上 下
482 / 497
ソ連軍VSローランド軍。

場外乱闘でお開きか・・・

しおりを挟む
 ローランド国は以前、ソ連の傀儡政権だった。 しかし、隣国のラィツランドが民主化を成し遂げた。 独裁政権に耐えていたローランド国民は、正直うらやましい~となるのだ。 そこに、ソ連とラィツランドの紛争が・・・ そして、それが飛び火して、日本軍のハヤブサ戦闘機が空母から・・・ とうとう、クレムリンが白旗(講和だ。)となった。 まあ、過去の話である。 その過去があるから、ローランドとソ連は犬と猿の仲である。 それが、抽選の神のいたずらか・・・ ローランドVSソ連のカードが決まってしまったのだ。 試合だから、双方の戦車は数が決まっている。 数で押し切るソ連軍は通用しないのだ。 「いいか、オレ達だけで、勝てることを示すのだ。」と鼻息荒いローランド軍だ。 かたや、「いいか、ローランド軍には、日本軍の助けはないんだ。」「そう、我らソ連軍か殲滅だ。」と、気勢があがるソ連軍である。 ローランド軍の戦車はトヨス欧州型である。 かたや、ソ連軍は独逸帝国V型戦車である。 V型といってもシナのパクリV型ではない。 グルップ重工製のマジなヤツである。 つまり、独逸VS欧州トヨスとの構図である。 まあ、トヨス亜細亜型の亜流がトヨス欧州型なんだが・・ しかし、ローランドにはトヨス工場があり、そこで戦車を生産しているのだ。 それで、ローランドは鼻息が荒いのだ。 なんせ、自国生産だから、技術が日本だろうと、そこはそこなのだ。 われらが、戦車なのである。 なんせ、社員はトップ以外はローランド国民なのだ。 そのトップも現在は日本人ではない。 なんと、米国トヨスからの派遣なのだ。 3両で1小隊だ。 そして、それが3小隊で1中隊である。 ルールは9両の3中隊の戦車戦だが、模擬弾に限るくらいがルールである。 あとは、国際法を遵守くらいだ。 開始の合図は、定番になったフローラ様のハンケチである。 (サイン入りが売店で・・) 「さあ、始まりました。」「因縁の対決です。」「これは、どうなりますかね。」「双方マジじゃないですか。」「模擬戦で終わるといいんですが。」と勝手に司会者と解説者が盛り上がる。 しかし、これは、混戦というか、場外乱闘で終わるプロレスであった。 とても解説できない混戦だ。 模擬弾を撃ち尽くした双方が、戦車から・・・ 「とうとう、戦車兵ならぬ、殴り合いです。」「あっ、とうとうロンメロ将軍が立ち上がりました。」 ゴングが、(ゴングなんてあったんだ。)「カン、カン、カン、カン。」と連打である。 「これは、戦車戦とは・・・ここまで仲が悪いとは・・」と司会者もアングリである。 「場外乱闘(戦車から降りては禁止なのだ。)は禁止とのことで、この模擬戦は採点不可となりました、加点は双方なしです。」 つまり、痛み分けである。 まあ、双方には空気抜きにはなったようだ。 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました

フルーツパフェ
大衆娯楽
 とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。  曰く、全校生徒はパンツを履くこと。  生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?  史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。

【完結】風天の虎 ――車丹波、北の関ヶ原

糸冬
歴史・時代
車丹波守斯忠。「猛虎」の諱で知られる戦国武将である。 慶長五年(一六〇〇年)二月、徳川家康が上杉征伐に向けて策動する中、斯忠は反徳川派の急先鋒として、主君・佐竹義宣から追放の憂き目に遭う。 しかし一念発起した斯忠は、異母弟にして養子の車善七郎と共に数百の手勢を集めて会津に乗り込み、上杉家の筆頭家老・直江兼続が指揮する「組外衆」に加わり働くことになる。 目指すは徳川家康の首級ただ一つ。 しかし、その思いとは裏腹に、最初に与えられた役目は神指城の普請場での土運びであった……。 その名と生き様から、「国民的映画の主人公のモデル」とも噂される男が身を投じた、「もう一つの関ヶ原」の物語。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

戦艦タナガーin太平洋

みにみ
歴史・時代
コンベース港でメビウス1率いる ISAF部隊に撃破され沈んだタナガー だがクルーたちが目を覚ますと そこは1942年の柱島泊地!?!?

GAME CHANGER 日本帝国1945からの逆襲

俊也
歴史・時代
時は1945年3月、敗色濃厚の日本軍。 今まさに沖縄に侵攻せんとする圧倒的戦力のアメリカ陸海軍を前に、日本の指導者達は若者達による航空機の自爆攻撃…特攻 で事態を打開しようとしていた。 「バカかお前ら、本当に戦争に勝つ気があるのか!?」 その男はただの学徒兵にも関わらず、平然とそう言い放ち特攻出撃を拒否した。 当初は困惑し怒り狂う日本海軍上層部であったが…!? 姉妹作「新訳 零戦戦記」共々宜しくお願い致します。 共に 第8回歴史時代小説参加しました!

処理中です...