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無駄な努力
負けるにきまっているが
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今日も境界周辺をヒエンでパトロールだ。 なんか科特隊の乗りだな。 オッサンはウルト○マンが好きだ、ウルト○セブンも悪くないが、初代がいいのだ。 いっそヒエンをビートルに改造したいが、そうするか。 版権など、なんやらプロはうるさいからな、この星まで文句を言いに来そうだ。 まあ、しばらくはヒエンでがんばろう。 ん、前方をターゲットサイトが示している。 ドラゴンか、ヒトがいる。 それもなにやら槍の大きな物をつがえた木の枠を馬が引いている。 キツネ耳が6人ほど逃げ出した。 馬と槍が残された。 キツネ耳が食われる。 オレは40ミリをドラゴンめがけてぶち込んだ。 ドラゴンの首がもげる。 オレはドラゴンに対抗しようとしたキツネ耳に興味がわいた。 近くにVTOLした。 キツネ耳が近づく、ヘッドセットをつけた。 「日本人の方ですか。」 と聞いてきた、「そうだ。」と答える。 「ありがとうございます、命が助かりました。槍を用意したのですが、手間取りました。」 「ふむ、そうみたいだな。ドラゴンは意外とすばしっこいからな。」と答える。さらに「ドラゴンに対抗しようなんて、初めて見た。」とほめる、キツネ耳の一人が「命は惜しいし、食われるのはイヤです。」 「せめて30年くらい生きたいです。」 え、それまでに食われてしまうってこと。「 辺境に住んでいれば、いつかはエサです。」「せめて一匹くらい。」とキツネ耳の一人が悔しそうに言った。「ところでオレが日本人となんで知ってるのか。」 「ハイ、王様が御触れをだしました。とうとう新しい日本人が来たと。」 「眼が黒くて、平たい顔で、黒い頭髪で、耳が横にあるから日本人と、それにドラゴンを倒す力があるのは、日本人だけです。」 オレは、「この力はオレだけのものではない、星間文明の科学の力だ。」 というと「でも、助けてくれるじゃないですか、なんにも利益にならないのに。お金も要求しないし、覇権を唱えないし、私たちを征服しようとしない。」 「まるで神だ、普通なら、その武器で私たちを征服するでしょう。」 という。 たしかにオレには征服欲は無い、覇権も唱えない、お金とか財産を要求しようと思わないな。 なぜかな、そうも変かな。 日本は戦前、大陸に覇権を唱えたと歌う左翼は多い。しかしロシアの脅威とチャイナのだらしなさ、朝鮮の事大主義がそうさせたと思う、他人のせいにはしたくないが、そうだと確信している。 朝鮮の事大主義が大戦を引き寄せたとも確信している。 火種は半島にあるのだ。 バルカン半島しかり、朝鮮半島しかりだ。 元寇も元の王フビライに朝鮮人がつげ口したのが発端だ。 その理由も自分たちが征服されたから日本もと、いかにもの考えからなのだ。 裏切りとかザマアとか仕返しは半島の考え方だ。 乗せられたフビライがいい迷惑だが。 話がソレまくりだが、かかわらないのが一番だ。 さてキツネ耳の一人がオレに「ドラゴンをどうして倒したらいいですか。」と聞いた、いい質問だ。 こいつは使えるキツネ耳だ。 「そうだな、槍のでかいのも無理だ、皮が厚いから、大砲をぶち込むのがいい。」と答えた。「大砲とは、なんですか。」 そうだろう、どう説明するか。 「一度、君たちのところに教えに行こう。」とキツネ耳に進言した。 彼らは喜んだ、日本人が来てくれる、と。 オレは野球ボール大のマーカーを渡した。 これを君たちのところに置くと場所がわかり行くことができる。 キツネ耳が受け取った。
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