異世界とは他の星系ですか

ゆみすけ

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きつね耳、だ

とうとうラノベになる

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 馬が食われるのは、野生の摂理であり、しかたがない干渉できない。
オレの家畜ではないからな。 
 しかし目の前で血がしたたり臓モツを食いちぎる景色は見たくない。 
オレはヒエンの操縦かんを引いて高度を上げ、その場を離れた。 
 「恐竜、ドラゴンは食べてばかりいます。」
「おおきな体を養わなければいけないから。」アリスがいう。
 寝るか食べるかは野性ならそうだ。
ヒトは、食い物を加工して食事が、かんたんにすむようになった。
 だから他のことをする時間ができ文明ができた。 
狩ばかりでは、家は造れない。
 言葉を覚える時間もない。土器も石器も造る時間が必要なのだ。 
サバンナ風の景色が続く、んヒトかな、岩の後ろに隠れるようにいるぞ。
 てか、ドラゴンがいるじゃないか。 
「どうしよう、助けるか。」と、聞く。
 「それがユミスケの雇用条件のひとつです。」 アリスが答える。
「20ミリバルカンで威嚇してみる。」オレは操縦かんを操作しつつスロットルを上げてドラゴンに近ずく飛行コースを考えた。
 と前方の有機ガラスにターゲットを示す光彩が表示された。
それにあわせて操縦かんとスロットを操作した。 
 目の前にドラゴンだ、20ミリバルカンの発射ボタンを押した。
1分間に2000発のタマがドラゴンに発射された。でもドラゴンは倒れない、
 「よし、40ミリカノンだ。」 オレは40ミリカノンと書かれたレバーを引いた。
ドド、ドド、赤いアイスキャンデーのでかいのがドラゴンにすいこまれた。 
 と、ドラゴンの首が胴体から離れた。
すごい40ミリはすごい。
 まさに機関砲だ。無敵だ、無双だ。 
これがラノベだ、ファイタジーだ、オレは異世界に召還されたんだ。 
 アリスが、「なにを興奮しているんです、ヒトが倒れています、どうします。」
オレは近くにヒエンを降下させた。 
 キャノピーから出て、倒れているヒトに近ずく。
アリスに「どうしようか。」と聞く。
 「あなたは、オコチャマですか、それともママのオッパイが欲しいんですか。」 
「私のはあげませんから。」と無い胸を両手で隠した。 
 「いや、まあどうしようかな。」 とりあえず観察した。 
キツネ耳のAK○48のオネィチャンに似ている。
 違いは耳がホンモノであること、ミリタリー風の舞台衣装ではないことくらいだ。 
意識があるかな、つついてみた。
 「ギャー。」と叫んでオネィチャンは飛び起きた。
なんかわからない言葉だ。
 「ハイ、ヘッドセット。」アリスがオレに渡してくれた。 
かぶる、「オレはあやしいものではない。」という。
 「そんなことわかりません、あやしいにきまっています、セクハラしないでください。」
と、アリスみたいなことをいう。 
 どんだけ変態に見られているか。 
アリスが、ちかづて何かいう。 
 オネィチャンは、ほっとしたように、アリスに感謝しているようだ。 
アリスが「乗せてってあげましよう。」という。
 まあそうなるわな、ヒエンの非常口を開けた。
キツネ耳のAK○48のオネィチャンを乗せた。
 飛び上がる、VTOL機能があるのだ。
アリスは「風防のターゲットマークの方向に飛んでください。」と。
 「ナビがあるのか。」 
「そうです、クララの家をセットしました、クララとは、この女子の名前です。」 
 オレは「携帯番号が知りたい。」とからかう。 
アリスが「クララは教えるのはイヤだそうです。」 
 「まあそうだわな。オレは変態だから。」 
「クララが怖いからと泣きます、静かにしていてください。」 
 恐竜のあとは、変態オジサンでは、そうなるかな。
まあクララには近づかないようにしよう。 
 クララの家に着いた。 
サバンナと森の境目に数軒の家が建っている。
 着陸すると村人が数人出てきた。
クララを見て、なかの2人が駆け出してクララに抱きついた。 
 両親かな。 
アリスがなんか言っている。 
 村人はアリスにペコペコして、手を合わせて感謝しているようだ。 
変態オジサンは冷たくその光景をながめていた。 
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