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異世界とは

地球との違い

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 とりあえず付近を歩いてみた。 
だれもいない、なにもない。 
 遠くに山が見える、森のようなものも見える。
あそこまで、かなり遠い。 
 「アリス、移動の道具などは。」と聞く「小さな車ならあります。」と船の横が開く、ヤクルトおねえさんが乗ってるカートに似ている。 
「アリス、君は船から離れられないのか。」と聞いたところ「離れられますが、私を守ってくれますか。」 と船内の小さなドアが開いて、身長90センチくらいの女の子が出てきた。 
  服は水兵さんのセーラー服で水兵帽をかぶっている。 
 以外にかわいい。 
 なんだ、生きているのかとおもったが、機械だとアリスがいっていたので不審に思う。 
「生きているのか。」と問いただしたら、「いえ、生体アンドロイドといいまして、人工細胞から出来ています、ラノベでいうところのフォムンクルスみたいなものです。」 
 「人間の生体では、ありません。脳は船のハードとリンクしています。」とのことであった。 
降下船の周りを調査することとした。 
 「じゃあ武器がいるな。パラライザーではな、最低でも自動小銃くらいは必要かな。」 
「ところでアリスはメシは食うのか。」と聞くと 「当然です、生体アンドロイドですから、ご飯も食べます、ウンチもオシッコもします。」 
 「え、アイドルではないのか。」 アリスいわく「あたりまえです、以前の人のときの記憶もありますから、セクハラなどしないでください。」 
 「注意しよう、しかしセクハラしたら首になるかな。」 
アリスいわく「雇い主のオレスの意向ひとつですが、どうでしょうか。」 
 「せいぜい気をつけよう。」 
「では、あの森の辺まで行ってみようか。」  
 小さなカートに武器とアリスを乗せて、降下船から出発した。 
以外に速い。 
 「これは、動力はなに、バッテリーとモーターかな。」 
アリスの返事は「知りません、でも燃料切れなど聞いたことありませんから、原子力と思いますが。」 
 「ちなみに降下船も原子力です。母船もそうです。」 
俺は「亜光速はどうだすの。」と聞くと「小さな核爆発の連続で推進力を得るそうです。」 
 「レールガンはタングステン弾頭ですよ。」と答えてくれた。 
「物騒だな、なんに使うの。」 
 アリスは「とうぜんドラゴン相手ですが。」 
納得したが、ドラゴンどんだけ無双なのか。 
 まあヤクルトおねいさんのカートは進む、名前が長い、「この車、なんて名前。」 
アリスは「知りません、ヤクルトオネイサン号ではどうですか。」 
「長いのだよ。」 
 「では、ヤクねい号では。」 
俺は「アリスはセンスないね、アリス2号にきまりだ。」 
 「1号はだれですか、まさか私ではないでしょうね。」とアリスがいう。
俺は、とても1号がアリスだとはいえなかった。
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