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ラノベと違うのか

現実ですか

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 アリス1号を乗せて森をめざす、「ちょっといいかな、聞きたいことがある。」 
アリス1号は「どうぞ、なんでも聞いてください、知っていることなら返答しますよ。」 
「本当か、いやだって言わないか。」 
アリス1号は「ニッポンジンウソツカナイ。」 
 俺は「インデァンかよ。」とツッコンでしまった。 
「とにかく聞いてくれ、よくラノベでスキルとか無双とかチートスキルとか聞くじゃん。」 
 アリス1号は冷めた眼で「まあ、いいますね。」 
俺は「そんなん、無い、あるよね。」 と期待をこめて言った。 
 アリス1号は「えーあると思います、ここは現実世界ですよ、異世界ではありません。 何百光年も離れているだけです。 わたしも神では、ありません。 しいて言えば、あなたにとってのドラ○もんですか。」 
 俺は「ポケットは。」とツッコムと「降下船が四次元ポケットの換わりです。」アリス1号は冷たく言った。 「この車、原子力で動いているって言ったね、どんなふうに。」と聞くと1号は「野球ボールくらいの原子炉で核反応により動力を得ています。 
 メンテナンスフリーです。 
修理できません。 
 ユニット交換です。 
1度交換すると地球時間で20年は動きます。 
 馬力は800馬力です。 
スイッチでホバーモードになり高度10メートルくらいまで上昇できます。」 
 ヘーすごいな、たぶんホバーと書いてあるスイッチ、なぜか日本語だ、を入れた。 
とたんにシューと音が出て、浮き上がった。 
 ハンドルを取られそうなのと、失敗すると1号から笑われると思いヤメた。 
1号は「意外と小心なのですね。」 
 俺は「余計なお世話だ、危険なことはしない主義なの。」と答えた。 
ふと思った、女子と今までコレだけたくさん会話したことなかった。 
 1号と会話していて気をつかうことが無い。 
なぜだろう、不思議だ。 
 基本、俺はリア充ではない。あこがれるが無縁と思っている、これからもだ。   
だが眼の前には生体アンドロイドだが90センチの1号が数時間前に会ったばかりなのに、もう十年以上つれそった仲間に見えるから不思議だ。 
 なぜだろうと思っていたら「見えてきましたよ。」1号が前方を指差した。  
日本の森に良く似ている、てかそのまんまだ。 
 アリス2号から1号と共に降りる。 
「2号のカギはどうするの。」  
 「基本、降下船の装置など、私も含めてユミスケの生体DNAに反応して、それがカギになります。あなたの死体ではカギになりません。」と1号  
 「科学が21世紀の日本より進んでいるね。」というと1号は「基本、そんなに進んではいません、せいぜい星間航行ができ、原子力が進んでいるくらいです。」 
 さらに「時間航行も成功してはいません、それに私は生体アンドロイドで生体のヒトではありません。」まあそれでも十分だと思った。  
 「武器は21世紀の日本製みたいだが。」 
1号は「武器を作らせたら日本製にはかないません。 
 信頼もあり、希望として御紋章が欲しいですが。」 
俺は「若いオネイチャンが帝国陸軍みたいだね。」とからかうと、「戦いにおいてスメラギの軍ほど崇高で誇り高く、士気があり、底辺にいたるまで国際法を守り、民間人に危害を加えなかった軍はありません。 
 この星間で、かつての皇軍ほどの軍はありません。」 
スメラギとは天皇陛下のことであり、日本の一番大切なものである。 
 「ヘーどこで覚えたの。」と聞くと「この星間では、虚偽の歴史はありません。 
どこぞのチヤィナの作られた歴史などありません。 
 すべて事実にもとづいた歴史が作為なく語られています。」 
「私も事実を知り、GHQの作った日本国憲法をバカにしています、GHQのタイピストのオネイサンが7日で草案をマッカーサーに渡して出来たものであり、いろんな国の憲法をまぜて、あと日本が強くならないよう米国にさからえないように変更したのが、今の憲法でしょ。」 
  俺はアリス1号を見直した、俺は右翼ではないが、左翼はキライだ。 
言動が特亜三国の工作員としか思えないからだ。  
 俺は日本が好きであった、言いたいことが言える、法に違反しない限りどこでも行ける、総理大臣の悪口を声にだして言える国はすくないからだ。 
 現職の総理の顔の模型をつぶして気勢をあげるパヨクにはウンザリだが、そんな人も等しく扱う日本国が好きだ。 かの国なら、かれらはすべて粛清されるだろう。 
 まあ話がそれたが、まんま日本の森 つまり鎮守の森にアリス1号と近づいた。
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