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ライリ邸
ライリの夢
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ライリ邸がしばらくして落成した。 エンライン王ら、幾多の来賓を招いて落成式が模様された。 エンライン王らは、ライリ邸を見学し驚いた、いや腰を抜かした。 AK○劇場などから、それなりに、新技術には慣れていたはずだった。 しかし来賓を自動で判断して開くドアから室内空調からエントランスからエスカレーターまたエレベーターから床の材質に至るまで、想像もつかなかった。 エンライン王は、満足した、自身の城をせめてトイレだけでもと思った。 トイレはライリの希望と聞いたが、男性用と別れていて、ライリ専用にはエンライン王でも入れなかった。 見学でもトイレが入れてくれない。 清掃は専用ロボットだ、ライリの気分に応じた音楽が流れる。 ライリが思うことをライリ邸が判断して設備の改変までこなす。 まさに星間最高の物件だった。 エンライン王は遊びに行けるところが増えた、プリンセスとしてのライリの扱いに王はアリスに礼を言った。 アリスはめっそうもございません、と控えめであった。 車庫にはライリ用の四頭だての馬車、お城のエンライン王用は二頭立てだが。 馬はアンドロイドだ。 馬糞はしない。原子炉で動く20年保障だ。 やはりプリンセスは馬車でないと、アリスの考えだった。 また御者もアンドロイドだ、生命体では無い。 しかしライリの護衛用にプログラムされてあり、自爆機能もある。 最悪、敵に抱きついて体内の原子炉が自爆する。 ドラゴンくらいなら途ずれだ。 馬車には、前後に騎馬の兵隊が四人ずつつく、兵隊はエンライン王の城の警備兵でもよかったが、今一ぱっとしない、まあイナカくさいのだ。 で、アリスがアリスパソコンにプログラムしてた見目麗しい人造人間部隊だ。 すごくかっこいい。 警備兵兼儀仗兵は、ライリ邸の横にある宿舎住まいだ。 ライリ邸は30LDKでバルコニーもある。 執事用の別棟まである。 しかしクララもミライもコマリもうらやましくもなかった。 プリンセスはそれなりにストレスがたまり、ライリに言わせると、喜んで交代してくれるそうだ。 ライリ邸にはAK○仲間が遊びに来るようになった。 なんとエミリーまできた。 エミリーはライリに「ライリ様、わたしは、意地悪ばかりしました、ゴメンナサイ。」 AK○48を引退したライリは、エミリーに「エミリーのセンターを応援します。」とライリはエミリーに理解を示した。 アリスがエンライン王から印をもらった古い紙は、日本製の和紙でとくに大切な条約などに使う紙だった。 文面は婚姻届だ。 16歳と同時にプリンセス ライリとユミスケの婚姻を確認します。あとアリスからユコマまでの署名と真ん中にエンライン王の王印が押してある。 あのユミスケの署名のわすれものが、・・・・・・ アリスは、んユミスケの署名なにそれ。 で終わりかよ。 キララはないしょで知っていた、なぜならキララはアリスパソコンの外部媒体だ。 アリスともちろんリンクはある。 部外者のユミスケであった。
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