B29を撃墜する方法。

ゆみすけ

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空母が押し寄せるキール軍港。

計、12隻の空母。

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 さて、4隻の日本海軍、空母艦隊はポーツマスを抜錨してドイツを目指した。 まあ、ドーバー海峡は狭いから、半日だ。 船は時間がそれなりにかかるからである。 「おお、あれが米軍かよ。」と、米軍の空母艦隊に唖然とする日本軍である。 こちらは、4隻。 米軍は8隻だ。 それも、米軍は2隻が繋げてあるから、さらにデカイのだ。 そして、グレートイーグルが・・・ 「なんとも、はや・・・」と、絶句しかない日本軍人らであった。 そうなのだ、戦争なんて気が、全く起こらないのだ。 まさに、米国の国力の象徴なのである。 しかし、しかしだ。 日本はショボイながらも、4隻の空母だ。 ドイツは??? ドイツは海軍はショボイのだ。 地政学でいう大陸国家である。 つまり、陸軍国だ。 海軍は得意ではないのだ。 それで、海の中からの潜水艦を海軍で・・・となったのだ。 軍艦同士では、英米に勝てない。 そして、空母は1隻も接岸できなかったのだ。 軍港の水深が浅いからである。 そして、内火艇(ポンポン船)での往復となる。 なんとも、情けない軍港であるのだ。 まあ、軍港の浚渫(海底の土砂を取りのぞく。)は短期では無理である。 何年もかかるのだ。 まあ、海洋国家との差であるから、いたしかたはないのだ。 しかし、しかしだ。 ドイツにはツェツペルンという大看板があるのだ。 5隻の空に浮かぶ巨大なクジラだ。 旧型も加えると8隻である。 米空母と同数である。 それで、ドイツのメンツは、なんとかなったのであるのである。(長い、言い訳だ。) なんせ、模擬空戦は国家の威信を見せびらかす場でもあるからだ。 それが、互いに抑止力となっているのだ。 日本国民も米国の国力を知っていたら、朝日新聞などに、あおられて戦争ムードにはならなかったのだ。 山本五十六も、「半年くらいなら、いかようにも暴れまくります。」と、言ってるのだ。 そう、半年である。 ミッドウエーまでは、もった日本海軍である。 最後はタコ殴りに・・・ そして、日本海軍の4隻分の長い滑走路から、日本の爆撃機が5機、問題なく飛び立って、ベルリン飛行場を目指した。 さあ、今度は米軍の番だが・・・ ここで、大問題が・・・ なんせ、2隻の空母に2機の爆撃機だ。 飛行甲板が足りない。 「くそっ、どうして気が付かなかったんだ。」と、悔しがるが、すでにお寿司である。 「仕方がないが、フランス大会の時と同じにしょうか。」との解答である。 つまり、分解して、陸揚げして、組み立てるのだ。 「まあ、ここは、ドイツだ。」「そうだな、国民は観てないからね。」と納得の米軍である。 グレートイーグルは分解を考えて設計してあるのだ。 さすが、危機管理のすぐれたクニである。 英国はドーバーを渡るだけだから、素知らぬ顔だ。 こうして、参加国がそろったのである。 初顔のソ連もだ。 もちろん、ヘタレのイタリーも、フランスもである。 
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