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白キツネとニホンジン
シッポもキツネ耳もない娘だ。
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これは、大和が四角大陸から凱旋してからの話だ。 10ケ月が過ぎた。 降下船は赤ちゃんの声で沸いていた。 コマリは大変だ、助産婦役だ。 オレは湯を沸かすだけだ。 娘が3人と息子が1人だ。 サマリーとラアラはキツネ娘だ。 キララは男の子だ。 そしてエリスが人間の娘だ。 白キツネとニホンジンでは、キツネでない、普通の人間の娘が生まれた。 シッポがなく、キツネ耳でなく、横に耳がある。 現在6人の子がいるのだ。 コマリにこんど、3人で旅でもしようかというと、絶対ですとムスコを握った。 アリスがこれは、育児に大変だと星間機構から育児専門のベビーシッターを雇った。 それも5人だ。 ヒロキもいれて、養育を以来した。 降下船は星間文明とレベルが変わらないから、依頼はかんたんであった。 コマリが育児から手が離れた。 コマリがオレにせまる、いついきます。だ アリスから、あんたといくからと請求があった。 コマリに、アリスの旅行から帰ったらというと、ハイと返事がよかったが、顔はわらっていない。 その夜、コマリから呼びだしだ。 オレはコマリに土下座したが、アリスと違い土下座がきかない。 いますぐに、私を孕ませなさい。 が条件だった。 もうユコマは6歳だ。 手を離れている。 十分に第2子でやれるだろう。 コマリと二人で暮らした記憶は忘れていない。 コマリとは、貧しくても、とても幸福だったのだ。 ユミスケはコマリと・・・・・・・・でコマリは満足した。 カンだが、娘がいる、おなかで育てる娘だ。 コマリはアリスとの旅行を許してくれた。 アリスはランランと機嫌がいい。 今度、ユミスケと二人で旅行だ。 ヒロキは育児専門にあずける。 アリスは、この機会に改造した人造人間の体を試したかった。 腹を痛めた子がほしいのだ。 ヒロキがいるが、試験管で育った。 自分のおなかで育てたいのだ。 アリスとの行き先は定番のコマリ温泉だ。 子宝の湯らしい。 露天風呂を予約して、部屋は9階で、と計画に忙しい。 AK○劇場から、デーゼル特急コマリ号がでている。 コマリ市(村から市になった。)まで4時間だ。 かなり速度が上がった。 座席は特1号だ。 個室をアリスが奮発したのだ。 オレは荷物もちだ。 まあパシリだ。 コマリホテルに着く。 なんと経営はコマリだ。 まあここには、いないが。 9階の展望室だ。 ながめがいい。 アリスが抱きついて離れない。 幼女にしか見えないから「お子さんですか。」 とよく言われる、まあ慣れた。 しかし翌朝は空が黄色かった。 旅の疲れではなく、昨夜のやり疲れだ。 アリスいわく、カンではまだ、ダメらしい。 もう少しがんばります。 まだ、らしい。 まだだ、もうすこしだ。 オレは逃げ出した、しかしコマリ駅でアリスに捕まった。 また温泉に逆戻りだ。 もう、コマリはおなかにいるのに、と口を滑らせた、しまった、アリスにバレだ。 さあどうする、アリスはできるまで帰れないとご立腹だ。 結局、半月かかりアリスが妊娠した。 つらかった、死ぬかとおもった。 現在、アリスとコマリがぷっくらおなかだ。 悩みができた、エリスがもう一人と迫り、まだ早いといっても聞かない。 キツネは年子は当たり前らしい。 エリスがアリスが妊娠中なので、いつも来る。 なさけないオレだが、エリスは、また妊娠した。 うわさでは、20人産むらしい。 名前が覚えられない。 それと小豆ちゃんがオレに近寄らないように注意だ。 まだ11だから、せめて14までは・・・・・・・・だ。
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