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消毒車両の開発。

不衛生なシナ軍を駆逐するために。

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 「これが、戦場の消毒をする機械ですか。」と、軍医が聞く。
「うむ、シナが不衛生の極みだからな。」と、開発主任がいう。
 「内地なら、ここまでしなくてもいいんだが。」
「しかし、戦場で押して歩くんですか。」
 「あ、あ、もちろん勝ってシナ兵を皆殺しにしたあとだぞ。」
「そうですね、やつらシナ兵はウジ虫以下ですからな。」
 「チャンコロ兵なぞ、殲滅じゃ。」「そうですね。」
「世界の害悪シナ兵だ。」
 「やつらは、シナの民間人を皆殺しにするからな。」
「シナ人にとり、一番怖いのはシナ兵だからな。」
 「我が皇軍はシナの民間人は攻撃しないからな。」
「我が皇軍が占領したところは、シナの民間人が増えるからな。」
 「我が皇軍は民間人から物資の略奪なんて、やらないから。」
「人間の本質がシナ人とは月とスッポンなのだ。」
 「シナ兵の野蛮人どもを根絶やしにしてくれる。」
好き放題いう軍医だ。

 しかし、消毒車は戦かった後にしか使えない。
それでは、効果が薄かったのだ。
 なぜなら、兵たちは戦場でケガを負ったときには・・・すでに、感染してるからだ。
「シナ兵が感染源なんだな。」と、シナ兵が原因だと突き止めるのだが・・・
すでに、お寿司だ。
 こうして、日清戦争は戦いには勝ったんだが・・・感染症には負けた日本軍だったのだ。

 戦死者より、疫病で亡くなる兵隊が多かった日清戦争の反省が・・・
しかし、日露戦争が秒速で迫ってきていたのだ。
 覇権主義のロシア人の国、ロシア帝国だ。
ロシアの南下政策で一触即発の日露関係だった。
 それで、なんとか前回の反省から疫病対策が検討されるのだった。
軍務庁(軍隊総務係)で、軍医と兵器工廠の技師らの会合がもたれたのだ。
 「しかし、我が軍が疫病に犯されないためには・・・なんか、よい方法は無いものかと?」
「うむ、消毒薬を前線に撒いてはどうだ。」と、開発主任だ。
 「さすれば、少しは感染しないぞ。」
「しかし、膨大な消毒薬が・・・」と、軍医が憂う。
 「オレに、良い考えがあるんだ。」
「塩素水だよ。」と、開発主任がいう。
 「しかし、前線へ撒くとなると、膨大な量が?」
「塩素水は海水から造ることができるぞ。」
 「海水なら、いくらでもあるぞ。」
「海水を電気分解すれば、塩素が出るぞ。」
 「それを、真水へ溶かせば、塩素水のできあがりだ。」
「これを、見てくれ。」
 と、開発主任が消毒戦車なる兵器の設計図を開示する。
後部に海水タンクがあり、エンジンで発電して海水を電気分解して・・・
 そして、砲身から塩素水を噴霧するのだ。

 数ヶ月後、数両の消毒戦車なる兵器が日本軍の最前線へ投入されたのだ。
兵隊を畑から獲れるロシア軍と、兵を数年かけて教育する日本軍との差が・・・
 「我が皇軍兵を絶対に疫病で死亡させてはならない。」
「我が皇軍兵1名の命は、ロシア兵1万に等しい。」
 「我が皇軍兵の命は地球に等しいのだ。」
我が、妄想ラノベは嘘も多いから・・・
 しかし、本当の話もあるのだ。
それは、シナ人や半島の朝鮮人、そしてロシア人が糞以下だということだ。
 世界の害悪、シナ人なのだ。
シナ人やロシア、朝鮮人が世界平和を乱す害悪なのである。
 なぜ、日本が特亜三国とロシアの隣国なのか?
それは、世界の害悪を堰き止めるには、日本人しか無理だからである。
 
 
 

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