異世界とは他の星系ですか

ゆみすけ

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なぜにセーラー服なのか

自転車のサドルになりたい

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 アリスの態度が最近、急変した。 
アリスに逆らえなくなった。 今日も狩に行く。 
 ドラゴンの肉のリクエストが多い。 
まあ焼肉キライな女の子はいない。 
 から揚げ、焼肉、シャブシャブ、ステーキとレパートリーが増えた。 
今日も網の上でドラゴン焼肉を焼いていた。 
 ふと思った、アリスはいつもセーラー服だ、他の服のときが無い。
小部屋で睡眠時間以外、同じ服装だ。 
 聞いてみた、「服いつもおなじだね。」 それは理由があるとアリスがいう。 
「ユミスケはセーラー服の女の子好きですか。」 
 「ハイ、死ぬくらい好きです。」
「セーラー服は無敵です。」 
 「ですから、私はこの服です。」 
「何十着もあります。毎日着替えて、常に洗濯した、石鹸の香りのするセーラー服です。」 
 「無双です、どんなAK○48の衣装にも勝てます。」
たしかにそうだ。特に日本のオタクな男共は命も惜しまないだろう。
 正直にいうと、俺は通学しているセーラー服の女子の自転車のサドルになりたかった。 
ほんとにオレは変態だな。 
 でもサドルには変身できないし、想像するだけだが。 
オレの欠点それは、セーラー服に弱い、とくに幼女が着ていたらオレにとって最終兵器である。 
 身長90センチくらいのアリスだ。 
まあ勝てない、負けしかない。 
 雇い主のオレス、あとハレスは選ぶヒトを的確に判断したようだ。 
食事が終わり、かたずけをしていたら、アリスが「明日は、温泉に行きます。」という。
 ひさしぶりのお風呂か、いつもシャワーのみで風呂を考えていたから「それは、いいね。」と賛成した。  
翌日ヒエンで飛び立った。
 なぜかアリスは野菊みたいなお花を持っていた。 
ナビがナビしてくれて火山地帯に近づいた。
 石の塔がある。 
近くに着陸した。 
 アリスはお花を持って石の塔に供えた。 
「10番目の私を守って火山弾にバラバラにされた指導員の墓です。」  
 オレはおもわず手を合わせて頭をたれた。 
「ユミスケも私を守ってください。」  
 「了解しました、死んだらお墓を建ててください。」 
アリスは「そうですね。」というと黙って手を合わせてぶつぶつ唱えていた。  
 近くに露天風呂がある。
てっか!ただの岩で作った、お風呂であった、他にはなんにも無い。 
 どこで着替えるの。 
アリスは さっと服をぬぐ。
 下はスクール水着だ、
胸に白い布で日本語のカタカナでアリスと書いてある。
 今風にスカートになっている。
しかしペッタンだな。
 アリスがにらんだ。 
俺はしかたがないからタオルのみで湯船につかった。
 生き返った、やはり日本人だな。  
しかしオレは今、リア充の気分であった、なぜなら女子と露天風呂だ。 
 たとえ人造人間であっても見かけは女子だから。 
こっちこないでください、とアリスは湯を盛んにオレにかける。 
 オレはロリだからペッタンも、いや やめよう今度はどんな罰がくるかわからないから。 
風呂を上がり機内の冷蔵庫から冷えたカルピスを出して飲んだ。 
 生き返る。 
アリスはフルーツ牛乳を腰に手をあてて飲んでいる。
 プハーと息をはいている、オッサンみたいだな。 
フルーツ牛乳なんてあったんだ。 
 アリスが「こんどわたしをかばってドラゴンに食べられた11番目の墓を案内します。」という。 
急にアリスがオレよりはるかに年なんじゃないかと思った。 
 年令を聞いたら殺されそうだからヤメた。
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