B29を撃墜する方法。

ゆみすけ

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やっと、撃墜判定を取ったぞ。

英軍戦闘機が1隻を撃沈できたぞ。

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 「いいか、入れ替える暇を与えるな。」と英軍隊長機がスロット全開でツッペルン5番艦へ迫る。 ここで、入れ替えられたら英軍は積みだ。 5隻のツェツペルンが爆撃すれば満点はまちがいないだろう。 1隻でも沈めておかねば英軍の勝利は無いのだ。 さかんに、金属片と花火を撒きちらして英軍戦闘機を避ける5番艦のツェツペルンだ。 もう、こうなれば作戦なぞ無い、押し切ったモン勝ちである。 「全機、突撃だ。」と英軍機の隊長が叫ぶ。 2発のロケットが英軍から発射される。 そして、時間差で1発が・・・ 2発はツェツペルンの尾翼へ・・ しかし、うまく躱されたのである。 空しく燃料が尽きて、地上へ落下するロケット2発だ。 しかし、しかしだ。 時間差の1発が、ツェツペルンの水平尾翼に塗料を塗りたくったのだ。 だんだん、ツェツペルンの5番艦は速度が遅くなり、やがて停止した。 つまり、大会本部からの撃墜判定が出たので離脱を余儀なくされたのだ。 「やったぞ、やっと1隻。」と感無量の英軍隊長機だ。 かりにも、ロイヤル飛行隊(英国王室)の精鋭が5機である。 世界一といってもいいくらいなのだ。 それが、やっと1隻のツェツペルンを航行不能にできたのだ。 いかに、ツェツペルンが難航不落なのかである。 ロケットを全弾撃ち尽くしたので、英軍戦闘機は着陸する。 しかし、1隻のツェツペルンを航行不能にした功績は大きいのである。 やがて、4隻のツェツペルンが爆弾を投下して、後半戦は終了したのである。 もちろん、英軍の勝利である。 前半戦がドローなのだ、後半戦は英軍の勝利であるからだ。 「苦しい戦いだった。」と英軍隊長が振り返る。 5隻のツェツペルンはドイツ本国を目指して帰還したいった。 さすがに、5隻ともなると、係留するところもないからである。 戦艦大和が5隻、飛行場を占領してれば狭いのと同じである。 そして、今回の勝敗には、さすがにドイツ帝国も・・・ 一言も、文句はいわなかったのだ。 赤い塗料をべったり尾翼に・・・ さすがに、ドイツ野郎も文句が言えなかったのである。 英国大会であるから、英国の勝利は大会に華を添えたのである。 しかし、ツェツペルンが、あそこまで戦力となるとは・・・ (ツェツペルンの浮遊ガスは空想のモノだからね、これはラノベだ、嘘も多いのだ。) 米軍のグレートイーグルも威圧感がハンパないが、ツェツペルンの威圧感には負けるのである。 ドイツは、さらにデカイやつを建造するであろう・・・ なんせ、次はドイツ大会との話も出ているのだ。 うかうか、してられんぞ。と気合を入れる英軍の技官であった。 「今回は、日本の機器の予備回路に助けられました。」と、素直によろこぶ英軍技官である。 英軍は日本人技師を招いて祝勝会を開いたのである。 英国大会で、ドイツに負けてはメンツ丸つぶれである。 それが、きわどいところで助かったのだ。 ドイツの機器が煙がでて使えなくなったが、英軍の日本製は予備回路が働いて、稼働できたのである。 日本製はパルス信号と予備回路で、勝利を英軍へもたらしたのである。 まさに、勝利の女神の日本製機器であったのだ。 
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