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安定した、生活
オスとメス
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クララがセカンド ワイフになった。 降下船の横のクララのハウス、あえてハウスと呼ぶ。 どうしてか、すごくナウイからだ。(古、、) 2階建てで、5DKだ。 まるで日本のパナ○ームだ。 屋根はなんと銅版だ。 朝、クララが玄関を開けて出てくる。 階段を降りてくる。 オレは、自分の作ったバラックから、もぞもぞ出てくる。 オレのバラックはビニールのシートそれも災害なんかで使う青いやつだ。 雨のときはうるさい、たまに漏れる、だから所々テープの補修がある。 オレの家は一部屋しかない。 まあ寝るだけだ。 壁は廃材だ。 日本の戦後のバラックのほうがまだマシである。 なぜか、それはアリスいわく 女はいろいろあるから が理由。 降下船の設備とクララのハウスに差はつけない、アリスは日本人だったから差別はキライだ。 しかし区別はする。 クララを二番としたのは、区別である。 日本は人種差別はしない、しかし日本人と外国人の区別はする。 クララがオレに「おはようございます。」と朝の挨拶 「おはよう、良く寝れた。」とオレ。 「はい、素敵な家を建ててもらいました、ユミスケの妻Ⅱは正解でした。」 女はメスという生き物は安定した生活を望むそうだ。 なぜなら子を産んで育てる、それにお金がかかる、働く時間もない。 子はオッパイを欲しがる。 安定した生活、決まった額のある収入それが解決してくれる。 時代がかわり女が仕事、男も育児なんてイウヤカラがいるが。 子を産めるのは女で、オッパイも女なら出る。男はタマで種をつけるだけだ。あとは、指でもくわえて見てるだけだ。 ここで女性とは書かない面倒だから。 男性とも書かない。 それで男は過去に生き、女は未来に生きるが、それが根本と思えばいい。 よくストーカーとか聞くが、ほとんどが捨てられた男である。 飲み会で昔の話に花が咲くのが男、未来の話に花が咲くのが女である。 女はまず悪いことはしない、男にやらせるのだ。 あいてを殺すとき女は毒殺が多い、刃物なんか使わない。警察は毒殺なら、すぐ女を疑う。 女のサガなんてあるが、ようは、子を産んで育てる、それが女の生まれ持った使命であり、すべてだ。 しかしそのためには、お金が入る、けっこう高額だ。 だから金持ちの男がモテたりするのだ。 結論は男は過去に生き女は未来に生きる。 まあオレの勝手な持論だが。 話しを戻そう。 クララは安定した生活を手にいれた。 オレが朝食の用意をする、3人分だ。 テーブルに並べる、とクララが「わたしがやりましょうか。」という。 討伐隊の世話係だったから、討伐隊はクララは寿退社したが。 と、アリスが「クララは私の補佐をやって、食事はユミスケの仕事。」 「わたしは、基本ユミスケの作った物しか食べない。」ともいう。 オレが居ないときはレンジでチンとラーメンのお湯入れのみだから。 「台本とか、資材の手配、教育のプリントの作成、製本、ラジオ出演、それに学校での教養と忙しいわよ。」 クララは固まっていた。 アリスはオレに「あんた、さっさとお皿並べなさい。」 クララに「これ今日の予定だから。」とプリントを渡している。 クララの安定した生活は金はあるが、ブラックだった。
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