432 / 497
また、ロンメロ軍団が・・・
シナの頭の上の大岩・・・
しおりを挟む
「うう、また、あの季節か・・・」 シナの大将軍(実質の皇帝である。)燕青将軍は・・・ 悩んでいた。 また、独逸帝国の軍団が訓練と称してやってくる季節が・・・ 毎年の恒例行事であるが・・・ 独逸帝国陸軍が戦車隊を連ねてシナの国内を凱旋して廻るのだ。 独逸帝国の威容を見せつけて、まるでシナ帝国が独逸帝国の傀儡政権であるかのように見えるのだ。 それは、前の将軍の政権のときである。 シナと日本との些細な紛争が起こった。 すると、周りの国や独逸帝国が日本に味方をして、シナがフルボッコされたのである。 もちろん、当時の将軍の首は飛ばされたのだが・・・ 以来、毎年の恒例行事として独逸帝国戦車隊がシナの国内を練り歩くこととなってしまったのだ。 (以前はソ連を戦車が縦断していたが、現在は日本製の機関車がシベリア鉄道を爆走して12時間で結んでいるらしい。それも、日本から独逸帝国へのプレゼンだとか・・・) 裏をかえせば、シナが覇権を唱えないように独逸帝国がお目付けに来訪するのだ。 そして、シナも国の威信があるから、それなりに歓迎しないと、相手は地上最強の独逸帝国戦車隊だ。 満州国の駐留米軍の戦車隊も怖いが、米軍だユーモアやシャレは理解してくれるのである。 だが、独逸帝国の戦車隊は、かのロンメロ軍団なのだ。 冗談が通じない、軍事規律がバリバリの軍団なのだ。 そして、最大の脅威が、シナの戦車を見つけると訓練にかこつけて、フルボッコにされるのだ。 それで、シナは戦車を隠しておくのだが・・・ ヤツらは、シナ軍が隠しそうなところをわきまえていて、大抵は見つかってしまうのだ。 そして、訓練と称して砲撃の的になってしまうのである。 これは、独逸帝国との紛争停止事項に明記されているから、なんともしがたいシナである。 「燕青大将軍様、戦車は山の中に隠しましたです。」 と陸軍大臣だ。 「そうか、なら安心だな。」 「へい、さすがに独逸野郎も戦車隊で山の中には入りますまい。」 と二人で、アハハハハと高笑いだが・・・ 「ロンメロ将軍、あれが日本から聞いていた泰山です。」 「うむ、ヤツらが泰山の山中に戦車を50両隠していると日本から聞いていたが、調査は進んでいるか?」 「現在、探索戦車3両が探索中です。」 「うむ、砲撃の的が不足しているからな、ぜひとも探しだせ。」 「了解です。」 敬礼して下がる副官だ。 訓練は的がモノホンの戦車のほうが雰囲気がでるから、いいに決まっているが。 さすがに、モノホンの戦車を的にするほど独逸帝国も資金はないのだ。 それで、民間の自家用車の廃車などを使うんだが・・・ いまイチなのである。 砲手いわく、実感が湧かないとか・・・・ それで、毎年シナが独逸帝国の武器商人から密輸しているヤツがあるとラッキーである。 なぜなら、的に最適なのだから。 シナも紛争解決のために戦車は持たないと独逸帝国と条約は結んだが、そこはソレなのだ。 ベトナムやタイなどがトヨス製の亜細亜型を配備しているからシナも戦車がどうしても欲しいのだ。 それで、独逸帝国の武器商人から密輸するんのである。 もちろん、内緒である。 ・・ロンメロ軍団の副官が、「ロンメロ将軍、ありましたよ、日本の情報どうり山の中の川底に密封して沈めてありました。」 「ほう、やはり日本の情報はマジだな。」 「え、え、それも50両ありました。」 「うむ、では砲撃訓練の用意だ。」 「了解です。」 ・・・ 「大変です。」 「なんだ、大臣。」 「泰山の谷川の底に隠した戦車が見つけられました。」 「なんだと。」 と驚く燕青大将軍・・・ 思わず、玉座から・・・・・・「まさか、山の中の谷川の底からだぞ。」 「だれだ、情報を流したヤツは・・」 作業した人夫は始末したし・・・ 「まさか、おまえかーっ。」 あわてて逃げ出す大臣だ。 イヤ、大臣ではない。 はるか高度30万のかなたから日本の軍事偵察衛星が・・・
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説

大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を

土方歳三ら、西南戦争に参戦す
山家
歴史・時代
榎本艦隊北上せず。
それによって、戊辰戦争の流れが変わり、五稜郭の戦いは起こらず、土方歳三は戊辰戦争の戦野を生き延びることになった。
生き延びた土方歳三は、北の大地に屯田兵として赴き、明治初期を生き抜く。
また、五稜郭の戦い等で散った他の多くの男達も、史実と違えた人生を送ることになった。
そして、台湾出兵に土方歳三は赴いた後、西南戦争が勃発する。
土方歳三は屯田兵として、そして幕府歩兵隊の末裔といえる海兵隊の一員として、西南戦争に赴く。
そして、北の大地で再生された誠の旗を掲げる土方歳三の周囲には、かつての新選組の仲間、永倉新八、斎藤一、島田魁らが集い、共に戦おうとしており、他にも男達が集っていた。
(「小説家になろう」に投稿している「新選組、西南戦争へ」の加筆修正版です)

零式輸送機、満州の空を飛ぶ。
ゆみすけ
歴史・時代
ダクラスDC-3輸送機を米国からライセンスを買って製造した大日本帝国。 ソ連の侵攻を防ぐ防壁として建国した満州国。 しかし、南はシナの軍閥が・・・ソ連の脅威は深まるばかりだ。 開拓村も馬賊に襲われて・・・東北出身の開拓団は風前の灯だった・・・

満州国馬賊討伐飛行隊
ゆみすけ
歴史・時代
満州国は、日本が作った対ソ連の干渉となる国であった。 未開の不毛の地であった。 無法の馬賊どもが闊歩する草原が広がる地だ。 そこに、農業開発開墾団が入植してくる。 とうぜん、馬賊と激しい勢力争いとなる。 馬賊は機動性を武器に、なかなか殲滅できなかった。 それで、入植者保護のため満州政府が宗主国である日本国へ馬賊討伐を要請したのである。 それに答えたのが馬賊専門の討伐飛行隊である。
【おんJ】 彡(゚)(゚)ファッ!?ワイが天下分け目の関ヶ原の戦いに!?
俊也
SF
これまた、かつて私がおーぷん2ちゃんねるに載せ、ご好評頂きました戦国架空戦記SSです。
この他、
「新訳 零戦戦記」
「総統戦記」もよろしくお願いします。

世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる