大東亜戦争を回避する方法

ゆみすけ

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訓練の結果は?

Uボート対駆逐艦の第二戦は?

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 そして、新たな訓練された水兵が駆逐艦に乗り込んだ。 艦内放送が、「こちらは艦長だ、本日の訓練はUボートが協力してくれる。」 艦内がざわつく。 「相手は歴戦の勇士だ。」 「撃沈されないことを願う、以上だ。」 もちろん、魚雷は爆発しない模擬魚雷である。 駆逐艦も爆雷は音だけの模擬爆雷である。 すべて訓練用に使っているヤツだから事故の恐れはない。 副官が、「ソナー員は配置についてるか?」 「ヤボール。」とソナー員が。 そして、あわててヘッドフォンを着けた。 ヨコイ艦長代理は訓練した水兵らの実力を計るために、Uボートに訓練の相手を頼んだのである。 訓練所の卒業試験を兼ねたモノである。 座学試験や海上での訓練は終わってるから、最終である。 ・・・ ソナー員が固まった。 聞こえるのだ。 かすかだが、スクリュー音だ。 まだ、かすかで、音の方向は定まらない。 しかし、警報を鳴らした。 「艦長、魚雷です。」 「あ、あ、距離と方向は?」 まあ、そのころには大体判明するのだ。 「北北西、距離は500、いや450.」 「取り舵いっぱい、第一戦速。」 「了解です。」 と操舵員が左方向へフネを向ける。 副官が艦長代理へ、「配置完了です。」 「うむ、30秒か、まだ遅いな。」 とつぶやく。 甲板の見張り員が、「魚雷が。」と方向を示す。 どうやら、1発だけのようだ。 様子見かな。 最初は、Uボートも訓練開始の合図のつもりで1発だけで、駆逐艦の横を通り過ぎて行った。 この模擬魚雷は訓練後に回収するのだ。 (ホンモノの爆発するヤツより高額なのだ。 グルップが日本から技術移転を受けて組み立てているのである。) 「どうやら、誘導ではなかったな。」 と艦長だ。 誘導魚雷だとデゴイを放出せねばならない。 (デゴイは誘導魚雷をかく乱するモーターボートである。) それも、デゴイボートは1隻しか載せていない。 複数の誘導魚雷を撃たれたときの駆逐艦の切り札である。 滅多に使えない。 「さらに、来ます。」 とシナー員だ。 こちらは、Uボートの位置も把握していない。 まあ、潜水艦は位置がバレれば終わりだからだが・・・ 艦長が、「舵戻せ~、最大戦速。」 と指示を出した。 機関員が、「最大戦速、了解。」 と伝声管から伝てくる。 操舵員が、「舵、戻せ~。」 と言いながら舵輪を廻す。 潜水艦は速度が遅いから魚雷が来た方向にいるはずだ。 おおきく、おおまわりで方向を決めていく。 「ソナー、まだ発見できないか?」 と・・・ つまり、Uボートが見つからないかと艦長が聞いているのだ。 駆逐艦のソナーは艦首の先についている。 なぜなら、自身のスクリューから遠いからである。 潜水艦もそうだ。 駆逐艦は艦首の下だが、潜水艦は艦首の上である。 音を出すアクデッブと音を聴くパッシブとある。 アクテブソナーは出した音の反射で判断するのだが、なかなか水中の音の反射は?  判断が難しいのだ。 まずは、聞く耳をたててからがセオリーだろう。 「なかなかヤルな。」 と艦長代理がつぶやく。 訓練艦とはいえ旧式だが、腐っても日本製の駆逐艦だ。 機関音も微細で、スクリュー音も小さい。 それで、ソナーも敵のスクリュー音が聞きやすいはずなのだ。 まさか、Uボートは海底に隠れているのか。 なら、「アクデブだ。」 とソナー員へ指示を出した。 特徴ある音波が駆逐艦から海中へ発振される。 さあ、どうでるかUボート・・・・・・
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