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キララ着任します

16人目のAK○48

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   「 気がついた。」 アリスがいう。 ここは、艦長室だ。 キララとアリスが居る。 キララは泣いていた。 「ユミスケさん、私の占いは自分ではどうしようもできない。」 「どんな結果がでてもそれは、本当に浮き出るのです、私がやっているのではありません。」 アリスは「キララのせいではないのよ、悪いのは、目の前のユミスケの煩悩です。」 「ですから煩悩を始末しなければなりません。」 アリスは言いたいことを言う。 しかしオレはまったく言い訳できない。 事実だからだ。 キララに心が動いたのは本当だ。 しかし、それはファンとしてであり、アイドルへの己指しであるのだ。 キララに迷惑は掛けたくない。 キララは「今回は私でも読めない字が浮き出ました。 なぜアリス様が読めたかわかりませんが。」 アリスは「その字は、あたいとユミスケだけがこの星で読める字です。」 キララは「どう書いてあったんですか。」とアリスに聞く。  アリスは、「キララにユミスケが夢中と書いてあった。」 「えー、本当ですか、それは運命です。」 なんでとアリス 、 キララはとんでもないことを言った。 「私は生まれる前からユミスケの物となる運命ですから。」 なんでとアリスが固まっている。 オレはなにも言えない。 「私はキツネ耳ではありません。この星のヒトではありません。」 キララは続ける、「わたしは、コマリとユコマと同じアリスパソコンが創造した生物です。」 「私はヒトのDNAに似せた構造でユミスケをサポートするためアリスパソコンから創造された物です。」「でもあたいはしらない。」とアリス。 キララは「それは、アリスパソコンの一部があなたの記憶であり、全部では、ないからです。」 「ユミスケの思いがアリスパソコンを動かして創造させたのです。 いままで、こんなことはありませんでした。」 だからか、15分のナゾ、そしてコマリとユコマの1年があったナゾが明らかになった。  キララはオレの創造が生み出した生命体なのか。  アリスはオレを見て、そしてキララを見た。 「わかりました。キララを認めます。」 晴れてオレはキララTシャツを着れることとなった。 キララは大和の16人目のAK○48のメンバーとして着任することをアリスが進めた。 艦長室がキララ専用室となる。 オレは兵員室の空きに移動した。 艦長室には、キララ艦長代理の名札。 大和全員に放送でオレが告げる。 「オレはユミスケ、大和艦長だ。 本日、キララ艦長代理が着任した。キララ艦長代理は15名のAK○48のマトメ役であり、この大和のシンボルだ。 大和と共にキララもある。 総員こころしてキララを守るよう伝える、以上。」 大和総員の闘志と責任感と団結力が燃え上がった。 戦闘艦橋にキララ席が作られた。 キララは他のAK○48と違うところ、それは、戦闘艦橋勤務だ。 大和が沈めばキララも最期だ。 それを示すためだ。 大和はある意味、最強の武器を手に入れた。  
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