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華僑の奴隷船。

バレなければ・・・

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 強気の華僑船のマレーシア船長だが、彼は雇われ船長だ。 旗はマレーシアだが、シナ人の船員で、船長もである。 「VTOLからですが、臨検を拒否してますが・・」 と通信員だ。 「ふむ、そうくるか。」 「では、VTOLには離れて待機だ。」 「えっ、ヤルんですか。」 「そうだ。」 「民間船には当てるなよ。」 「はあ~っ。」 海上封鎖の空母アマテラス艦長が、「ハデに、やるぞ。」 「ロケット爆雷をヤツの鼻先に落としてやれ。」 「わかりました。」 アマテラスの船舷から「ポ~ン。」 とロケットが飛んだ。 華僑船の鼻先にドンボと墜ちる。 そして、「バアゴ~~~ンンン。」 と大爆発で、水柱があがる。 華僑船は水びたしだ。 「あわわわわ、わ、わ・・・」 「わかった、わかった、臨検を受ける・・・」 命には代えられないわさ。 駆逐艦が華僑船に接舷する。 大きさは同じくらいだ。 華僑船は4000トンクラスだ。 「積み荷は、ぜいたく品か。」 「そうでげす。」 「ん、この部屋は?」 「あわわ、そこは船倉ではないでげす。」 「なんか、泣き声が・・」 「知らないでゲス。」 「こちらの、船倉は・・」 「待て、この部屋を開けろ。」 「え、え、え、ここは客室で、プライベートな・・」 「あやしい、無理にでも。」 「おい、どこに行くんだ、逃げるぞ・・・」 船長が逃げ出した。 係官が追う。 船長は、そのまま海にドンブだ。 そして、引き揚げらえれたのだが・・ ガクブルだ。 係官が、手招きだ。 「あの部屋ですが、幼女が数十人も座敷牢に・・」 「なんだと、シナへの献女か?」 「らしいです。」 「ううむ、どこから乗せたか、しかし、ううむ。」 判断に苦しむ係官だ。 話が大きすぎるのだ。 これは、奴隷船だ。 船長が逃げるはずだ。 シナの軍閥政権のお偉方の女奴隷を運ぶフネだ。 船籍もマレーシアはウソであり、華僑がシナからウラ金をもらい、奴隷少女を買いあさり、シナへ運ぶ途中だったらしい。 シナでは幼い少女から教育し奴隷に仕立てるらしいのだが、まさか本当だったとは・・・ これが、国際社会にバレたらシナは世界から孤立するだろう。 もう、奴隷の時代ではないのだ。 少女らの国籍は色々だった。 あの国は4000年前から同じなのだ。 日本本土の総理官邸から指示がやっと届いた。 「フネごと運んでこい、ということらしい。」 「なら、少女らの保護と船長や船員の確保とフネの牽引だな。」 「駆逐艦2隻で、できるだろう。」 「夕鶴と五月雨に任せるぞ。」 駆逐艦、夕鶴と五月雨が華僑船を曳いていく。 「しかし、華僑がシナの手下なんて。」 「あ、あ、華僑も身内がシナにいると、そうなるらしい。」 「所詮、シナ人にはかわりないからな。」 「お局士官は夕鶴と五月雨に乗船、そして少女らの面倒見だ。」 「野郎がするわけには、いかないからな。」 納得の御意見ありがとうございます・・・・・・
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