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クジラ号改の長所と欠点とは・・・
潜水艦の隠密性と川を遡上できる舟。
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大英帝国の大女王様が、「皆の者、よくやってくれたぞよ。」
「わらわは、感謝しか無いぞよ。」
「これで、準備できる時間が造れたぞよ。」
陸戦隊と潜水艦隊の面々は平伏する。
アランが代表として、「ありがたき、おことば。」
「それだけで、われらは十分にございまする。」と、定番の返答だ。
そして、大女王様は雛壇を・・・
「ふう。」と、残った全員が肩の力を抜いた・・・
王立海軍の力で、ロンドン砲撃は阻止されたのだ。
大女王様の部下が防いだのだ。
大女王様の面目は保たれたのである。
海軍大臣がアランへ、「追って、褒賞は伝達するから。」
「ハイ、ありがたき・・・」と、礼を述べる。
これも、定番だ。
そして、マツモト君と、アランは潜水艦隊本部へ・・・諸々の報告だ。
陸戦隊の面々は、祝勝会らしいが・・・
活躍が軍事機密で、公表はできないからの埋め合わせであるようだ。
「ところで、アラン。」「なんだい。」
「シュタイン博士は、どうなるんだ。」
「うむ、隔離されて・・・しばらくは様子見らしいぞ。」
「飼い殺しかよ・・・」「そうなるだろうな。」
ドイツ帝国の最高の技術者だ。
また、第2の列車砲はゴメンなのである。
「しばらくは、ドイツも新兵器は無理かもな・・・」「だと、いいのだが・・・」
いや、技術者は博士だけでないからね・・・
「まあ、博士は情報部が、なんとかするんじゃないかな。」と、アランがいう。
「適当に女でも、与えれば・・・」と、カンタンにいうのだ。
アランは、自らが・・・ドイツ帝国のオナゴの尻を追いかけたことを・・・忘れてるようだ。
まあ、マツモト君も変わらないんだが・・・最近はカテリーナに浣腸攻めを喰らって・・・これは、極秘事項だった。
潜水艦隊の総司令へ報告をすませて・・・
定番の反省会がはじまったのだ。
「では、陸戦隊のスミス大尉の参加も得られたので・・・始めようかと・・・」と、参謀が音頭を執る。
「議題はクジラ号改についてだ。」
「では、感想ですが。」と、スミス大尉だ。
「では、スミス君。」と、参謀が指名する。
「作戦現場へ接近できたことは望外の喜びでした。」
「なんせ、線路わきまで行けたのですからな。」
「そして、短機関銃でドイツ兵を殲滅すれば、我が軍の勝ですから・・」
「消音器(サイレンサー)の効果は絶大でしたぞ。」と、力説する。
「それに敵が、まさかと・・・油断していたこともありますが。」
「そうだな、さすがにルール川の排水溝へとは・・・誰もが予想できなかったろう。」と、参謀がいう。
例えば、ロンドン橋の河岸から敵が上陸してくるようなものだからだ。
それも、いきなりだ。
対処できるとは、思えないのだ。
日本の内地なら、二重橋(皇居)のほとりから敵が上陸するようなものだからだ。
最終防衛ラインなぞ、あって無いようなものだからだ。
「いかに、潜水艦と潜水艇との隠密性が明らかになったということだな。」と、参謀が締める。
「それで、クジラ号改に要望はあるかね。」と、参謀がスミスへ聞いた。
「え、え、内部は広いし、文句はありませんが・・・」
「欲を言えば、今回は軽傷でしたが・・・担架とかの医療設備があると・・・」
「そうだな、君らは戦ってナンボだからな。」と、参謀だ。
「今回の作戦でクジラ号改は観光船という立場から半潜水艇としての専用となる。」と、参謀がいう。
「これから、ドイツ帝国の動きが活発になるだろう。」
「なら、陸戦隊の作戦も増えてくるやもしれない。」
「それに、フランスの旧政府の要人からの亡命の要請も少なくないのだ。」
「漁船で、なんとか隠れて逃げ出すほどらしいぞ。」
「まあ、現在のバシー政権はドイツの傀儡だからな。」
「そう、英国はなりたくないものだ。」
「いや、絶対に阻止してみせるぞ。」「そうだ、そうだ。」
「しかし、万が一のときは・・・」
「いや、日本を忘れてもらっては困る。」と、マツモト君だ。
「そうだった、君を忘れていた。」
「日露戦争の援助は忘れないからな。」と、マツモト艦長が力説する。
英国は日英同盟でロシア艦隊がスエズ運河を通過させなかったのだ。
それで、大幅に艦隊行動が遅れたのだ。
それに、英国の植民地には寄港を許さなかったのだ。
それで、水兵の士気も衰えたのだ。
英国を敵に廻すと・・・ロクなことは無いのだ。
そして、味方なら虎の威を借るキツネができるのだ。
現在の日本が米国のポチ公なのは、そのためだ。
米国が背後に居るから・・・シナや半島が手を出せないのだ。
日本だけでの国防なら・・・現在の国防費の数十倍は必要なのだ。
そして、核武装しか無いのだ。
米国から、大金を積んで買うしかないだろう。
原潜とセットで、喜んで売ってくれるだろう。
そうなれば、北方領土や竹島は黙っていても還ってくるだろう・・・
尖閣にシナの公船は、1隻も入らなくなるだろう・・・
それが、核兵器の恩恵なのだ。(だから、北朝鮮は死んでも核は手放さない。)
「わらわは、感謝しか無いぞよ。」
「これで、準備できる時間が造れたぞよ。」
陸戦隊と潜水艦隊の面々は平伏する。
アランが代表として、「ありがたき、おことば。」
「それだけで、われらは十分にございまする。」と、定番の返答だ。
そして、大女王様は雛壇を・・・
「ふう。」と、残った全員が肩の力を抜いた・・・
王立海軍の力で、ロンドン砲撃は阻止されたのだ。
大女王様の部下が防いだのだ。
大女王様の面目は保たれたのである。
海軍大臣がアランへ、「追って、褒賞は伝達するから。」
「ハイ、ありがたき・・・」と、礼を述べる。
これも、定番だ。
そして、マツモト君と、アランは潜水艦隊本部へ・・・諸々の報告だ。
陸戦隊の面々は、祝勝会らしいが・・・
活躍が軍事機密で、公表はできないからの埋め合わせであるようだ。
「ところで、アラン。」「なんだい。」
「シュタイン博士は、どうなるんだ。」
「うむ、隔離されて・・・しばらくは様子見らしいぞ。」
「飼い殺しかよ・・・」「そうなるだろうな。」
ドイツ帝国の最高の技術者だ。
また、第2の列車砲はゴメンなのである。
「しばらくは、ドイツも新兵器は無理かもな・・・」「だと、いいのだが・・・」
いや、技術者は博士だけでないからね・・・
「まあ、博士は情報部が、なんとかするんじゃないかな。」と、アランがいう。
「適当に女でも、与えれば・・・」と、カンタンにいうのだ。
アランは、自らが・・・ドイツ帝国のオナゴの尻を追いかけたことを・・・忘れてるようだ。
まあ、マツモト君も変わらないんだが・・・最近はカテリーナに浣腸攻めを喰らって・・・これは、極秘事項だった。
潜水艦隊の総司令へ報告をすませて・・・
定番の反省会がはじまったのだ。
「では、陸戦隊のスミス大尉の参加も得られたので・・・始めようかと・・・」と、参謀が音頭を執る。
「議題はクジラ号改についてだ。」
「では、感想ですが。」と、スミス大尉だ。
「では、スミス君。」と、参謀が指名する。
「作戦現場へ接近できたことは望外の喜びでした。」
「なんせ、線路わきまで行けたのですからな。」
「そして、短機関銃でドイツ兵を殲滅すれば、我が軍の勝ですから・・」
「消音器(サイレンサー)の効果は絶大でしたぞ。」と、力説する。
「それに敵が、まさかと・・・油断していたこともありますが。」
「そうだな、さすがにルール川の排水溝へとは・・・誰もが予想できなかったろう。」と、参謀がいう。
例えば、ロンドン橋の河岸から敵が上陸してくるようなものだからだ。
それも、いきなりだ。
対処できるとは、思えないのだ。
日本の内地なら、二重橋(皇居)のほとりから敵が上陸するようなものだからだ。
最終防衛ラインなぞ、あって無いようなものだからだ。
「いかに、潜水艦と潜水艇との隠密性が明らかになったということだな。」と、参謀が締める。
「それで、クジラ号改に要望はあるかね。」と、参謀がスミスへ聞いた。
「え、え、内部は広いし、文句はありませんが・・・」
「欲を言えば、今回は軽傷でしたが・・・担架とかの医療設備があると・・・」
「そうだな、君らは戦ってナンボだからな。」と、参謀だ。
「今回の作戦でクジラ号改は観光船という立場から半潜水艇としての専用となる。」と、参謀がいう。
「これから、ドイツ帝国の動きが活発になるだろう。」
「なら、陸戦隊の作戦も増えてくるやもしれない。」
「それに、フランスの旧政府の要人からの亡命の要請も少なくないのだ。」
「漁船で、なんとか隠れて逃げ出すほどらしいぞ。」
「まあ、現在のバシー政権はドイツの傀儡だからな。」
「そう、英国はなりたくないものだ。」
「いや、絶対に阻止してみせるぞ。」「そうだ、そうだ。」
「しかし、万が一のときは・・・」
「いや、日本を忘れてもらっては困る。」と、マツモト君だ。
「そうだった、君を忘れていた。」
「日露戦争の援助は忘れないからな。」と、マツモト艦長が力説する。
英国は日英同盟でロシア艦隊がスエズ運河を通過させなかったのだ。
それで、大幅に艦隊行動が遅れたのだ。
それに、英国の植民地には寄港を許さなかったのだ。
それで、水兵の士気も衰えたのだ。
英国を敵に廻すと・・・ロクなことは無いのだ。
そして、味方なら虎の威を借るキツネができるのだ。
現在の日本が米国のポチ公なのは、そのためだ。
米国が背後に居るから・・・シナや半島が手を出せないのだ。
日本だけでの国防なら・・・現在の国防費の数十倍は必要なのだ。
そして、核武装しか無いのだ。
米国から、大金を積んで買うしかないだろう。
原潜とセットで、喜んで売ってくれるだろう。
そうなれば、北方領土や竹島は黙っていても還ってくるだろう・・・
尖閣にシナの公船は、1隻も入らなくなるだろう・・・
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