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道具は使いようだ。
バカとハサミは使うようで、なんとかなるのである。
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「ほう、意外と海上は使えるのだな。」と、アランが感心する。
「そりゃそうだよ、ドイツはジーゼルエンジンを発明した国だぞ。」と、マツモト君だ。
ドイツ5号潜水艦は20ノットでキール軍港へ爆走しているのだ。
「潜航はしないのか?」と、アランが聞く。
「いや、やめたほうがいいな。」「ドイツの蓄電池は、なかなか水素ガスの発生が止まらないらしいのだ。」
「それが、以前の事故原因なのだよ。」
なるほどと、納得するアラン君だ。
「蓄電池は艦底にある、発生する水素ガスは上へあがるからだ。」と、解説者のマツモト君だ。
「蓄電池は希硫酸が使ってある、それが金属を侵食して・・・漏れて艦内へ充満したとも思われるからな。」
「たぶん、ガス・マスクを着用して難を逃れてるんじゃないかな。」と、予想するマツモト解説者だ。
航海士が、「艦長、この速度ですと、キール軍港へ午前4時ころには。」「そうか、ありがと。」
「おい、アラン。」「なんだよ。」
「作戦を説明するぞ。」「やっとかよ。」
キール軍港の海図を出して、マツモト君が作戦を・・・・
「まずは、浮遊機雷を潜水艦の艦尾から流すのだ。」
「そうだな、長さは最大だな。」「そうなると、300メートルだな。」
「そして浮遊機雷を、この地点で切り離しのだ。」と、潜水艦基地の手前をしめす。
「そして、時限信管で15分後に爆発させるんだ。」「なるほど。」
「そのスキに、潜水艦桟橋のマーガレット4号へ乗り移るんだ。」
「つまり、ドイツと同じ、入れ替え作戦ということだ。」
「敵の裏をカクわけだな。」と、アランが感心する。
「作戦はカンタンでないと、失敗のリスクが高くなるからな。」
「いいか、アランは後部ハッチから隊員らと合図をしたらだ。」「あ、あ、わかった。」
「敵の魚雷攻撃だ~とオレがドイツ語で騒ぐから・・・」と、マツモト君がいう。
「すると、マーガレット4号艦を警備したいたドイツ兵が、逃げ出すはずだ。」
「なんせ、魚雷攻撃だ、ヤバイとなるからな。」
「そのスキに、盗まれた潜水艦を取り戻すんだ。」「なるほど。」
「そして、ドイツの潜水艦を置いておけば、ドイツ軍は外見は同じだから気が付かないだろうて・・・」
「そうだな、よし。」と、気合を入れるアラン君だ。
「艦長。」「着いたか。」「え、え。」
「キール軍港が見えます。」「そうだな。」
「よし、浮遊機雷を流せ。」「アイサー。」
艦尾に繋いである浮遊機雷を・・・海面へ流す。
そして、長さ300メートルのロープで潜水艦へ付いてくる浮遊機雷だ。
「爆発時間は15分だぞ。」「え、え、間違いなくセットしました。」と、副官だ。
「よし、盗まれた潜水艦へ近づくぞ。」
「モーター切り替えだ。」ジーゼルエンジンは五月蠅いから・・・モーターへ・・・
しかし、日本製ではないから・・・少しは騒音が・・・
「うむ、この騒音は・・・」「しょうかないぞ、ドイツ側が気が付かないことを祈るさ。」
軍港は普通の港ではない。
24時間体制で警備や作業があるものだ。
それで、深夜にも関わらず、少しは騒音が付きものなのである。
それで、潜水艦のモーター音はかき消されたのだ。
「いいか、蓄電池室から水素が出るから・・・ガス・マスをを忘れるなよ。」と、副官が隊員らへ・・・
「艦長、マーガレット4号です。」と、見張り員が告げる。
「よし、時間どうりだな。」と、時計を見る。
「あと、30秒で爆発するぞ。」「配置へ付けっ!」
隊員らは、マーガレット4号へ乗り込む用意を・・・
「ドガガガガガガガンンン。」と、水柱と爆発音がキール軍港内へ響きわたる。
警報がキール軍港へ鳴り響く。
「なんだ、どうしたんだ。」と、マーガレット4号の警備のドイツ兵がうろたえる。
「おい、敵の魚雷攻撃だ。」「潜水艦を狙ってるぞーっ。」と、マツモト君がドイツ語で叫んだ。
魚雷はドイツ語でTorpedo(トービード)という。
「いかん、逃げろ。」と、警備のドイツ兵がマーガレット4号から退避する。
混乱したキール軍港だ。
右往左往のドイツ軍の兵隊らである。
なんせ、浮遊機雷の爆発は、マジで敵の魚雷攻撃と思わせる水柱と爆発音だからである。
「よし、見張りがいないな。」と、確認するアラン君だ。
「いまだ、乗り込め。」と、合図だ。
そこは、いままで訓練で使ってきたマーガレット4号である。
暗闇でも、何のことはないのである。
30秒もかからないで、全員がドイツ製5号潜水艦から、我がマーガレット4号へ・・・
「よし、機関始動だ。」「最大戦速で離脱するぞ。」
「混乱するドイツ軍の船に用心しろ。」「ドイツ海軍旗を掲げるんだ。」
「避難する潜水艦のフリだぞ。」
混乱するキール軍港から・・・退避する潜水艦を装い・・・まんまと、トンズラに成功するマーガレット4号艦である。
背後では、置き土産の浮遊機雷の2発目が爆発する音が響いているようだ。
まだ、ドイツ軍は潜水艦が取り戻されて・・・潜水艦桟橋には事故った潜水艦の5号艦が浮かんでいることを・・・知らないようである。
そして、アラン君は大叔母様である、偉大なるビクトリア大女王様からの叱責を回避することに成功したようである。
「艦長、我がポーツマス軍港が見えてきましたよ。」「そうか。」
艦橋から見慣れたポーツマス軍港の灯台が・・・
「なんとか、バレないで済みそうだな。」と、アラン君は・・・王族の体面が守れたことを・・・
そして、アンネリーゼが二重スパイではないことが・・・疑いが晴れて・・・バンバンザイのアラン君である。
まあ、マツモト君はカテリーナの不満が・・・なんせ、今からサド攻めを・・・蝋燭とアイヌの熊々コケシで、マツモト君のお尻の穴へ攻撃を・・・そこへ、アランの急報だったのだ。
不満たらたらなのである。
はたして、マツモト君はカテリーナ・クラリスの攻めに耐えきれるか・・・そこが、問題のようなのである。
「そりゃそうだよ、ドイツはジーゼルエンジンを発明した国だぞ。」と、マツモト君だ。
ドイツ5号潜水艦は20ノットでキール軍港へ爆走しているのだ。
「潜航はしないのか?」と、アランが聞く。
「いや、やめたほうがいいな。」「ドイツの蓄電池は、なかなか水素ガスの発生が止まらないらしいのだ。」
「それが、以前の事故原因なのだよ。」
なるほどと、納得するアラン君だ。
「蓄電池は艦底にある、発生する水素ガスは上へあがるからだ。」と、解説者のマツモト君だ。
「蓄電池は希硫酸が使ってある、それが金属を侵食して・・・漏れて艦内へ充満したとも思われるからな。」
「たぶん、ガス・マスクを着用して難を逃れてるんじゃないかな。」と、予想するマツモト解説者だ。
航海士が、「艦長、この速度ですと、キール軍港へ午前4時ころには。」「そうか、ありがと。」
「おい、アラン。」「なんだよ。」
「作戦を説明するぞ。」「やっとかよ。」
キール軍港の海図を出して、マツモト君が作戦を・・・・
「まずは、浮遊機雷を潜水艦の艦尾から流すのだ。」
「そうだな、長さは最大だな。」「そうなると、300メートルだな。」
「そして浮遊機雷を、この地点で切り離しのだ。」と、潜水艦基地の手前をしめす。
「そして、時限信管で15分後に爆発させるんだ。」「なるほど。」
「そのスキに、潜水艦桟橋のマーガレット4号へ乗り移るんだ。」
「つまり、ドイツと同じ、入れ替え作戦ということだ。」
「敵の裏をカクわけだな。」と、アランが感心する。
「作戦はカンタンでないと、失敗のリスクが高くなるからな。」
「いいか、アランは後部ハッチから隊員らと合図をしたらだ。」「あ、あ、わかった。」
「敵の魚雷攻撃だ~とオレがドイツ語で騒ぐから・・・」と、マツモト君がいう。
「すると、マーガレット4号艦を警備したいたドイツ兵が、逃げ出すはずだ。」
「なんせ、魚雷攻撃だ、ヤバイとなるからな。」
「そのスキに、盗まれた潜水艦を取り戻すんだ。」「なるほど。」
「そして、ドイツの潜水艦を置いておけば、ドイツ軍は外見は同じだから気が付かないだろうて・・・」
「そうだな、よし。」と、気合を入れるアラン君だ。
「艦長。」「着いたか。」「え、え。」
「キール軍港が見えます。」「そうだな。」
「よし、浮遊機雷を流せ。」「アイサー。」
艦尾に繋いである浮遊機雷を・・・海面へ流す。
そして、長さ300メートルのロープで潜水艦へ付いてくる浮遊機雷だ。
「爆発時間は15分だぞ。」「え、え、間違いなくセットしました。」と、副官だ。
「よし、盗まれた潜水艦へ近づくぞ。」
「モーター切り替えだ。」ジーゼルエンジンは五月蠅いから・・・モーターへ・・・
しかし、日本製ではないから・・・少しは騒音が・・・
「うむ、この騒音は・・・」「しょうかないぞ、ドイツ側が気が付かないことを祈るさ。」
軍港は普通の港ではない。
24時間体制で警備や作業があるものだ。
それで、深夜にも関わらず、少しは騒音が付きものなのである。
それで、潜水艦のモーター音はかき消されたのだ。
「いいか、蓄電池室から水素が出るから・・・ガス・マスをを忘れるなよ。」と、副官が隊員らへ・・・
「艦長、マーガレット4号です。」と、見張り員が告げる。
「よし、時間どうりだな。」と、時計を見る。
「あと、30秒で爆発するぞ。」「配置へ付けっ!」
隊員らは、マーガレット4号へ乗り込む用意を・・・
「ドガガガガガガガンンン。」と、水柱と爆発音がキール軍港内へ響きわたる。
警報がキール軍港へ鳴り響く。
「なんだ、どうしたんだ。」と、マーガレット4号の警備のドイツ兵がうろたえる。
「おい、敵の魚雷攻撃だ。」「潜水艦を狙ってるぞーっ。」と、マツモト君がドイツ語で叫んだ。
魚雷はドイツ語でTorpedo(トービード)という。
「いかん、逃げろ。」と、警備のドイツ兵がマーガレット4号から退避する。
混乱したキール軍港だ。
右往左往のドイツ軍の兵隊らである。
なんせ、浮遊機雷の爆発は、マジで敵の魚雷攻撃と思わせる水柱と爆発音だからである。
「よし、見張りがいないな。」と、確認するアラン君だ。
「いまだ、乗り込め。」と、合図だ。
そこは、いままで訓練で使ってきたマーガレット4号である。
暗闇でも、何のことはないのである。
30秒もかからないで、全員がドイツ製5号潜水艦から、我がマーガレット4号へ・・・
「よし、機関始動だ。」「最大戦速で離脱するぞ。」
「混乱するドイツ軍の船に用心しろ。」「ドイツ海軍旗を掲げるんだ。」
「避難する潜水艦のフリだぞ。」
混乱するキール軍港から・・・退避する潜水艦を装い・・・まんまと、トンズラに成功するマーガレット4号艦である。
背後では、置き土産の浮遊機雷の2発目が爆発する音が響いているようだ。
まだ、ドイツ軍は潜水艦が取り戻されて・・・潜水艦桟橋には事故った潜水艦の5号艦が浮かんでいることを・・・知らないようである。
そして、アラン君は大叔母様である、偉大なるビクトリア大女王様からの叱責を回避することに成功したようである。
「艦長、我がポーツマス軍港が見えてきましたよ。」「そうか。」
艦橋から見慣れたポーツマス軍港の灯台が・・・
「なんとか、バレないで済みそうだな。」と、アラン君は・・・王族の体面が守れたことを・・・
そして、アンネリーゼが二重スパイではないことが・・・疑いが晴れて・・・バンバンザイのアラン君である。
まあ、マツモト君はカテリーナの不満が・・・なんせ、今からサド攻めを・・・蝋燭とアイヌの熊々コケシで、マツモト君のお尻の穴へ攻撃を・・・そこへ、アランの急報だったのだ。
不満たらたらなのである。
はたして、マツモト君はカテリーナ・クラリスの攻めに耐えきれるか・・・そこが、問題のようなのである。
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