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深く静かに潜航するしかない。
水圧に耐えられるのか、3号潜水艦。
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「このままでは、袋のネズミだ。」と、覚悟を決めるハインリッヒ艦長だ。
「ベント開け、潜行だ。」「下げ舵30度だ。」「ヤー。」
ドイツ帝国潜水艦3号は英海軍潜水艦のビンガーを潜行してやりすごす作戦に出たのだ。
「深度50です。」「深度55です。」「深度60。」
「深度100です。」「まだ、行きますか。」「あ、あ。」
「艦長、そろそろ。」「ダメだ。」
「深度120。」「深度・・・・」と、言ってるが・・・
ドイツ帝国潜水艦はアクテブ・ソナーは搭載したいない。
ここら辺は英仏海峡だ。
そう、あまり海は深くはないのだ。
「艦長、そろそろ海底かも・・」と、航海士が苦言だ。
「ガガガガガガガーーーーウウウン。」と、潜水艦の舳先が海底へ・・・
「うわーーーーーっ。」と、隊員らがひっくり返る。
椅子から転げ落ちる・・・艦長のハインリッヒは潜望鏡で頭を強打する。
「大丈夫か?」と、ハインリッヒ艦長が起き上がる。
「艦長、魚雷発射菅から浸水です。」と、魚雷員から通報だ。
「いかん、魚雷室は閉鎖しろ。」「急げ、上がれなくなるぞ。」「いぞぐんだ。」
「魚雷室閉鎖しました。」「ふう・・・」
なんとか間に合ったようだ。
ドイツ潜水艦3号は45度に近い角度で海底のドロに舳先が埋まっていたのだ。
「タンクブロー。」「浮上だ。」「浮上しろ。」
「ヤー。」
「カン、カン、カン。」と、圧搾空気をモーターポンプが造る。
そして、「プシューーーーッ。」と、メインタンクに入っている海水を排出する。
「ゴボゴボ、ゴボ。」と、海水が排出される。
しかし、しかしだ。
45度の傾いた潜水艦は微動だにしなかったのだ。
「なんだだ。」「メインタンクを・・・」と、叫ぶハインリッヒ艦長だ。
バルブ操作員が、「艦長、いっぱいですが・・・」
つまり、メインタンクは空気で満たされているのだ。
それでも、艦は突き刺さったままなのだ。
「くそっ、最悪だ。」「どうしよう。」と、緊急事態のマニュアルを思い出す、ハインリッヒ艦長だ。
「最悪、舳先の魚雷を爆発させれば、あるいは・・・」「いかん、危険すぎる。」
「そこまで、艦がもたないだろう。」
そのとき、英海軍のフネが居たことを思い出す・・・
「しかし、ヤツらに対処できる方法があるとは思えないんだが・・・」
「これは、事故だ、そうだ事故の救援依頼なら・・・」と、助かる方法を模索するハインリッヒ艦長だ。
そのころ・・・クリステーナ号のアクデブ・ソナー員が、「艦長、不審潜水艦が位置が特定されましたが・・・」
「どこだ。」「海底です。」
「そうか、隠れたつもりなんだな。」
すると、パッシブ・ソナー員が、「艦長、打撃音が聞こえます。」と、イヤホンを渡すフリだ。
マツモト君は片耳にイヤホンをあてる。
「カン、カン、カン、ゴツン、ゴツンゴツン、カン、カンカン。」と、打撃音が聞こえるのだ。
つまり、・・・ーーー・・・と、打音なのだ。
「これは、SOSじゃないか。」
そうなのだ、ドイツ潜水艦3号は艦尾で艦内の金属を叩いて信号を送ろうと・・・
それが、ハインリッヒ艦長が指示したSOSなのである。
英海軍へSOSはドイツとしては・・・しかし、命がかかってるのだ。
国際間の軋轢なぞ、問題外なのだ。
でないと、ドイツ潜水艦3号は隊員全員が・・・助からないからだ。
「いいか、叩き続けるんだ。」「ヤー。」
「いまは、英潜水艦に助けてもらうしかない・・・」と、決断したハインリッヒ艦長である。
これが、シナや朝鮮などの特亜三国だと、こうはならない。
仮想敵へ助けを求めるなぞ、感情的にできない民族なのだから・・・
そして、国際法も守らない、約束は破る、味方を裏切る・・・それが、特亜三国なのだ。
アクデブ・ソナー員へ、「不審潜水艦の位置を詳しく特定できるか。」と、マツモト君だ・・・
「いま、やってますが・・・方向は左舷30度で、下方45度、誤差はあるとおもいますが。」
「どのくらいの誤差だ。」「そうですね、10メートル程度かと・・・」「うむ。」
「ピンガーを2回撃てっ。」「アイアイサー。」
「ピキーーーン、ピキーーーン。」
「浮上だ。」「タンクブロー。」「潜舵上30度。」
ビンガー2回はマーガレット2号への浮上の合図だ。
やがて、マーガレット2号とクリステーナ号は海上で合流する。
こんどは、マツモト君がマーガレット2号へ組み立てランチで・・・
「どうしたんだ?」と、アラン艦長だ。
「じつは、コレコレ・シカジカ・・・」と、不審潜水艦からのSOSを伝える。
「えっ、海底に突き刺さってるのか。」と、唖然とするアラン艦長だ。
「そのようだ。」と、マツモト君が繰り返す。
「どうする、救助依頼だぞ。」
「助けないわけには・・・」
「しかし、どうやるんだよ。」と、アランが・・・
「そこなんだよ。」と、悩むマツモト君である。
「潜水艦は、たぶんヤツらのだ。」「あ、あ、ドイツ帝国だろ。」
「なんせ、オレ達以外は日本とドイツしか造れないからな。」
「で、どうするんだ。」
「潜水艦救命艇はハッチが合うかだが。」
「そうだな、いまから設計図なんて、ドイツ帝国へ言っても間に合わないだろう。」
「下手な行動は紛争を招くかもしれないからな。」と、アランがいう。
「でも、ここで助けない訳にはいかんだろう。」「そうだな。」
「で、どうするんだ?」と、アランがマツモト君へ・・・
「ベント開け、潜行だ。」「下げ舵30度だ。」「ヤー。」
ドイツ帝国潜水艦3号は英海軍潜水艦のビンガーを潜行してやりすごす作戦に出たのだ。
「深度50です。」「深度55です。」「深度60。」
「深度100です。」「まだ、行きますか。」「あ、あ。」
「艦長、そろそろ。」「ダメだ。」
「深度120。」「深度・・・・」と、言ってるが・・・
ドイツ帝国潜水艦はアクテブ・ソナーは搭載したいない。
ここら辺は英仏海峡だ。
そう、あまり海は深くはないのだ。
「艦長、そろそろ海底かも・・」と、航海士が苦言だ。
「ガガガガガガガーーーーウウウン。」と、潜水艦の舳先が海底へ・・・
「うわーーーーーっ。」と、隊員らがひっくり返る。
椅子から転げ落ちる・・・艦長のハインリッヒは潜望鏡で頭を強打する。
「大丈夫か?」と、ハインリッヒ艦長が起き上がる。
「艦長、魚雷発射菅から浸水です。」と、魚雷員から通報だ。
「いかん、魚雷室は閉鎖しろ。」「急げ、上がれなくなるぞ。」「いぞぐんだ。」
「魚雷室閉鎖しました。」「ふう・・・」
なんとか間に合ったようだ。
ドイツ潜水艦3号は45度に近い角度で海底のドロに舳先が埋まっていたのだ。
「タンクブロー。」「浮上だ。」「浮上しろ。」
「ヤー。」
「カン、カン、カン。」と、圧搾空気をモーターポンプが造る。
そして、「プシューーーーッ。」と、メインタンクに入っている海水を排出する。
「ゴボゴボ、ゴボ。」と、海水が排出される。
しかし、しかしだ。
45度の傾いた潜水艦は微動だにしなかったのだ。
「なんだだ。」「メインタンクを・・・」と、叫ぶハインリッヒ艦長だ。
バルブ操作員が、「艦長、いっぱいですが・・・」
つまり、メインタンクは空気で満たされているのだ。
それでも、艦は突き刺さったままなのだ。
「くそっ、最悪だ。」「どうしよう。」と、緊急事態のマニュアルを思い出す、ハインリッヒ艦長だ。
「最悪、舳先の魚雷を爆発させれば、あるいは・・・」「いかん、危険すぎる。」
「そこまで、艦がもたないだろう。」
そのとき、英海軍のフネが居たことを思い出す・・・
「しかし、ヤツらに対処できる方法があるとは思えないんだが・・・」
「これは、事故だ、そうだ事故の救援依頼なら・・・」と、助かる方法を模索するハインリッヒ艦長だ。
そのころ・・・クリステーナ号のアクデブ・ソナー員が、「艦長、不審潜水艦が位置が特定されましたが・・・」
「どこだ。」「海底です。」
「そうか、隠れたつもりなんだな。」
すると、パッシブ・ソナー員が、「艦長、打撃音が聞こえます。」と、イヤホンを渡すフリだ。
マツモト君は片耳にイヤホンをあてる。
「カン、カン、カン、ゴツン、ゴツンゴツン、カン、カンカン。」と、打撃音が聞こえるのだ。
つまり、・・・ーーー・・・と、打音なのだ。
「これは、SOSじゃないか。」
そうなのだ、ドイツ潜水艦3号は艦尾で艦内の金属を叩いて信号を送ろうと・・・
それが、ハインリッヒ艦長が指示したSOSなのである。
英海軍へSOSはドイツとしては・・・しかし、命がかかってるのだ。
国際間の軋轢なぞ、問題外なのだ。
でないと、ドイツ潜水艦3号は隊員全員が・・・助からないからだ。
「いいか、叩き続けるんだ。」「ヤー。」
「いまは、英潜水艦に助けてもらうしかない・・・」と、決断したハインリッヒ艦長である。
これが、シナや朝鮮などの特亜三国だと、こうはならない。
仮想敵へ助けを求めるなぞ、感情的にできない民族なのだから・・・
そして、国際法も守らない、約束は破る、味方を裏切る・・・それが、特亜三国なのだ。
アクデブ・ソナー員へ、「不審潜水艦の位置を詳しく特定できるか。」と、マツモト君だ・・・
「いま、やってますが・・・方向は左舷30度で、下方45度、誤差はあるとおもいますが。」
「どのくらいの誤差だ。」「そうですね、10メートル程度かと・・・」「うむ。」
「ピンガーを2回撃てっ。」「アイアイサー。」
「ピキーーーン、ピキーーーン。」
「浮上だ。」「タンクブロー。」「潜舵上30度。」
ビンガー2回はマーガレット2号への浮上の合図だ。
やがて、マーガレット2号とクリステーナ号は海上で合流する。
こんどは、マツモト君がマーガレット2号へ組み立てランチで・・・
「どうしたんだ?」と、アラン艦長だ。
「じつは、コレコレ・シカジカ・・・」と、不審潜水艦からのSOSを伝える。
「えっ、海底に突き刺さってるのか。」と、唖然とするアラン艦長だ。
「そのようだ。」と、マツモト君が繰り返す。
「どうする、救助依頼だぞ。」
「助けないわけには・・・」
「しかし、どうやるんだよ。」と、アランが・・・
「そこなんだよ。」と、悩むマツモト君である。
「潜水艦は、たぶんヤツらのだ。」「あ、あ、ドイツ帝国だろ。」
「なんせ、オレ達以外は日本とドイツしか造れないからな。」
「で、どうするんだ。」
「潜水艦救命艇はハッチが合うかだが。」
「そうだな、いまから設計図なんて、ドイツ帝国へ言っても間に合わないだろう。」
「下手な行動は紛争を招くかもしれないからな。」と、アランがいう。
「でも、ここで助けない訳にはいかんだろう。」「そうだな。」
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