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反省会(カラオケ大会)

会議ばかりだな・・・

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 独逸帝国での戦車大会が幕となり、参加した日本陸軍の戦車15両は帰国の途につく。 独逸帝国のキール軍港の戦車専用の桟橋だ。 船の甲板までは、クレーンであげるのではない。 そこは、天下の独逸帝国である。 専用の橋があるのだ。 戦車の重量にも耐えるが、1度に1両と決まっている。 まあ、長い登り坂である。 高さが船の甲板に合わせられるのが味噌だ。 それでも、30分ほどで乗船は終了である。 最近になり、キール軍港も整備が進んで空母が桟橋に横付けができるのだ。 独逸帝国軍楽隊の演奏のなか、帰途につく日本軍であった。 春麗姫は専用VTOLで帰国だ。 宮様やゆかりんも、それに同乗である。 それで、護衛VTOLが3機ついたのだ。 イマドコ衛星誘導なので、24時間警備ができるのである。 正規空母の航行なので、7日で帰国である。 それでも、数か所の訪問寄港をこなしたのだ。 友好での砲艦外交は効果があるのだ。 親日国への日本軍の寄港は、相手国への牽制になるからである。 現在でも、ベトナムへ寄港する海上自衛隊の艦艇を歓迎するベトナム国民なのだ。 チャイナ共産党への牽制となるからだ。 「ふぅ、やっと本土へ帰ってきたか・・」と、陸軍戦車隊員である。 なんせ、外洋は初めてなのであった。 ロンメロ軍団は無双であった。 いままで、他国と戦った(シナとの紛争は、些細な話である。)ことがないから、よい経験にはなったのだが。 「それにしても、オレ達が出る時点で日本は終わりなんだが・・」「まあ、無双の海軍がいるからな。」「しかし、これからの反省会が憂鬱(ゆううつ)だな。」 「あ、あ、正直、出たくないな。」が、本音の隊員らである。 実戦と机上の差を、嫌というほど味わったからだ。 世界は広い、いやロンメロ軍団が強すぎたのだ。 シナの親玉が平伏するワケがわかった隊員らであった。 「満州国の米軍も侮れんな。」「やはり、実戦をこなしている軍は違うよな。」 現在でも米軍が、あちこちの紛争に顔を出すのは、軍の強さを維持する目的もあるのだ。 実戦経験は、軍隊を使える軍にするのである。 そして、帰国した、戦車隊員らは、全員が反省会への参加となった。 別に敗残したわけではないが、世界を観てきたことで井戸の中の蛙だったことが判明しただけである。 しかし、シナへはロンメロ軍団が毎年お礼参りだ・・それで、シナは日本に手をだせなくなったのだ。 あのカオスなシナがである。 いか、にロンメロ軍団が強いか・・・ もちろん、裏には山田元総理とロンメロとの密約が・・・そして、ハンナとフローラとも密約もである。 密約であるから、4人だけの機密である。 風が吹けば、桶屋がもうかる話ではないが、反省会は日本戦車隊の海外派兵の検討になったのである。 「このままでは、日本の最終防衛ラインではなくなる。」との危機感が・・・
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