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潜水艦祭りの結果は?

潜水艦祭りのグダグダ。

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 そうして、いちおう潜水艦祭りは開催期間が終わった。 そして、祭りは、なんとなく終わったのだ。 どこの企業の潜水艦を採用するか決まらずにだ。 鎌倉造船は総理との関係から、ヨツビシは宮様との関係から、トヨスは議員連中を抱き込んでいる。 そして、米国トヨスには大統領がついている。 これでは、結果はだせない。 そう、日本人の悪い癖がでたのだ。 先送りだ。 臭いものにはフタの論理だ。 「いま、すぐに決定することではない。」 これは、総理の回答であった。 現役、潜水艦イ号が使えないことはないのだ。 「あの、騒動はなんだったんだ。」 とは変態科学者の須藤博士の捨てセリフだった。 結局、シナやソ連へのパフォーマンスで終わってしまった。 試作潜水艦を作ったことで、予算がでて、各社が潤っただけだった。 唯一の例外が神山造船だ。 ベトナムやマレーシア海軍が潜水艦の購買に意欲を燃やしているのだ。 インドネシアもそうだ。 シナの東シナ海への台頭で、戦々恐々なのだ。 1隻のイ号の予算で、3隻の神山が・・・は、殺し文句だったのだ。 1隻では、運用できない。 3隻あれば、潜水艦を交代で運用できるのだ。 兵器は必ず、予備が必要なのだ。 船体の監査や船検などで、1年を3期にわければ、常に1隻の潜水艦が運用できるのだ。 これは、おおきい魅力だ。 そして、3国が、まとめて買うなら、さらのお得な話が・・・ こうして、神山造船が販路を拡大してゆくのである。 なんせ、独逸帝国の正規Uボートと互角の勝負なのだ。 乗員が実力がある、対馬基地の潜水艦乗りとは宣伝されていない。 まして、Uボートの乗員が沖縄基地とは、わからないのだ。 あれが、独逸海軍の精鋭なら・・・ まあ、ほとんどソ連の攻撃で戦死してしまったのだが。 しかし、独逸帝国は日本の潜水艦と実力勝負で引き分けたことは自信につながったのだ。 いくら、安価だといっても日本製のブランドは強いのだ。 Uボートのフローラ型は正規Uボートとして欧州に販路を拡大するのだ。 日本の潜水艦と引き分けた、これが大きなアドバンテージなのだ。 そして、海軍工廠の話だ。 「ふむ、鎌倉の磁気推進で、魚雷はヨツビシのロケット推進で、船体はトヨスで、それなら無双の潜水艦だな。」 つまり、トヨス自動車の車体で、ホンヤのエンジンで、月産のサスペンションでなら、世界一のクルマだ。 「そうだが、それはわかるが・・・」 「つまり、そうならないと。」 「当たり前だ、各社が納得するとは思えない。」 「戦時なら、それもわかるが、今は利益優先の平和な世界だからな。」 「うむ、できないことはないが、できないわな。」 日本は民主主義の国だ。 どこかの、将軍様のようにはいかないのだ。 そこが、民主主義の弊害でもあるのだが。 しかし、民主主義が独裁政権より、自由があるのは真実なのだ。 言いたいことが言える国は少ないのだ。 総理の悪口を平気で、ほざける日本は、いい国だと思うのは自分だけではないはずだ。 
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