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違う星だ
現実か現実でないか
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「目が覚めたか。」 目の前に作業服を着たオッサンがいた。どうみても人間様である。
俺はベットに寝ていた。 「ここは、どこ。ワタシはだあれ。」と答えたところ、
「君はオレスに雇われた、それだけだ。ここは地球ではない。」と返答があった。
神様か、異世界か、と考えていたら、「ここは次元が違う異世界ではない、ワタシは神ではない。」
「また地球の時間で約3年が過ぎている、ここでは3日たっただけだが。」
理解ができなかった。 なぜなのか、どこなのか、どうしたらいいのか、まったくわからない。
「アーどうしたら。」とわめいたら目の前のオッサンが「まあそうなるわな、説明しよう。」
「ワタシは以前日本人だった、だから日本語ができ、君の気持ちもわかるつもりだ。」
さて「ここは星間航行船の中だ、地球を出てから3日が過ぎた、地球時間で3年が過ぎた、現在光速の約半分の速度で進んでいる。」
「もうすこしで着くから起きてもらったんだ。」
俺は「はあ、もどれないよね。」
と言ったら、「戻れない、君は死ぬまで雇われたからな。」 と、オッサンは言った。
「あなたがオレスさんですか。」と聞くとオッサンは「オレスではない、ワタシはハレスという。」
まあどっちでもいいが。 「すこし船内を見てもいいですか。」とすまなさそうに聞くとオッサンは「いいが機械をいじるなよ。」 「わかりました。」といって船室をでた。
スタートレックをテレビで観ていたから、そんなんかなと思っていたが、ぜんぜん違っていた。
なんか大東亜戦争当時の戦艦大和の様だった。乗員も日本軍の海軍士官の夏服ぽい感じであった
。壁には戦訓として大和魂は星間いちと描いてあった。
オタクだ、なんの影響か知らないが。 宇宙なんとかヤマトかよ。
船窓から船外をのぞいたら、まっくらでなにも見えなかった。
夢かな、眼さめるかなと、おもいっきりホッペタを叩いてみたが無駄だった。
エレベーターがあったので乗って戦闘艦橋の銘を押した。ふっと体が浮いて止まった。トビラが開いた。 うわ、大和艦橋だ、広島の大和博物館で見たのままの戦闘艦橋が眼の前にあった。
「君は誰か。官職姓名を名乗れ。」トビラの横に立っていた士官ぽいオッサンが聞いてきた。
俺は「ハレスさんに許可をもらい船内を散策していました。」「官職はありません、オレスに雇われたものです。」と答えた。
「そうか、わかったが機械をいじるなよ。」と返答があった。
俺は「ハレスさんの官職はなんですか。」と聞いたところ士官は「彼は、乗員ではない、以前日本人であるから、われらの上司であり、尊敬すべき存在である。階級など彼らに存在しない。」
「彼はこの艦の艦長の上司である。」
ヘーそうなんだ。じゃあオレスはどうかなと思い聞いてみたら。」 士官いわく「失礼にあたるから答えられない。」と濁された。
腹が減った、よく考えたら胃がカラッポである。「なんか食べるものないですか。」と、士官に失礼かもしれないが聞いたところ、エレベーター内に食堂のボタンあるからといわれた。
即効食堂へ、ゴーダッシュだ。
食堂は、日本の大衆食堂のまんまであった。
鉄パイプの白い布がかかったテーブルのパイプイスに座った。
すると割烹着を着たオバチャンがイラッシャイと出てきてご注文はと聞く。
すかさず、「かっどん。」といきおいで言ってしまった。
あるかなと考えたら「はいカッドンイッチョウ。」の声、ここは日本かよ。
イヤ、ここは星間航行船内のはずでは、とツッコミを入れたかった。
俺はベットに寝ていた。 「ここは、どこ。ワタシはだあれ。」と答えたところ、
「君はオレスに雇われた、それだけだ。ここは地球ではない。」と返答があった。
神様か、異世界か、と考えていたら、「ここは次元が違う異世界ではない、ワタシは神ではない。」
「また地球の時間で約3年が過ぎている、ここでは3日たっただけだが。」
理解ができなかった。 なぜなのか、どこなのか、どうしたらいいのか、まったくわからない。
「アーどうしたら。」とわめいたら目の前のオッサンが「まあそうなるわな、説明しよう。」
「ワタシは以前日本人だった、だから日本語ができ、君の気持ちもわかるつもりだ。」
さて「ここは星間航行船の中だ、地球を出てから3日が過ぎた、地球時間で3年が過ぎた、現在光速の約半分の速度で進んでいる。」
「もうすこしで着くから起きてもらったんだ。」
俺は「はあ、もどれないよね。」
と言ったら、「戻れない、君は死ぬまで雇われたからな。」 と、オッサンは言った。
「あなたがオレスさんですか。」と聞くとオッサンは「オレスではない、ワタシはハレスという。」
まあどっちでもいいが。 「すこし船内を見てもいいですか。」とすまなさそうに聞くとオッサンは「いいが機械をいじるなよ。」 「わかりました。」といって船室をでた。
スタートレックをテレビで観ていたから、そんなんかなと思っていたが、ぜんぜん違っていた。
なんか大東亜戦争当時の戦艦大和の様だった。乗員も日本軍の海軍士官の夏服ぽい感じであった
。壁には戦訓として大和魂は星間いちと描いてあった。
オタクだ、なんの影響か知らないが。 宇宙なんとかヤマトかよ。
船窓から船外をのぞいたら、まっくらでなにも見えなかった。
夢かな、眼さめるかなと、おもいっきりホッペタを叩いてみたが無駄だった。
エレベーターがあったので乗って戦闘艦橋の銘を押した。ふっと体が浮いて止まった。トビラが開いた。 うわ、大和艦橋だ、広島の大和博物館で見たのままの戦闘艦橋が眼の前にあった。
「君は誰か。官職姓名を名乗れ。」トビラの横に立っていた士官ぽいオッサンが聞いてきた。
俺は「ハレスさんに許可をもらい船内を散策していました。」「官職はありません、オレスに雇われたものです。」と答えた。
「そうか、わかったが機械をいじるなよ。」と返答があった。
俺は「ハレスさんの官職はなんですか。」と聞いたところ士官は「彼は、乗員ではない、以前日本人であるから、われらの上司であり、尊敬すべき存在である。階級など彼らに存在しない。」
「彼はこの艦の艦長の上司である。」
ヘーそうなんだ。じゃあオレスはどうかなと思い聞いてみたら。」 士官いわく「失礼にあたるから答えられない。」と濁された。
腹が減った、よく考えたら胃がカラッポである。「なんか食べるものないですか。」と、士官に失礼かもしれないが聞いたところ、エレベーター内に食堂のボタンあるからといわれた。
即効食堂へ、ゴーダッシュだ。
食堂は、日本の大衆食堂のまんまであった。
鉄パイプの白い布がかかったテーブルのパイプイスに座った。
すると割烹着を着たオバチャンがイラッシャイと出てきてご注文はと聞く。
すかさず、「かっどん。」といきおいで言ってしまった。
あるかなと考えたら「はいカッドンイッチョウ。」の声、ここは日本かよ。
イヤ、ここは星間航行船内のはずでは、とツッコミを入れたかった。
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