異世界とは他の星系ですか

妻は、六人

キララの件

　アリスに連続で攻められた、もう枯れた、再起不能だ。　負けました、降参です、でもゆるしてくれなかった。　アリスはオレの首にでかいキスマークをつけた。　それで離してくれた。　あと腕に深い歯型がついている。　治るかな、まあこれも一つの愛情だ。　というが、痛い、思いっきりアリスはやるから。　朝、食事の準備をしていた、コマリが、眼をつりあげている。　ユコマが「おとうさん、首が赤いのなに。」　コマリがなんでもありません、とごまかしている。　ライリはしらぬ顔、クララとミライは、あっちむいてホイだった。　アリスがヒロキを連れてくる。　食事が始まった。　朝は全員で集まりテーブルを囲む、アリスが絶対にこれは、曲げない。　席もきまっている、　右周りにアリス、クララ、ミライ、コマリ、ユコマ、ライリの順だ。　最後にオレだ。　アリスは本日の予定を発表する。　午後、大切な相談があります。　二時、ここに、とのことだった。　　午後にキララが忍伸びできた。　もう笑顔いっぱいだ。　クララが着たかと身構えた。　ミライと二人、アリスになんか誓いをたてたと、うわさだ。　ライリは四頭立ての馬車でプリンセスパレスに帰ってきた。　ライリは王女であり、地方巡視の帰りだ。　衛兵が宿舎に帰っていく。　前４頭で後ろ４頭の騎馬に守られた四頭立て馬車は圧巻だ。　プリンセスライリは人気がエンライン王がかすむくらいだ。　コマリがヒロキを背中におんぶして表れた。　ユコマは幼児科に通学中だ。　アリスが着いた、ライリもいる。　アリスがいう、本日は外でもない話です、キララがユミスケと結婚しました。　まだ内密です。　あたいを入れてライリ様も入れて、六人目です。　これは、もう認められました。　婚姻届は光子連絡ロケットで、すでに運ばれました。　しかし、キララは大和艦長です。　どうすべきか、皆さんの意見を出してください。　とアリス議長はのべた。　キララ議員は説明答弁をする、「ユミスケが死んでもといわれましたので、そこまで私をおもってくれるならと。」　策士、キララ議員は説明した。　クララ議員が「大和はそんなに危険だったのですか。」　とけん制する、ミライ議員も「アリス様に応援要請は。」　とけん制に、さらにけん制だ。　ライリは王女らしく、微笑みのみだ。　コマリがいう「キララは大和を守りぬきました。」　「これは、評価せざるをえません。」　とキララ擁護にまわった。　クララ、ミライ派とキララ、コマリ派にわかれた、ライリはどうするか、アリスは。　「結婚は認めます、が今発表は、どうでしょうか。」と慎重だ。　オレはそのころ大和をどうするかAK○劇場で会議に参加していた。　まあ蚊帳の外です。　キララ邸は建築が始まった。　キララの件だが、結果は大和の扱いで決めるとした。　しかしキララ邸は建築が始まった。　どうなるかオレでもわからなかった。