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キララVSアリス
懲りないキララまた豪沈か
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四角大陸が眼下に見えてきた。 でかい大陸だ。 高度1万5千でもわかる広さだ。 とりあえず人家をさがした。 しかし平原がただあるのみだ。 ドラゴンもいない。 仕方なく図面に起こして順に捜索した。 あてなく飛んでいてもダメだ。 大河だ。 悠悠と流れる大河だ。 幅はおそらく2000メートルは下らない。 その大河を帆ケ舟が流れている。 よく視るため高度を落とす。 帆は破れていた。 舟の中にヒトが倒れている。 動かないから意識がないか、死体か。 ユミスケは舟を岸まで運び調査、救助することに部下に指図する。 ビートルから舟へミサイルロープが飛ぶ、ひっかかる、VTOLで舟をゆっくり岸までつける。 ビートルが着地する。 万が一に備え3名がビートルに待機した。 オレとサマリー(キララ)ともう一人で舟を検分だ。 舟には、キツネ耳が一人倒れていた。 もちろんAK○48のギャルだ。 オッサンだと見て見ぬ振りだ。 意識はあるようだ。 あと舟には何もなかった。 しかし、四角大陸のキツネは舟があるのか。 三角大陸は泳げなかった、もちろん舟などなかった。 AK○48のキツネは意識がなかったが、サマリー(キララ)が介抱したら気がついた。 サマリー(キララ)をみて。「姫様、お帰りになられたのですか、私ですラアラです。」とサマリー(キララ)に抱きつく。 サマリー(キララ)は「わけあって、日本人のヒトと様子を見に来ました。」 「オオー日本の方を見つけたのですね。」 「え、え、でも一度また戻れねばなりません。」 「サマリー様、私達は助かるんですね。」 といいつつ、気が抜けたのか、ラアラは倒れこんだ。 ラアラをビートル内のベットに寝かせて、一度出直すことになった。 ラアラから詳しい話が聞けそうだし、サマリー(キララ)の件もあるからだ。 ビートルは約半日でAK○劇場に帰還した。 ラアラを劇場横の大病院に入院させた。 オレはサマリー(キララ)と降下船まで帰った。 降下船では、いつもと変わらない雰囲気だった。 お帰りなさい、とコマリがオレにチューをしてくれた。 もちろん影に連れて行った。 もう舌をカラメルキスだ。 コマリがムスコを握って離さない。 もうアリスが来るよ、と言うと離してくれた。 二人っきりで暮らしたときを思い出した。 アリス様がサマリー(本物)を従えてご登場だ。 もう、完全にサマリーはアリスの支配下であろう。 アリスがオレにお帰りなさい、と抱きついてチューはしてくれなかった。 いきなりドロップ・キックだ。 オレの頭をお尻で踏みつけた。 「言い訳なら聞かないから。」という。 あれ、キララがいない。 逃げた、相変わらずすばやいヤツだ。 「キララが。」「フン、言い訳は聞きあきました。」 どうしてくれようかとオレの顔に、おパンツのワレメを押し付ける。 アリスのムスメの臭いで昇天したユミスケであった。 めでたし、めでたし、(キララ視点、あぶなかった、今のうちにサマリーと服など交換しましよう。あれでサマリーは私と双子とおもってるからチョロイわ。)
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