異世界とは他の星系ですか

ゆみすけ

文字の大きさ
上 下
68 / 199
戦艦大和を造る

オレの夢がかなう

しおりを挟む
 七日過ぎた、 降下船の横の空き地で工作機械がうなっている。 働くのはロボットだ。 キツネでは、無理、マジで無理。 キツネに日本人の職人芸は、出来ない、だから技をロボットが再現して働いている。  しかし降下船の所から海まで遠い、どうしてと聞きたいだろう、アリスいわく、あたいの眼の届くところでしか作業は認めないから。 海までどうして運ぶ、アリスは、かんたんよ陸上移動用の無限軌道を船底に造りなさい。 海では、格納して進めばいいから。 かんたんにおっしゃる。 まあ星間文明なら簡単なことだが。  船の外板はチタンでできている。 海竜アタックに耐えるためだ。 動力は軽自動車くらいの原子炉だ。 20万馬力が20年保障のやつだ。  それをギアを介して4連のスクリューをまわす。 スクリューの直径5メートル、本物と同じだ。 あとジェットノズルを四方につけて、どんな動きも可能だ。  外見はまったく大和にした。 戦闘艦橋もそうだ。 違うのは動力くらいか、 まあ着弾観測機は外見のみで中はヒエンと同じだ。 キツネを訓練しないと。 乗員は200名くらいでイケそうだ。 決死隊をつのった、あくまで希望だ。 大和完成までに訓練させるのだ。  大和は地上を移動するから船の竜骨は頑丈だ。 ほとんどチタンの分厚い板をつかった。 星間航行船と同じだ。 なんと隕石の、まあまあのやつに耐えることができるのだ。 外観は、沖縄特攻の大和そのものだ。 日本人の魂の恐ろしさをドラゴンに思い知らせる。 この新大和でドラゴンの明日は無い。 大和を造っている隣に訓練所があり、200名のキツネが訓練と教養と軍事訓練に励んでいる。 指導員は入魂棒を持ち、だらけているキツネのケツめがけてパーンとやる。 音がすんで響くと良い魂の入れ方だ。 へたくそならボコと音がでる。 もう指導員は汗だくだ。 なんど棒を振ったかわからない。 日本海軍も真っ青な、訓練であった。  しかし食堂ででる海軍カレーのため、休日にAK○48の公演をかぶりつきで観れるから訓練員は文句はいわない。 いやならクビがモットーのオレだった。 あとAK○48決死隊員を5名募集した。 大和でオニギリを握り、カレーを作り。 看護婦の役だ。 これは、募集はアリスではなく、260名のAK○48から希望者を募った。 船内の真ん中にAK○48区画を造り、他と区別した、ソープ嬢ではないから、手出しはオレが許さん。 マジで清純派なのだ。 なんやら交際禁止は当然である。   まあ彼女らを守るためなら、200名喜んで食われるだろう。 それにAK○48区画には脱出カプセルまである、帰還先は、AK○劇場にセットしてある。 五名乗りで座席指定だ。 大和艦長はオレがなる。 名前を有賀にかえようかと思った。 有賀、最期の大和艦長だ。  大和船内には、工房を造り、たいがいの修理はできるようにした、もちロボットもいる。  三ヶ月の訓練が終わった。 大和は、完成した。 武装は戦術核ミサイルを筆頭に46サンチ砲9門、巡航ミサイルトマホークが船内工房で無限に生産可能である。あと、泣く子も黙るレールガンだ。米国製ではない日本製のレールガン おそらくキツネ星なら10個くらい破壊できそうなチート武器だ。 ついでに四角大陸のドラゴンも殲滅したるか、と思ってしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

女神様の使い、5歳からやってます

めのめむし
ファンタジー
小桜美羽は5歳の幼女。辛い境遇の中でも、最愛の母親と妹と共に明るく生きていたが、ある日母を事故で失い、父親に放置されてしまう。絶望の淵で餓死寸前だった美羽は、異世界の女神レスフィーナに救われる。 「あなたには私の世界で生きる力を身につけやすくするから、それを使って楽しく生きなさい。それで……私のお友達になってちょうだい」 女神から神気の力を授かった美羽は、女神と同じ色の桜色の髪と瞳を手に入れ、魔法生物のきんちゃんと共に新たな世界での冒険に旅立つ。しかし、転移先で男性が襲われているのを目の当たりにし、街がゴブリンの集団に襲われていることに気づく。「大人の男……怖い」と呟きながらも、ゴブリンと戦うか、逃げるか——。いきなり厳しい世界に送られた美羽の運命はいかに? 優しさと試練が待ち受ける、幼い少女の異世界ファンタジー、開幕! 基本、ほのぼの系ですので進行は遅いですが、着実に進んでいきます。 戦闘描写ばかり望む方はご注意ください。

俺がいなくても世界は回るそうなので、ここから出ていくことにしました。ちょっと異世界にでも行ってみます。ウワサの重来者(甘口)

おいなり新九郎
ファンタジー
 ハラスメント、なぜだかしたりされちゃったりする仕事場を何とか抜け出して家に帰りついた俺。帰ってきたのはいいけれど・・・。ずっと閉じ込められて開く異世界へのドア。ずっと見せられてたのは、俺がいなくても回るという世界の現実。あーここに居るのがいけないのね。座り込むのも飽きたし、分かった。俺、出ていくよ。その異世界って、また俺の代わりはいくらでもいる世界かな? 転生先の世界でもケガで職を追われ、じいちゃんの店に転がり込む俺・・・だけど。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス

R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。 そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。 最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。 そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。 ※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入! 舐めた奴らに、真実が牙を剥く! 何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ? しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない? 訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、 なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト! そして…わかってくる、この異世界の異常性。 出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。 主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。 相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。 ハーレム要素は、不明とします。 復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。 追記  2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。 8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。 2024/02/23 アルファポリスオンリーを解除しました。

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています

もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。 使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十
ファンタジー
俺の名は錬是(れんぜ)。開拓や開発に適した惑星を探す惑星ハンターだ。 だが、宇宙船の故障である未開の惑星に不時着。宇宙船の頭脳体でもあるメイトギアのエレクシアYM10と共にサバイバル生活をすることになった。 と言っても、メイトギアのエレクシアYM10がいれば身の回りの世話は完璧にしてくれるし食料だってエレクシアが確保してくれるしで、存外、快適な生活をしてる。 しかもこの惑星、どうやらかつて人間がいたらしく、その成れの果てなのか何なのか、やけに人間っぽいクリーチャーが多数生息してたんだ。 地球人以外の知的生命体、しかも人類らしいものがいた惑星となれば歴史に残る大発見なんだが、いかんせん帰る当てもない俺は、そこのクリーチャー達と仲良くなることで残りの人生を楽しむことにしたのだった。     筆者より。 なろうで連載中の「未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます」に若干の手直しを加えたVer.02として連載します。 なお、連載も長くなりましたが、第五章の「幸せ」までで錬是を主人公とした物語自体はいったん完結しています。それ以降は<錬是視点の別の物語>と捉えていただいても間違いではないでしょう。

処理中です...