B29を撃墜する方法。

ゆみすけ

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日本軍VS日本製機器。

なんで、効果がないんだ?

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 「周回に入ります。」と管制塔へ。「管制塔了解だ。」 「健闘を祈る。」 「では、後ほど。」 「隊長、オレから、行かせてください。」と、1番機がせっつく。 「まて、まて、あわてるな、ここは作戦どうりいくぞ。」 「了解です。」 「では、編隊を横イチにだ。」 「了解。」 日本軍の戦闘機が横一列の編隊を組んだ。 米軍の5番機の尾部銃座から、「機長、ヤツら編隊を・・」「あ、あ、電波探信儀に出てる。」 「どうしやす。」 「そうだな、これでは何番機からくるかわからんな。」 「でも、真ん中の胴体に白い帯のヤツが隊長機ですから。」 「うむ。」 「おそらく、端から来るんじゃないですか。」 「そうだが、わかった、そろそろ機器のスイッチを入れてくれ。」 「では、妨害電波発射します。」 ・・・ 「いいか、端からロケット発射だ。」 「距離は400だから、300になったら行くぞ。」 「おう。」 そして戦闘機隊はスロットを上げた。 後部の偵察員が、「隊長、米軍から不審な電波が?」 「なに?」 「では、電圧をあげろ。」 「あげると、ヤツらも上げるんです。」 「なんだと・・」 「ヤツら、オレ達の電波を把握してるのか!」 偵察員が、「らしいです。」 「ううむ、信じられん。」 「なら、5番機、ロケットを撃ってみろ。」 「了解です、テーッ。」 5番機から噴煙がでて、ロケットが・・・・ 「いかん、墜ちてくぞ。」 ロケットはクネクネ動いて地上へ・・・ 「どうして、ヤツらが、オレ達の電波を把握してるんだ。」と、茫然とする隊長である。 ふと、隊長は思い出した。 技師のひとりが緊急ボタンの話をしたいたのを・・・ 「もしも、だ。」 「うむ。」 「相手が電波兵器で妨害してきたら、ロケット誘導を切り、ロケットの自動飛行へ切り替えるんだ。」 「さすれば、ある程度はロケットは目標に向かって飛ぶことができるのだ。」 「しかし、欠点はあるぞ。」 「どんな?」 「それは、音に向かって飛ぶんだ、つまりエンジン音だ。」 「うむ。」 「それで、発射して0,3秒は装置が動かないんだ。」 「どうして?」 「なぜなら、発射した戦闘機の音を拾うかもしれんからな。」 「それは、困るな。」 「それで、ロケットの飛行距離のギリで発射すればいいんだ。」 「すると、500かな。」 「そうだな、ギリだが。」・・・ そうだ、ここは
音声誘導で。 「距離を取るぞ。」 「いいんですか?」 「機銃は?」 「距離は500ギリだ。」・・・「機長。」 「なんだ。」 「日本のヤツら離れましたぜ。」 「そうか、この機器は効果絶大だな。」 「機長、4周目に入ります。」 「うむ、このまま逃げ切れるかな。」と、楽観視する米軍機長だ。 「では、2発目をいくぞ。」と、5番機が残りの1発を発射した。 「ヤツら、撃ちやしたぜ。」と、尾部機銃員が・・・・・・
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