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2回目の作戦開始!
水中兵器の英軍からの協力。
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「ところで、こちらが依頼ばかりでは貴殿も不服でしょう。」「そんなことは・・・」
「ドイツ帝国が潜水艇を開発しているので、我が軍も対抗する兵器を開発しました。」と、図面を・・・
「これは、機雷ですか。」と、ぱっと見で答える少尉だ。
「さすがですね、そうです水中機雷です。」と、大尉が回答する。
「推進装置はないですが・・・追跡されたときに放出して敵船へ対抗すべく潜水艇から切り離して使う兵器です。」
「ロープで固定するだけですから、カンタンに貴国の潜航艇へ搭載できると思いますが。」と、提案するのだ。
松本少尉はドイツ海軍の情報が未知数なので、ありがたい提案を受けることとなった。
それで、早急に作戦を遂行しなければならないが・・・武器が無い潜航艇だ。
相手は軍事科学帝国のドイツだっ。
王女を助け出さねばならないし・・・ここは、英軍の水中兵器に興味も・・・ある、少尉なのだ。
「あまり、大きいと無理かも・・・」と、少尉がいう。
「いえ、ここに持ってきたますから。」と、英軍の大尉が部下に合図を送る。
その兵器は、直径が60センチほどの金属の缶だ。
「これは、ロープで潜航艇の後ろへ繋いでおくのですよ。」
「それで、いいんですよ。」と、いうのだ。
わけが、わからない少尉である。
ジョーンズ大尉が図面で説明する。
「これは、浮遊機雷の試作です。」「それを潜航艇の後ろの水中へ浮かべてロープで繋いでおくのです。」
「敵の軍艦が潜航艇の推進音を追って・・・追跡するが・・・この水中機雷へ触れて・・・ドカ~ンと沈没するという。」
「そんなに、うまくいくなか?」と、不安の少尉だが、他に手が無いから・・・
「わかりました、ぜひ。」と、答えるしかなかったのだ。
それに、ロープで潜航艇へ繋いでおくだけでOKなんて、加工しないでできそうなのだ。
「ロープは長さが100メートルほどです。」
「敵の船が近づいたら、切り離して潜航艇で曳けば・・・追跡する敵船が水中機雷へ触れれば沈没ですぞ。」と、大きなことをいうジョーンズ大尉だ。
しかし、話半分でも武器だ。
いままでは、潜行して深く潜るしかなかったんだが・・・
切り札として、使えそうだ。
問題は、本当に潜航艇へ搭載できるかだが・・・
「私がヤリましょう。」と、ジョーンズ大尉が言い出したのだ。
これは、潜航艇の秘密が・・・漏れそうだ・・・
しかし、提督とジョーンズ大尉には公開せねばならんだろう・・・
本当に姫を救出できるか・・・不安だろうから・・・
ジョーンズ大尉からのドイツ側のエージェントからの連絡で、「もう、うかうかできません。」「ドイツの我が方のスパイも危ない橋を渡ってます。」
「わかりました、では水中機雷を取りつけて、すぐに発進します。」
「それは、ぜひに・・・感謝に耐えません。」と、握手を求めるジョーンズ大尉である。
「これが、潜航艇ですか。」と、マジな顔の提督と大尉だ。
「我が軍の試作より大きいですな。」と、ボツになった潜航艇を思い出した提督だ。
ジョーンズ大尉は、早速に水中機雷を艦尾へ取り付けている。
なかなか手際がいい、まさか技官なのか、秘密が漏れそうだ・・・
「いやぁ、エンジンとモーターで、なるほど考えましたね。」と、潜航艇の秘密を見破る。
「できれば、内密に願いたいが。」と、松本君が・・・
「わかってますよ、姫を助けるためですから。」と、大尉だ。
彼が紳士であることを願う少尉だ。
「それで、このボタンを押せば水中機雷が艦尾から離れます。」
「そして、100メートルのロープで曳くことになります。」
「そして、このレバーがロープの切り離しです。」
「それで、火薬の量は?」
「まあ、普通の駆逐艦なら撃沈できるはずです。」と・・・
あまり、火薬が多いと・・・潜航艇までもが・・・被害を・・・それが、心配の少尉だ。
そこへ、英国風のメイド女性が・・・「彼女はマーガレット付のメイドです。」「姫を潜航艇へ乗せるためのメイドですので。」
なんと、メイドを乗せなければならないとは・・・
しかし、時間が・・・
仕方なく、メイドを乗せることとなる・・・のだ。
そして、メイドはオマルを持参していた。
そうなのだ、どうやら姫は幼女らしいのだ。
まさか、満州国の姫と同じ年齢を想像していた松本少尉のミスだ。
メイドに確認したところ、6歳だそうだ。
そりゃあ、潜航艇には女性用のトイレなぞ無い。
なんせ、トイレたるモノが無いのだ。
つまり、ガマンするしかないのだ。(戦闘機と同じだ。)
とても、6歳の幼女にはツライ話だ。(オナゴは尿道も短いからね。)
それで、オマル持参のメイドが必要ということなのだ。
英国側も考えてるようである。
メイドに、なるべく水分は摂らないように言いたいが・・・言えない少尉だった。
なんせ、英国のパツキンギャルに、オシッコの話なんてできない、松本くんである。
メイドは18歳の女士官なのである。
王女のメイドだ、そうなるのである。
「ブリジットです、よろしく。」と、敬礼するメイドへ・・・
「あ、あ、マツモトです。」と、答礼がやっとのヘタレだ。
ちなみに、階級は中尉だそうだ。
オレより上かよ、と再度ヘタレる少尉殿であった。
「ドイツ帝国が潜水艇を開発しているので、我が軍も対抗する兵器を開発しました。」と、図面を・・・
「これは、機雷ですか。」と、ぱっと見で答える少尉だ。
「さすがですね、そうです水中機雷です。」と、大尉が回答する。
「推進装置はないですが・・・追跡されたときに放出して敵船へ対抗すべく潜水艇から切り離して使う兵器です。」
「ロープで固定するだけですから、カンタンに貴国の潜航艇へ搭載できると思いますが。」と、提案するのだ。
松本少尉はドイツ海軍の情報が未知数なので、ありがたい提案を受けることとなった。
それで、早急に作戦を遂行しなければならないが・・・武器が無い潜航艇だ。
相手は軍事科学帝国のドイツだっ。
王女を助け出さねばならないし・・・ここは、英軍の水中兵器に興味も・・・ある、少尉なのだ。
「あまり、大きいと無理かも・・・」と、少尉がいう。
「いえ、ここに持ってきたますから。」と、英軍の大尉が部下に合図を送る。
その兵器は、直径が60センチほどの金属の缶だ。
「これは、ロープで潜航艇の後ろへ繋いでおくのですよ。」
「それで、いいんですよ。」と、いうのだ。
わけが、わからない少尉である。
ジョーンズ大尉が図面で説明する。
「これは、浮遊機雷の試作です。」「それを潜航艇の後ろの水中へ浮かべてロープで繋いでおくのです。」
「敵の軍艦が潜航艇の推進音を追って・・・追跡するが・・・この水中機雷へ触れて・・・ドカ~ンと沈没するという。」
「そんなに、うまくいくなか?」と、不安の少尉だが、他に手が無いから・・・
「わかりました、ぜひ。」と、答えるしかなかったのだ。
それに、ロープで潜航艇へ繋いでおくだけでOKなんて、加工しないでできそうなのだ。
「ロープは長さが100メートルほどです。」
「敵の船が近づいたら、切り離して潜航艇で曳けば・・・追跡する敵船が水中機雷へ触れれば沈没ですぞ。」と、大きなことをいうジョーンズ大尉だ。
しかし、話半分でも武器だ。
いままでは、潜行して深く潜るしかなかったんだが・・・
切り札として、使えそうだ。
問題は、本当に潜航艇へ搭載できるかだが・・・
「私がヤリましょう。」と、ジョーンズ大尉が言い出したのだ。
これは、潜航艇の秘密が・・・漏れそうだ・・・
しかし、提督とジョーンズ大尉には公開せねばならんだろう・・・
本当に姫を救出できるか・・・不安だろうから・・・
ジョーンズ大尉からのドイツ側のエージェントからの連絡で、「もう、うかうかできません。」「ドイツの我が方のスパイも危ない橋を渡ってます。」
「わかりました、では水中機雷を取りつけて、すぐに発進します。」
「それは、ぜひに・・・感謝に耐えません。」と、握手を求めるジョーンズ大尉である。
「これが、潜航艇ですか。」と、マジな顔の提督と大尉だ。
「我が軍の試作より大きいですな。」と、ボツになった潜航艇を思い出した提督だ。
ジョーンズ大尉は、早速に水中機雷を艦尾へ取り付けている。
なかなか手際がいい、まさか技官なのか、秘密が漏れそうだ・・・
「いやぁ、エンジンとモーターで、なるほど考えましたね。」と、潜航艇の秘密を見破る。
「できれば、内密に願いたいが。」と、松本君が・・・
「わかってますよ、姫を助けるためですから。」と、大尉だ。
彼が紳士であることを願う少尉だ。
「それで、このボタンを押せば水中機雷が艦尾から離れます。」
「そして、100メートルのロープで曳くことになります。」
「そして、このレバーがロープの切り離しです。」
「それで、火薬の量は?」
「まあ、普通の駆逐艦なら撃沈できるはずです。」と・・・
あまり、火薬が多いと・・・潜航艇までもが・・・被害を・・・それが、心配の少尉だ。
そこへ、英国風のメイド女性が・・・「彼女はマーガレット付のメイドです。」「姫を潜航艇へ乗せるためのメイドですので。」
なんと、メイドを乗せなければならないとは・・・
しかし、時間が・・・
仕方なく、メイドを乗せることとなる・・・のだ。
そして、メイドはオマルを持参していた。
そうなのだ、どうやら姫は幼女らしいのだ。
まさか、満州国の姫と同じ年齢を想像していた松本少尉のミスだ。
メイドに確認したところ、6歳だそうだ。
そりゃあ、潜航艇には女性用のトイレなぞ無い。
なんせ、トイレたるモノが無いのだ。
つまり、ガマンするしかないのだ。(戦闘機と同じだ。)
とても、6歳の幼女にはツライ話だ。(オナゴは尿道も短いからね。)
それで、オマル持参のメイドが必要ということなのだ。
英国側も考えてるようである。
メイドに、なるべく水分は摂らないように言いたいが・・・言えない少尉だった。
なんせ、英国のパツキンギャルに、オシッコの話なんてできない、松本くんである。
メイドは18歳の女士官なのである。
王女のメイドだ、そうなるのである。
「ブリジットです、よろしく。」と、敬礼するメイドへ・・・
「あ、あ、マツモトです。」と、答礼がやっとのヘタレだ。
ちなみに、階級は中尉だそうだ。
オレより上かよ、と再度ヘタレる少尉殿であった。
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