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キララ引退公演
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キララ引退公演、このポスターがお城からAK○劇場から駅や公共機関、ドラゴン遺児学園(施設が全寮制の学園になった。)はては、場末の映画館まで貼られた。 キララのドアップが写真印刷されたポスターは、一日ですべてキララ指しに剥ぎ取られた。 しかたがない、また貼った。 今度は全員が写ったポスターにした。 それも二日もたたずになくなった。 仕方が無い、今度はキララ引退公演の字だけにした。 これは、さすがに剥がされなかった。 場所はコマリ村のAK○劇場コマリ座だ。 まあ広さは本部と同じ3万人収容できるから、いいが。 チケットが発売して3分で完売だ。 苦情が舞い込んだ。 だから公演は3回とした。 3日間だ。 まてよキツネ耳は、全部で何万いるのだ。 せいぜい3万、まあ増えても4万か、3万収容で3回だから、9万人観られるが。 だれだ、買い占めているヤツ。 ちまたでは、ダフ屋が横行してチケットの転売でケンカなんてやさしいほうだ。 ダフ屋同士の出入りまで起きた。 200名くらいが殺されたらしい。 なんとドラゴン殲滅用大砲が使われて、たくさん死んだ。 キツネが増えると、いろんなヤツがでてくるのだ。 まあ質は落ちる。 オレは警察ではない。 キツネの犯罪はキツネが取り締まるのが原則だ。 何人、殺されようともオレやアリスらは、手をださなかった。 自分たちでやることだ。 まあ、問題キツネが殺しあってもかまわない。 キララもそ知らぬ顔だ。 結構クールなキララだった。 (キララの本心は、ユミスケ以外死ねだった。) 公演まで三日だ、コマリ村まで機関車で一日だ。 駅はごった返していた。 鉄道があるから輸送は問題ないが、蒸気機関車は改良して客車を10両連結できた。 一回で500名運べる、現在機関車は10両まで出来ていた。 それにコマリ村までは、複線の線路だ。 策士アリスの壮大な計画が判明した。 アリスは、コマリ村でのキララ公演をキララが降下船に潜り込んだときから計画していたことが、わかった。 機関車は、連日連夜運行づめだ。 おまけにコマリ村はコマリが訪れるようにとアリスの計らいで旅館が軒を連ねていた。 コマリ温泉までアリスは掘らせた。 もう行くしかない。 策士アリスにキララは今回は完敗であった。 キララは公演のリハーサルでそれどころではないが。 またアリスはアリス隊のキツネには、特別最終公演日なるアリス隊だけのキララ引退最終公演を4日めに計画した。 これで、アリス隊がアリス様の配下に完全になってしまった。 まさに恐ろしい策士だ。 血判状にアリス隊は全員血判した。 キララ引退最終公演観覧のために、条件はアリス様に逆らえばシッポ切だ。 すでに切られたキツネは耳の片方をチョン切りの刑だった。 ただ、アリスも今回は失敗があった。 キララ引退公演で昇天して死んだキツネが約300人、病院送りが約8000人だ、失神したキツネは数えられないほどだ。 アリス隊最終特別公演で失神したキツネはなんと360人全員だった。 恐るべしキララオーラだ。 アリスは大病院までは、コマリ村に建築していなかった。 アリスもキララオーラがこれほど、とは思わなかった。 そのころユミスケはアリスに乗られて抜かずの3連チャンでムスコを締めつけられて昇天していました。
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