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30両VS10両
30両の虎。
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そして、こちらは、シナの戦車隊だ。 パクリで製作した独逸帝国V型の虎だ。 外観は同じだ。 しかも、エンジンは独逸製だ。 エンジンは独逸帝国がサポートする条約である。 なんせ、以前はシナは独逸帝国と軍事同盟を結んでいたのだ。 独逸、シナ、ソ連の三国軍事同盟だ。 しかし、独逸帝国の政変で、シュリーマン独裁政権が倒れ、ロンメロ政権となり、独逸帝国はシナやソ連と袂をわけたのだ。 裏切りはどいつだ。 (すんません、駄洒落です。) 日本の山田総理に、まんまと乗せられたロンメロ政権なのだ。 (これは、シナ政府の見解である。) しかし、我がシナ政府は、裏切りは許さないのだ。 それで、独逸帝国から輸入した兵器のメンテは独逸帝国がヤルこととなったのだ。 これは、シナ政権の大きな成果であるのだ。 以前のベトナムとの紛争で、V型戦車は破壊されたが、追加を独逸帝国が政変で、売ってくれなくなった。 (日本との不可侵条約のためだ。) それで、V型戦車をパクったんだが。 どうしてもエンジンはつくれなかったのだ。 (韓国K戦車と同じだ。) それで、エンジンは独逸帝国から武器サポートとして輸入したのである。 今年は、その関係で、満州国への侵入が遅れてしまったのだ。 聞いた話では、満州国側は、もう侵攻は無い、と踏んでいたようだが。 甘いわ、我が国は、決して侵攻は諦めないのだ。 シナ軍の戦車隊長のチャン少佐は胸を張るのだ。 なんせ、60両のV型虎だ。 満州国の米軍戦車の倍だ。 数で押すのだ。 シナ戦車隊「は鼻息が荒かったのだ。 「ガハハハハ、ハッ、戦車隊、前へ。」 60両の虎が砂煙をたてて進軍する。 壮観なながめだ。 「オレはシナの将軍だぞ。」 まあ、気分は将軍だ・・・ 満州国とのフェンスはV型戦車の敵ではない。 満州軍の歩哨の待合所は潰してやった。 「ざまあ、味噌づけだ。」 逃げる満州兵なぞ、蟻んこ以下だ。 機銃掃射で、抹殺だ。 砲弾がもったいないワ。 そして、熟慮した作戦を遂行するのだ。 「いいか、30両は、ここの森に草などで、隠れろ。」 「あとの30両はオレに続け、一度撤退するフリだ。」 「米軍の戦車は挟み撃ちだ、ガハハハハハ~ハ。」 笑いすぎて、戦車の砲塔から落ちそうだ。 あわてて、手下が、ささえるのだ。 「隊長、隠れていた戦車隊からです。」 「うむ、なんだ?」 「なに、米軍のバイクがきた?」 「それで、殺ったんだろうな。」 「ハイ、もちろんでゲス。」 「そうか、そうか、よくやったぞ。」 (ここで、逃がしたというと、粛清されるのだ、つまり首チョンだ。) 森の隠れているシナ軍・・ 「いいんですか、米軍は逃がしたような・・」 「おめえは、殺されたいのか。」 「いえ、とんでもないです。」 「いいか、米軍はヤッつけたんだ、おまえも見ていただろう。」 「ハイ、そうです。」 独裁政権の弊害である。 逃がしたとバレると殺されるのだ。 そうなると、誰も死にたくはない、ウソの報告しかしないのだ。 (今回の武漢ウィルスと同じだ。本当の報告をすれば殺される。そして中央政府はウソしか言わないのだ。)
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