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まさか、日本光学製のヤツじゃないだろうな、と確認するのだ。
ガラスの素材からの違いがあるのだ。
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「まさかっ!」と、斎藤技官は照準器の銘板を・・・
そこには、富士山とレンズのマークが・・・これは、日本光学の印なのだ。(現実のニコンとは無関係です。)
JK(日本の女子高生のことだ。)が1枚、1枚を手磨きしたレンズが使われているのである。
精度はミクロン単位の誤差を計る顕微鏡でも、誤差がわからないほどのスグレモノなのである。
ガラスの素材も、配合率は日本光学の社内機密で軍も知らないほどだ。(教えてくれない・・・)
「木下君、まさかとは思ったが・・・これをどこで手に入れたんだ。」と、追及する斎藤技官だ。
水上戦車にも日本光学製は搭載されていないのだ。(軍事費にも、制限があるからだ。)
それも、日本光学製でも少ない、JKマーク入りだ。(JKと製造番号の最後に刻印してある。)
1本、1本にJKの個別番号まであるのだ。(プレミア価格なのだ。)
距離がミリ単位で計測できる照準器は世の中に、これだけなのだ。
「すいません、実験で使って結果が欲しいと会社から頼まれまして・・・」と、苦しい言い訳の木下君だ。(嘘にきまってる。)
「まあ、今更だが・・・以後、注意するように。」
「わかりました。」
これでは・・・請求する改造費が・・・軍艦1隻分と同等になりかねない・・・心配する斎藤技官である。
マッカート大佐の、驚く顔が・・・どうしょう、今更なんともできないぞ・・・
最悪、英軍のマツモト中尉へ捻じ込むしかないな・・・と、内心思う技官だ。
あとは、もうトンデモ装備は無いだろうな・・・と、見渡すが・・・
技師らの3名は・・・あっち向いてホイだ。
これは、なんか隠してるに違いない・・・そう思った斎藤君は・・・
「まさか、主砲は交換してないだろうな。」と、遊底の下を見る。
そこは、製造所なんかが記名してあるんだが・・・
あれっ、ビッカースじゃないぞ・・・たしか、英国のビッカース重工製の主砲だったと・・・
銘板は削ってあるのだ・・・それに、なんか主砲が長いのだ。
長砲身というヤツだ。
マークⅣ型は45口径の短砲身だったような・・・
「あっ、それは水上戦車の余ったヤツを改造してつけました。」と、佐藤技師がいう。
「でも、君は武器担当じゃないじゃないか。」と、斎藤君だ。
「その辺に転がっていたんで、附けてみました。」と、カンタンにいう佐藤技師だ。
よく見ると、防盾も別物だ。
「そこは、ドイツ軍の砲撃でヤラれた場所ですから・・・」
「そうだな、別の主砲しか・・・」と、納得する斎藤技官だ。
「まあ、最終点検をしておいてくれ。」「わかりました。」
「オレは、英陸軍のマッカート大佐を呼んでくるから・・・」と、試作室を離れる斎藤技官だ。
「ふう、バレないかと・・・心配したぞ。」
「さすがに、技官も気が付かなかったな。」
「そりゃあ、まさかV型8気筒の2連エンジンだとは・・・」
「エンジンの点検ハッチが2枚あることまでは・・・」
英陸軍のマークⅣ型は、水上戦車の倍の大きさがあったのだ。
しかし、エンジンはガソリンの8気筒で、ダイムラー製の11000ccだ。
馬力は104馬力しかない。
とてつもなく効率が悪い、最悪エンジンなのだ。
そして、大きいのだ。
排ガスも酷く・・・ガス漏れで隊員はガスマスク装着するほどだ。
つまり、エンジンの精度が悪くて、ガス漏れが酷かったのだ。
そこは、英陸軍はジョンブル魂で切り抜けろなのだ。
そう、日本軍が大和魂でバンザイ突撃するようなものだ。
日本の大和魂=英国のジョンブル魂なのである。
しかし、敵は陸戦の雄である天下のドイツ機甲師団の戦車だ。
マジノ要塞陥落の英雄なのだ。
海底戦車は海底では・・・悪路やヘドロの海底を走行するから・・・速度は遅いんだが。
地上では、トルクがあるジーゼルエンジンで、敵なしなのだ。
その相手をしたのだから・・・英陸軍のマークⅣ型がショボかったのは無理もないのだ。
マークⅣ型は30トン近くある。 その戦車を100馬力のガソリンエンジンで動かしていたのだ。
ロバに47サンチの戦艦大和の主砲を曳かせるようなものだ。
そこで、3名の日本人技師は考えたんだ。
ダブル・エンジンだ。
水上戦車用のV型8気筒を2基搭載して・・・1基のエンジンで片方の無限軌道を動かす方法を考えたんだ。
斎藤技官は、そこまで予想していなかったから・・・気が付かなかっただけなのだ。
まあ、斎藤技官は統合主任だ。
エンジンの専門家ではないからね・・・(本人のために言い訳をしておく。)
水上戦車のエンジンを2基取り付けたのだ。
重さは水上戦車の倍程度だから・・・速度は40キロ巡行が可能のはずなのだ。
いままでは、時速8キロから10キロだったんだが・・・それが、いきなり4倍の速度だ。
英陸軍の戦車兵の無事を祈りたいのである。(速度40キロなんて、経験が無いだろう。)
最高速度は・・・エンジン担当の伊東技師いわく・・・「まあ、短時間なら60キロから70キロはでるよ。」
「でも、燃費が悪くなるから・・・30分で燃料タンクがカラだろうね。」だ、そうだ。
「まあ、1リットルで巡行なら300メートルは走れるが。最高速度だと150メートルだろうね。」
「まあ、そんなもんだろうね。」
「燃料タンクは、約1000リットルだから・・・200キロから300キロは行動できることになるな。」
「戦車だから、そんなものでしょう。」
実際、当時の日本軍の八九式中戦車は満タンで200キロ程度の行動半径だった・・・
戦車を一般人は、どこでも走行できる万能車だと思ってるかもしれないが・・・実際は制約も多くて・・・
思ったほどではないと・・・
戦場までは、鉄道や搬送トレーラーで運ばねばならない。
履帯は耐久性がおもったほど無くて・・・交換するサイクルは競馬馬の蹄鉄と同じくらいかな・・・
毎日の戦闘だと、交換は数ヶ月単位だろう。
よく、戦車の増加装甲替わりに履帯を張り付けてる戦車を見るが・・・交換用の履帯を兼ねてるようだ。
「明日、英陸軍のマッカート少佐が搬送車両と部下を同伴して来るそうだ。」と、斎藤技官が技師らにいう。
「それなりに、洗車しておいてくれ。」「わかりました。」
さあ、英陸軍のマッカート少佐は・・・
そこには、富士山とレンズのマークが・・・これは、日本光学の印なのだ。(現実のニコンとは無関係です。)
JK(日本の女子高生のことだ。)が1枚、1枚を手磨きしたレンズが使われているのである。
精度はミクロン単位の誤差を計る顕微鏡でも、誤差がわからないほどのスグレモノなのである。
ガラスの素材も、配合率は日本光学の社内機密で軍も知らないほどだ。(教えてくれない・・・)
「木下君、まさかとは思ったが・・・これをどこで手に入れたんだ。」と、追及する斎藤技官だ。
水上戦車にも日本光学製は搭載されていないのだ。(軍事費にも、制限があるからだ。)
それも、日本光学製でも少ない、JKマーク入りだ。(JKと製造番号の最後に刻印してある。)
1本、1本にJKの個別番号まであるのだ。(プレミア価格なのだ。)
距離がミリ単位で計測できる照準器は世の中に、これだけなのだ。
「すいません、実験で使って結果が欲しいと会社から頼まれまして・・・」と、苦しい言い訳の木下君だ。(嘘にきまってる。)
「まあ、今更だが・・・以後、注意するように。」
「わかりました。」
これでは・・・請求する改造費が・・・軍艦1隻分と同等になりかねない・・・心配する斎藤技官である。
マッカート大佐の、驚く顔が・・・どうしょう、今更なんともできないぞ・・・
最悪、英軍のマツモト中尉へ捻じ込むしかないな・・・と、内心思う技官だ。
あとは、もうトンデモ装備は無いだろうな・・・と、見渡すが・・・
技師らの3名は・・・あっち向いてホイだ。
これは、なんか隠してるに違いない・・・そう思った斎藤君は・・・
「まさか、主砲は交換してないだろうな。」と、遊底の下を見る。
そこは、製造所なんかが記名してあるんだが・・・
あれっ、ビッカースじゃないぞ・・・たしか、英国のビッカース重工製の主砲だったと・・・
銘板は削ってあるのだ・・・それに、なんか主砲が長いのだ。
長砲身というヤツだ。
マークⅣ型は45口径の短砲身だったような・・・
「あっ、それは水上戦車の余ったヤツを改造してつけました。」と、佐藤技師がいう。
「でも、君は武器担当じゃないじゃないか。」と、斎藤君だ。
「その辺に転がっていたんで、附けてみました。」と、カンタンにいう佐藤技師だ。
よく見ると、防盾も別物だ。
「そこは、ドイツ軍の砲撃でヤラれた場所ですから・・・」
「そうだな、別の主砲しか・・・」と、納得する斎藤技官だ。
「まあ、最終点検をしておいてくれ。」「わかりました。」
「オレは、英陸軍のマッカート大佐を呼んでくるから・・・」と、試作室を離れる斎藤技官だ。
「ふう、バレないかと・・・心配したぞ。」
「さすがに、技官も気が付かなかったな。」
「そりゃあ、まさかV型8気筒の2連エンジンだとは・・・」
「エンジンの点検ハッチが2枚あることまでは・・・」
英陸軍のマークⅣ型は、水上戦車の倍の大きさがあったのだ。
しかし、エンジンはガソリンの8気筒で、ダイムラー製の11000ccだ。
馬力は104馬力しかない。
とてつもなく効率が悪い、最悪エンジンなのだ。
そして、大きいのだ。
排ガスも酷く・・・ガス漏れで隊員はガスマスク装着するほどだ。
つまり、エンジンの精度が悪くて、ガス漏れが酷かったのだ。
そこは、英陸軍はジョンブル魂で切り抜けろなのだ。
そう、日本軍が大和魂でバンザイ突撃するようなものだ。
日本の大和魂=英国のジョンブル魂なのである。
しかし、敵は陸戦の雄である天下のドイツ機甲師団の戦車だ。
マジノ要塞陥落の英雄なのだ。
海底戦車は海底では・・・悪路やヘドロの海底を走行するから・・・速度は遅いんだが。
地上では、トルクがあるジーゼルエンジンで、敵なしなのだ。
その相手をしたのだから・・・英陸軍のマークⅣ型がショボかったのは無理もないのだ。
マークⅣ型は30トン近くある。 その戦車を100馬力のガソリンエンジンで動かしていたのだ。
ロバに47サンチの戦艦大和の主砲を曳かせるようなものだ。
そこで、3名の日本人技師は考えたんだ。
ダブル・エンジンだ。
水上戦車用のV型8気筒を2基搭載して・・・1基のエンジンで片方の無限軌道を動かす方法を考えたんだ。
斎藤技官は、そこまで予想していなかったから・・・気が付かなかっただけなのだ。
まあ、斎藤技官は統合主任だ。
エンジンの専門家ではないからね・・・(本人のために言い訳をしておく。)
水上戦車のエンジンを2基取り付けたのだ。
重さは水上戦車の倍程度だから・・・速度は40キロ巡行が可能のはずなのだ。
いままでは、時速8キロから10キロだったんだが・・・それが、いきなり4倍の速度だ。
英陸軍の戦車兵の無事を祈りたいのである。(速度40キロなんて、経験が無いだろう。)
最高速度は・・・エンジン担当の伊東技師いわく・・・「まあ、短時間なら60キロから70キロはでるよ。」
「でも、燃費が悪くなるから・・・30分で燃料タンクがカラだろうね。」だ、そうだ。
「まあ、1リットルで巡行なら300メートルは走れるが。最高速度だと150メートルだろうね。」
「まあ、そんなもんだろうね。」
「燃料タンクは、約1000リットルだから・・・200キロから300キロは行動できることになるな。」
「戦車だから、そんなものでしょう。」
実際、当時の日本軍の八九式中戦車は満タンで200キロ程度の行動半径だった・・・
戦車を一般人は、どこでも走行できる万能車だと思ってるかもしれないが・・・実際は制約も多くて・・・
思ったほどではないと・・・
戦場までは、鉄道や搬送トレーラーで運ばねばならない。
履帯は耐久性がおもったほど無くて・・・交換するサイクルは競馬馬の蹄鉄と同じくらいかな・・・
毎日の戦闘だと、交換は数ヶ月単位だろう。
よく、戦車の増加装甲替わりに履帯を張り付けてる戦車を見るが・・・交換用の履帯を兼ねてるようだ。
「明日、英陸軍のマッカート少佐が搬送車両と部下を同伴して来るそうだ。」と、斎藤技官が技師らにいう。
「それなりに、洗車しておいてくれ。」「わかりました。」
さあ、英陸軍のマッカート少佐は・・・
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