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36番の魔女妻。
おまえは、36番の魔女妻だ。
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「そうか、では36番だな。」 チンポ模型を考案した魔女に答えた。 「35人も魔女妻がいたのね。」 「あ、あ、それで、1番の魔女妻の指示を聞くことだ。」 「そう、ええ、知ってるわ。」 どうやら、1番の魔女は魔女の中では有名らしい。 魔女の世界には、現在2万人の魔女が居た。 全員が処女だが、全員にイレマンしたわけではない。 魔女の1番が采配した処女をいただいたのだ。 そう、魔女の世界は魔女の1番が支配しているのである。 リカ子が、この異世界の1番妻なのと同じだ。 基本、ナオンは序列だ。 相手を観て、下か上か序列を決めるのだ。 それが、ナオンの嵯峨である。 序列で成り立つナオンの世界なのだ。 それで、序列にはオレは立ち入らないのだ。 波風は立てないオレなのだ。 それで、リカ子、番台、市松、と3番までは知ってるオレだ。 そして、魔女は1番魔女だけだ。 35人も番付き魔女を造っていたなんてしらなかった・・・ (実は、1番の魔女が勝手にきめていたりするのだ。) 「あたいは、36番でもいいわ。」 と魔女がいう。 でないと、1番の魔女からの仕返しが怖い。 それは、オレには言えない36番だ。 まあ、1番の魔女は魔力が1番だからなのだが・・・ そして、オレは魔女の世界には口を出さない。 余程のことがなければだが・・ オナゴの世界に口を出して、酷い目に・・という、空気を読むオレなのだ。 そういえば、1番の魔女とも、ご無沙汰だな。 あったのは、イレマンしたのは・・いつだったかな・・・ あんて懐かしいことを考えていた。 それが、間違いだった。 1番の魔女からの攻撃が・・・ 今から思うと、知らないオレに、未来から教えて欲しかったが。 「あんた、いたのね。」 と1番の魔女だ。 「あ、あ、元気か?」 「え、え、まあ。」 と言いながら36番の魔女を観る。 「今度、36番になりました、よろしく・・」 「あ、あ、そうらしいわね。」 なんか? 空気が・・・ 雰囲気が・・・ いきなり、1番の魔女が杖を振る。 「ぎゃ、あ、あ、あ、あ・・・」 なんと、36番の魔女の首が飛んだ。 血しぶきを上げて、宙に舞う36番の首。 「えっ、・・・」 なんも言葉が出ない。 地面に転がる36番の首だ。 そして、首無しの36番の胴が倒れた。 オレは土下座だ。 ひたすら土下座を・・・「すまない、オレが悪かった。」 「イヤよ、許さないわ。」 なにも言っても、いまは時間が欲しい。 オレは36番の首を持って、自身の世界に移動した。 1番がなんか言う前にだ。 おのチンポ模型は惜しい。 それを。作り出した36番の魔女も失いたくはない。 数時間なら、首だけだが・・ なんとか復元できないものか。 オレの都市の高度医療部門、(傷ついた人造人間の復元や治療の場所。)に首を持っていく。 数時間なら、腐る前なら、なんとかできるかもしれない。 「無理ですわ。」 「そう、胴体はありますの。」 と治療の女医が冷たい返事だ。 「細胞育成で、なんとか培養して、復元してくれ。」と懇願する。 そこに、リカ子と番台だ。 「えっ、どうしたの?」 「いや、1番の魔女が・・」 「あ、あ、あんたが1番に話を通さないからよ。」 「いいわ、あたいが復元するわ。」 とリカ姉だ。 「できるのか?」とオレだ。 「あたいを、誰だと思ってんの?」 「リカ姉と・・・」 「まあ、いいわ、首をよこしなさい。」 オレから魔女の首を取り上げた。 そして・・・・・
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