた。 もう我慢の限界だ。 キスした、コマリのお口にキスだ。 もう止まらない。 行くところまでいってしまった。 もうコマリは前でエプロンが結べない。 「オレと結婚してくれ。」 コマリは黙ってうなずいた。 オレのリア充が始まったのだ。 本当は妄想であり、アリスパソコンの見させた夢だったが、現にコマリはユコマと存在しているのだ。 ちゃんと村の生活の記憶があるのだ。 アリスのパンチラが1番のオレだが、コマリとの生活の思い出が忘れられない、理想の暮らしなのだ。
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