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新たな冒険へ

救国の英雄を求めて

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 木簡には、すごいことが書いてあった。 なんと四角大陸にキツネ耳の国家があり、現在ドラゴンと対決中らしい。 そして伝説の英雄である、キツネ耳のない、眼が黒い、髪が黒い者をさがして船で航海にでたが、海竜に船がやられて、救命ボートで私だけ逃がされた。 あとの者はオトリとして残ったらしいこと。 まあ壮絶な話だった。 その者はいう、「私はオラリコの第1王女のサマリーと言います。 あなたは、もしかしたら日本人のかたですか。」「そうだが。」 サマリーはオレに抱きついた、私はあなたの物です。 私を差し上げますから助けてください。 え、アリスが、それに妻が50人を越えますが、といいかけて、やめた。 サマリーがキララとそっくりなのだ。 まさにうり二つだ。 酸素マスクをはずずまでは、わからなかったが。 あのオレを何回も騙したキララに、オレに泣き叫んで血を流しバージンをくれたキララに。  まあいい。 どうするか。 まさかキララのやらせではないだろうか、オレは降下船のアリスにアリス腕輪から連絡した。 キララはいまどこ。 アリスが目の前で、またあたいに土下座中 らしい。 まあキララ本人では、ないようだ。 安心した。 キララがまた、なにかバレたらしいがそれはまあいい。 看護婦さんがそろそろ時間です、という。 オレ達6人は、病院の会議室を借りた。 さてどうするか、オレ以外の5人は大和乗員だ。 オレは現大和艦長だ。オレに声をそろえていう。 行きましょう。と  現在、討伐隊は鳴かず飛ばずだ。 起死回生のチャンスに間違いはない。 一度アリスと相談しようと決まった。 また必ず返事するからとサマリーに伝えて帰還した。 AK○劇場の大会議室にアリス隊全員集合だ。 アリスが大体の話を皆に伝える。 正式な国からの救援依頼だ。 アリスはまず偵察隊をだそうと、提案する。 まあ当然だ。 敵ドラゴンの様子などまったく不明だからだ。 ヒエンはせいぜい3人までしか搭乗できない。 アリスビートルはアリス専用だからダメだ。 無敵戦艦武蔵はオレたちでは、使えない、アリスクローン100人のものだ。 万一の救援艦でもある。 大和は飛行はできない。 陸は30キロ毎時で、海は最高37ノットだ。 時間がかかりすぎる。 で、6人乗りのVTOLを製作し、この6人が かかわりだから偵察をすることが決定した。 降下船に戻った。 アリスに頼んだ、まあOKだったが。 また土下座パターンだ。 今日はミ○色縞パン、タテスジでのパンチラだ。 あきないオレだ。 不思議とアリスパンチラが生きがいなのだ。 死ぬほどパンチラ好きのユミスケだった。 モロパンよりパンチラがいいのだ。 最近アリスはスカートの下にスリップを着るようになった。 オレがパンチラのときスリップが見えると燃えるのがわかったからだ。 白レースのスリップにパンチラでオレは豪沈した。 アリスの5連チャンが続いた、アリスに首を絞められて失神したオレだった。 VTOLは、6人乗りで、形は科特隊ビートルに似ていた。 円○プロが文句いいそうだが、オレは大好きだ。 コマリ村の病院にサマリーを訪ねる。 もう起きられるそうだ。 降下船にぜひついて来るといってサマリーが聞かないから、しかたなくアリスに会わせるためサマリーを連れてきた。 ここでキララ視点だ。 キララは作戦が失敗に終わり、起死回生を狙った。 チャンスがまた着た。 サマリーだ。 うり二つだ。 これを利用しない手はない。 サマリーと入れ替わることを計画する。 ここでオレ視点だ。 アリスは驚いていた。 キララかサマリーかわからないほど似ている。 まあ服装がちがうが、キララはセーラーだし、サマリーはまあ民族衣装だ。  ひょっとしてキララは、サマリーと入れ替わりそうだ。 まあ、だれもが考えることだ。  サマリーが案内として偵察に同行することとなった。 サマリーはサマリーがオレのものになると、つまり自身を妻に認めよとアリス達にせまった。 すいぶん気が早い。 そうでないと日本人の協力が得られないとサマリーは考えたようだ。 まあ50人も51人も違いがないからアリスはOKした。 即、婚姻届にサマリーが署名、ユミスケの署名は印刷済みだった。 まあいいが。 サマリーこれで自身の役は、はたせたと気が抜けて倒れこんだ。 まだサマリー邸もできていないのにだ。 しかたなくライリパレスの空き間に寝かせた。 ライリパレスのメイド3名を専属に指定した。 キララがオレに影でウィンクした。 なんの合図かわからないが、これがあとでとんでもないことになるとは、オレも思わなかった。
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